天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会
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この項目では、全国都道府県対抗男子駅伝競走大会一般について説明しています。

全国都道府県対抗男子駅伝競走大会の主な記録については「全国都道府県対抗男子駅伝競走大会の記録一覧」をご覧ください。

天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会
開催地広島県
開催時期毎年1月の第3また第4日曜日
種類ロードレース(英語版)
距離48km
最高記録2時間17分00秒(長野、2024年)
創立1996年平成8年)
受益者日本陸上競技連盟
公式サイトひろしま男子駅伝
プロジェクト:スポーツテンプレート

天皇盃 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(てんのうはい ぜんこくとどうふけんたいこうだんしえきでんきょうそうたいかい)は、毎年1月の第3日曜日(正月3が日に日曜日が重なった場合は1月の第4日曜日)に広島県広島市?廿日市市で開催される男子の駅伝大会。略称は「全国男子駅伝」、愛称は「ひろしま男子駅伝」。日本陸上競技連盟主催。
概要.mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}}2007年第7区・新己斐橋平和大通り2007年第7区・新己斐橋(平和大通り)

京都新聞社主催による全国都道府県対抗女子駅伝競走大会1992年平成4年)の第10回大会を終えた際に、青木半治日本陸連会長が、「男子でも同様の大会をできないだろうか」と帖佐寛章陸連副会長に検討を指示[1]。男子はロードレース、駅伝過多で充電期間が少なく、新たに全国大会が増えれば強化育成に問題をきたすことから、既成の大会を中止して新大会を誕生させるという方法が取られることになった[1]。ここで候補に挙がったのが中国駅伝で、同大会は駅伝のメッカである広島県で開催される大会で[1]箱根駅伝に次いで日本で2番目に古い駅伝であったが[1]、主催の中国新聞社、広島陸協は、苦渋、苦難の選択により要請を受け入れた[1]1931年昭和6年)以来、62回続いた中国駅伝を中止したため、非難の声も渦巻いた[1]。こうして1996年(平成8年)に改革駅伝として「全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」がスタート[1]NHKも加わり[注 1]、地元広島放送局を制作局として、放送業務を担うこととした。

広島市中区平和記念公園前にスタート・フィニッシュ地点を設定。スターターを広島県知事が務めている。コースは女子大会と若干違っていて、女子大会の半数に当たる公道(平和大通り宮島街道・宮島口・駅前・城南・中広)を往復。廿日市市(旧・大野町)のJR前空駅東側を折り返し点として、総距離48kmを7人でつないでいく。

女子大会と2週連続で開催されるように日程を設定。例年は、本大会の翌週に大阪国際女子マラソン、翌々週に別府大分毎日マラソンと、4週連続で日曜日に大きなロードレース大会が実施されている。2021年(令和3年)にも1月24日に2020年度(第26回)大会の開催を予定していたが、前年(2020年)の大会直後から日本国内で新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が流行している影響で、女子大会と共に中止された[2]。2022年には、COVID-19感染の再拡大を背景に広島県がまん延防止等重点措置を適用したことを受けて、1月23日に予定されていた男子大会のみ中止[3][注 2]

本大会の優勝チーム(県)には天皇盃(2010年以降)が賜與される他、駐日チェコ共和国大使杯(2023年以降)、中国新聞優勝旗、日本陸連会長杯、NHK杯、文部科学大臣杯が授与される。

最多優勝は、長野県の10回である。
大会運営について
名称
天皇盃 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会
趣旨
47都道府県の参加を得て、日本男子陸上競技の中・長距離選手の強化育成と競技の普及を目的とする
主催
公益財団法人日本陸上競技連盟
共催
中国新聞社NHK
主管
一般財団法人広島陸上競技協会
後援
スポーツ庁・広島県・広島市・廿日市市・公益財団法人広島県スポーツ協会・公益財団法人広島市スポーツ協会・広島市学区体育団体連合会・広島県教育委員会広島市教育委員会・廿日市市教育委員会・公益財団法人久保スポーツ振興基金・中国放送(RCC)
特別協賛
大創産業(2015年から)
協賛
青山商事(『洋服の青山』名義、2024年から)
特別協力
ミズノ(2018年まで)デサント(2019年から)
協力
シチズン時計マツダ中国電力フジタコカ・コーラボトラーズジャパン
備考

民放のRCCが後援に入っているのは、前身の「中国駅伝」の名残である。なお、「中国駅伝」時代はテレビ・ラジオ(いずれも広島ローカル)の双方で放送していたが、本大会における自社中継はラジオのみである。

RCCのラジオ中継は2009年までは「
ロームスポーツスペシャル」として放送してきたが、ロームが大会筆頭スポンサーから撤退した2010年 - 2014年は冠スポンサーなし(2010年はアダプトゲン製薬が1回限りながら提供、2011年からはジャパネットたかたが、2012年からは大会公式車両提供社のマツダが、また同年に「1本満足バー」が提供に参加)。2015年から広島県に本社を置く100円ショップ最大手の大創産業(ダイソー)が冠スポンサー(ダイソースポーツスペシャル)を担当。

テレビはNHK総合テレビが、ラジオはRCCがJRN系列(一部非加盟局でも放送…後述)で全国放送を担当。

NHKでテレビ中継される他の駅伝中継がラジオでもサイマル放送されているのに対し、ここではNHKで放送されるのはテレビのみであるため、民放ラジオで全国ネットで放送される措置を取っている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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