天津飯_(ドラゴンボール)
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天津飯
てんしんはん
Tenshinhan
ドラゴンボールのキャラクター
登場(最初)其之百十三「第22回天下一武道会」
ドラゴンボール・第82話「あばれ怪獣イノシカチョウ」
作者鳥山明
声優#キャスト を参照
プロフィール
愛称天、天さん
性別男
種類地球人(三つ目人の末裔)
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天津飯(テンシンハン)は、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』および、それを原作とするアニメなどの派生作品に登場する架空の人物。

英語圏での名前はTien Shinhan(ティエン・シンハン)。

初登場は原作では其之百十三「第22回天下一武道会」、アニメでは『ドラゴンボール』第82話「あばれ怪獣イノシカチョウ」。
キャラクター概要

エイジ733生まれ。身長187cm、体重75kg[1][2]。趣味は鍛錬[1]餃子と2人でのバレーボール[2]。好きな食べ物はギョウザシューマイ。好きな乗り物はリャマダチョウ[2]。嫌いな物は軟弱なヤツ[1]

悟空の師匠・亀仙人のライバルである鶴仙人の弟子。兄弟弟子の餃子(チャオズ)とは、実の兄弟のような深い絆で結ばれている。鶴仙人の弟・桃白白(タオパイパイ)のような殺し屋を目指していたが、第22回天下一武道会の際に鶴仙流の教え方は間違っていると気付き、餃子と共に師の元を離れる。孫悟空に勝利した数少ない人物だが、その後追い抜かれ、以後は再び超えることを目標とし修行に励んでいる。

三つの目を持つのが特徴。4人に分身したり腕が4本になったりと、主要人物の中でも技のレパートリーが豊富。模倣も上手く、一度見ただけでコピーも可能で、禁断の技「気功砲」を特に得意とする。

凄まじい戦闘能力のインフレーションが続いた本作にあって、初期に登場したキャラクターの中で唯一最終盤まで戦闘で活躍する場面が存在した。

ナメック星編の時期に行われた鳥山明の漫画全般を対象にしたキャラクター人気投票では第11位にランクインしている[3]
三つ目人

原作・アニメ共に劇中では言及されていないが、天津飯は、背中から腕を生やしたり、残像ではない実体のある4人の人間に分身したりと、地球人とは思えないような術を修行で体得しているが、これは彼が、遥か昔に地球に移住してきた宇宙人の子孫「三つ目人」という種族の末裔であり、先祖帰りした特異体質者であるため、と書籍『DRAGON BALL大全集』にて解説されている[4][5][6]
名前

名前の由来は中華料理の天津飯であり、鳥山は強くクールなヤツなのによく知っている中華料理という、バカバカしさからつけたと語る[7]。「天津飯」とほとんどの者からそのまま呼び捨てされているが、クリリンは「天津飯さん」とさん付け、餃子は登場当初は「天」、後に「天さん」と呼ぶ。また、悟空もキングキャッスルでのピッコロ大魔王との決戦時など稀にそう呼んでいる。また、天下一武道会のアナウンサーは「天選手」と呼んでいる。
性格・人物

一人称は「オレ」。登場当初は、鶴仙人の教育を受けたことから態度が険悪で非道も辞さなかったが、基本的に生真面目な性格。義にも篤く、自分を導いてくれた亀仙人と弟弟子の餃子の無念を晴らすため、命を捨てる覚悟で後述の魔封波修得に臨み、袂を分かった後も鶴仙人や桃白白も気遣った。

亀仙人とは直接の師弟関係ではなく、表向きは双方師弟関係を否定しているが、実際は自分を導いてくれた恩から事実上の師弟関係を築いていて、亀仙人も自身の弟子である悟空、クリリン、ヤムチャと同様の接し方をしている。そのため亀仙人を「武天老師様」と呼んでいる。

自分たちの命を奪った一味であるベジータのことを嫌っているところもあるが[注 1]、実力やプライドの高さは認めている[注 2]。同じように敵対していたピッコロについては界王の下での修行の頃にはある程度態度を軟化させており、神様との融合後は共に行動する機会が増えた。また、その頃からピッコロには敬語を使うなど、敬意を払っている。

セルとの戦いが終わった後は、トランクスに対して未来に戻ってからの戦いについて励ましており[9]、アニメでは父親を亡くした悟飯に対しても、「母親を大切にな」と思いやりと激励の言葉を伝え[10]、年長者として若い戦士たちを気遣う姿が描かれている。

