天津飯
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この項目では、中華料理について説明しています。鳥山明原作の漫画『ドラゴンボール』のキャラクターについては「天津飯 (ドラゴンボール)」をご覧ください。
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出典検索?: "天津飯" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年3月)
銀座の天津飯(グリーンピースが飾られている)

天津飯(てんしんはん)は、かに玉(芙蓉蛋)を米飯に載せ、とろみのあるタレ)をかけた日本発祥の中華料理。天津丼(てんしんどん)、かに玉丼(かにたまどん)としても知られる。
作り方天津飯の側面をすくったところ。白米飯の上にかに玉が乗っている。

溶き卵カニ豚肉、またはエビ、刻みネギ、干しシイタケ胡椒などを加え、サラダ油をひいた中華鍋で焼き、芙蓉蛋を作る。

作った芙蓉蛋を深皿や丼などに盛ったご飯の上に載せ、その上から片栗粉でとろみを付けたをかける。

餡にシイタケ、タケノコなどの野菜類を加えたり、彩りとしてグリーンピースが添えられることも多い。広東料理の芙蓉蟹には蟹が必須であるが、天津飯には「蟹」の字が入っていないので、豚肉、鶏肉、エビ、かにかま蒲鉾などを入れた芙蓉蛋を使ってもよい。いずれの場合も、ご飯は短粒種の白米が通常使用される。

中国本土で芙蓉蛋をご飯に載せることはあまりないが、香港には香煎芙蓉蛋飯(芙蓉煎蛋飯)や滑蛋蝦仁飯などの卵焼きとご飯を組み合わせた料理がある。
地域差大阪の天津飯の例(551蓬?、醤油あんでエビ入り)広島市の天津飯の例。(大衆店の一例)キクラゲや豚肉、野菜類が豊富にのっている

NHK放送文化研究所の塩田雄大の調査によれば、関東では「天津丼」、関西では「天津飯」と呼ぶことが多い[1]

レシピ、特に餡の味付けにも地域により差異があるとされる。東日本では餡の味付けにトマトケチャップを使うことが多く、餡の色は赤みがかっている。対して西日本では醤油を使うため、薄茶色や透明な仕上がりになる。こうした事についてテレビ番組が一部地域の現地調査を行った例はあるが(読売テレビ秘密のケンミンSHOW』2008年7月31日放送分など)、それらの詳細な調査根拠は乏しい。
発祥

料理研究家の田中静一の調査によれば、日本で中国料理の書籍が出版されたのは1886年(明治19年)が最初であり、以後1912年(明治45年)までに8種類の中国料理の書籍が出版されている。しかし、それら8種類の書籍には「天津飯」や「芙蓉蟹(かに玉)」の記載はない。大正期になると「芙蓉蟹」の名称が見受けられるようになる[2]

同じ「天津」という名の付く「天津麺」という料理は、大正末期に「海曄軒」(かいようけん)という店の料理名として、「芙蓉蟹(かに玉)」、「芙蓉蝦(えび玉)」と並んで人気がある一品料理として紹介されている[3]。また同様に、1926年(昭和元年)年創業[4]の「銀座アスター」のメニューでも確認できる[5]が、天津飯と天津麺の2つの料理の関係は不明である。

発祥に関しては下記の説が存在する。
来々軒説

1910年(明治43年)に浅草で創業した大衆的な中国料理店「来々軒」が発祥であるという説。三代目の主人が、戦後1945年(昭和20年)に東京駅八重洲口に来々軒を出店した際に、銀座の萬寿苑からコックに来てもらった。ある時、そのコックは何か早く食べるものを作ってという客の要望に応えて、特別に「蟹玉」(芙蓉蟹肉)を丼のご飯の上にのせ、酢豚の餡を応用した甘酸っぱい醤油味の餡をかけたものを作り、「天津丼」と称した[6]


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