天竜浜名湖線
天竜川を渡る天竜浜名湖線(2023年4月)
概要
起終点起点:掛川駅
終点:新所原駅
駅数39駅
ウェブサイトhttps://www.tenhama.co.jp/
路線図
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停車場・施設・接続路線
凡例
JR東海:東海道新幹線
0.0掛川駅
1.3掛川市役所前駅
1.8西掛川駅
4.0桜木駅
5.5いこいの広場駅
6.0細谷駅
7.9原谷駅
9.4原田駅
12.0戸綿駅
静鉄:秋葉線
12.8遠州森駅
13.6森町病院前駅
14.7円田駅
16.4遠江一宮駅
19.9敷地駅
23.0豊岡駅
24.4上野部駅
26.2天竜二俣駅
26.8二俣本町駅
28.5西鹿島駅
30.3岩水寺駅
32.3宮口駅
36.2フルーツパーク駅
37.7都田駅
39.1常葉大学前駅
遠鉄:奥山線
41.9金指駅
43.5岡地駅
44.8気賀駅
47.7西気賀駅
49.4寸座駅
50.7浜名湖佐久米駅
51.9東都筑駅
53.3都筑駅
55.6三ヶ日駅
56.8奥浜名湖駅
58.1尾奈駅
62.9知波田駅
65.0大森駅
66.7アスモ前駅
67.7新所原駅
天竜浜名湖線(てんりゅうはまなこせん)は、静岡県遠州地方で掛川市の掛川駅から浜松市天竜区の天竜二俣駅を経て湖西市の新所原駅に至る、天竜浜名湖鉄道が運営する鉄道路線。略称は天浜線(てんはません)[3]。旧国鉄の特定地方交通線であった二俣線を引き継いだ路線[4]。
東海旅客鉄道(JR東海)の東海道本線から分岐して内陸部に入り、浜名湖の北岸を巡って再び東海道本線に合流している。これは浜名湖橋梁が不通になった場合に備える東海道本線のバイパス路線として、旧日本陸軍の要請で建設されたためである[5][6]。また途中にある西鹿島駅は遠州鉄道鉄道線との乗換駅となっている[7]。
全線非電化[8]で旅客営業を行う鉄道路線としては静岡県内で唯一である[注釈 1]。
国鉄二俣線時代は、新所原駅から分岐した跨線橋を経由して、東海道本線に直通し、県境を跨ぎ豊橋駅まで乗り入れていたが、1987年(昭和62年)の第三セクター鉄道転換時に直通運転が廃止された。現在も、二俣線時代のホームが豊橋駅に存在し、主に回送列車等の待機場として使われているが、ホームの出入り口は封鎖されている。貨物列車等では、C58形などの蒸気機関車が1974年(昭和49年)まで運行し、豊橋駅に乗り入れていた。 定期列車は全て各駅に停車する普通列車で、ワンマン運転が行われている。単線かつローカル線であるために、完全な等間隔運行ではないが、昼間はほぼ1時間に1本の割合で列車が運行されている。全線を通して運転される列車のほか、天竜二俣駅発着列車、朝夕には掛川駅 - 遠州森駅間、掛川駅 - 西鹿島駅間、天竜二俣駅 - 宮口駅間、金指駅 - 新所原駅間、夜間には掛川駅発金指駅および西鹿島駅発天竜二俣駅行きの区間運転列車が設定されている。
路線データ
管轄(事業種別):天竜浜名湖鉄道(第一種鉄道事業者)
路線距離(営業キロ):67.7km[8]
軌間:1067mm
駅数:39駅(起終点駅含む)[9]
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:なし(全線非電化)
閉塞方式:特殊自動閉塞(軌道回路検知式)
保安装置:ATS-ST
最高速度:80km/h[1][2]
IC乗車カード対応区間:なし
運行形態