第22回天下一武道会以降は、「ワイルドさ」を理由に金髪ランチに惚れられているが、性格的に女性にあまり関心がない様子。アニメでは青髪ランチも好意を抱いている様子が描かれたほか、天津飯自身もランチの好意に対し照れる描写があり、好意を持たれていることに関しては、まんざらでもない様子であった(なお、ランチとのエピソードは後述参照)。
年表

エイジ733 - 誕生。

幼少期より鶴仙人の元に弟子入り。鶴仙人と桃白白による稽古で達人へと成長する。

エイジ753(20歳) - 第22回天下一武道会に参加。悟空たちを嘲笑し、逆にヤムチャから挑発されるなど険悪な関係になる。一回戦第一試合ですでに気絶しているヤムチャの左足を跳び蹴りで骨折させる。その後、自分を心配してくれた亀仙人の言葉や悟空の強さに触れ、悟空を殺せと急かす鶴仙人に「オレはもう殺し屋になりたくない」と訴え、葛藤の末に鶴仙流を裏切る。決勝戦では死力を尽くす激闘の末、両者場外となるが運に味方されて間一髪の差で勝利、優勝する。試合後、ヤムチャには「ひどいことをしてしまった」と謝罪し、ヤムチャも謝罪を受け入れたことで和解する。

武道会の後、亀仙人たちと行動を共にする。現れたピッコロ大魔王を封印すべく、魔封波を修得。しかし、ピッコロを封じるための電子ジャーが度重なる練習で割れ、技を使用することはできなかった(アニメではピッコロに魔封波を使うも、ピッコロを庇った手下のドラムに仕掛けてしまい、さらにドラムが封印される直前でピッコロに電子ジャーを破壊されている)。

エイジ756(23歳) - 第23回天下一武道会に出場。一回戦で、サイボーグとなり天津飯たちの始末に来た桃白白と再会。餃子を瀕死の状態に追い込み、卑劣な手を使う桃白白に憤りを覚え、スーパーどどん波を気合でかき消すなど格の違いを見せつける形で破るが、彼の腕に仕込んだ刃が胸を切り裂き、これ以後その時の傷が残る。準決勝では悟空と激闘の末場外負けで敗れベスト4で終わる。そして勝った悟空を称えた。

エイジ762(29歳) -
サイヤ人襲来に備え、神様の元で修行を開始する。

エイジ762 11月3日 - ベジータ、ナッパとの戦いに参加。尖兵である栽培マンを難なく倒すも、続くナッパとの戦いにて左腕を切断され、自爆した餃子の仇を討とうとしたが、死亡。以降、界王星でヤムチャや餃子、ピッコロと共に修行をする(ナッパに切られた左腕は再生していた)。界王への入門時のダジャレテストは、性格上ピッコロ共々手こずった模様(アニメではヤムチャから、彼が初期にピラフ城で放ったシャレを教わって合格した)。

エイジ763 9月10日(30歳) - ナメック星ドラゴンボールで餃子と共に生き返る。

エイジ764(31歳) - フリーザの地球襲来時、餃子と共に駆けつける。その後、3年後の人造人間との戦いに備えて餃子と共に修行を開始。

エイジ767(34歳) - 人造人間やセルと戦う。一度は人造人間17号に敗北するが、その後出現したセルの追跡に加わる。ピッコロと人造人間、セルとの戦いでは最初カメハウスに待機していたが、ピッコロの加勢のために向かう。ピッコロ、16号を倒して17号を吸収したセルに死を覚悟しながらも新気功砲で足止めした。アニメ版では悟飯とセルの最後のかめはめ波対決の際に、自身の武道家の誇りと、自分を武道家に変えるきっかけを作ってくれた悟空の遺児である悟飯の力になるために、悟飯に加勢した。この戦いが終結した際「多分みんなにはもう会うことが無いと思う」と宣言した。

エイジ774(41歳) - 悟飯とデンデのピンチに登場。ブウの蹴りをくらって気絶するが、アニメではデンデによって回復する。その後魔人ブウにより地球が破壊されたため死亡するも、ナメック星のドラゴンボールで復活。アニメでは餃子と共に修行して溜めた気を悟空に送る場面が描かれた[注 3]

劇場版への登場


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