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出典検索?: "天才・たけしの元気が出るテレビ!!"
天才・たけしの元気が出るテレビ!!
ジャンルバラエティ番組
企画萩原敏雄、加藤光夫
北野武、牛丸謙壱
構成豊村剛、岩立良作
ダンカン ほか
総監督テリー伊藤(総合演出)
演出土屋敏男
神成尚亮、大澤雅彦
加藤幸二郎 ほか
出演者ビートたけし
★ ー ★
松方弘樹
高田純次
島崎俊郎
兵藤ゆき
野口五郎
桑田靖子
川崎徹
木内みどり
井森美幸
森尾由美
勝村政信
村上遙
山口美江
★ ー ★
峰竜太
<超天才・たけしの元気が出るテレビ!!>
岸本加世子
風間トオル
加藤紀子、大東めぐみ
ガダルカナル・タカ
三井ゆり
佐竹雅昭、ぜんじろう ほか
(出演者を参照)
ナレーター根岸雄一
オープニング歌:奥土居裕子
製作
製作総指揮加藤光夫、金谷勲夫
共に制作CP・(日本テレビ)
プロデューサー篠木為八男、甘利孝(日本テレビ)
/牛丸謙壱(IVSテレビ制作)
編集島田一浩、大貫豊一 ほか
制作IVSテレビ制作(制作協力)
製作日本テレビ(製作著作)
放送
放送国・地域 日本
放送期間1985年4月14日 - 1996年10月6日
放送時間日曜日20:00 - 20:54
放送分54分
回数408
特記事項:
<<受賞>>昭和61年日本民間放送連盟賞
テレビ娯楽番組部門・優秀
(社団法人日本民間放送連盟 1986年11月20日)☆第3回ATP賞・優秀賞
(社団法人全日本テレビ番組製作者連盟 1986年5月28日)☆第3回ATP賞・人気番組賞
(社団法人全日本テレビ番組製作者連盟 1986年5月28日)☆ATP賞'96・長寿番組賞
(社団法人全日本テレビ番組製作者連盟 1996年6月)
1995年10月から放送終了までのタイトルは『超天才・たけしの元気が出るテレビ!!』。
⇒キャスト・スタッフ・収録時等の画像
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『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(てんさい・たけしのげんきがでるテレビ!!)は、1985年4月14日から1996年10月6日まで日本テレビ系列ほかで放送されていたバラエティ番組で、ビートたけしの冠番組。通称「元テレ」、「元気」。
放送時刻は毎週日曜日の20:00 - 20:54(日本時間)。
1995年10月からはタイトルを『超天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(ちょうてんさい・たけしのげんきがでるテレビ!!)に替えリニューアルが図られていた。略称は「超・元気TV」、「超・元テレ」。
概要
ドキュメントバラエティの元祖であり、「テレビとは真実を伝えるものだ」という社会的な共通認識を根本から打ち砕いた革命的な番組だったと評されている[注 1]。最終回でたけしは「今のバラエティーでやっていることは、全てこの番組でやってきた」と、この番組がもたらした影響を自負した。
名もない市井の人々にスポットを当てて話題にし、さまざまな人気者を生み出した。
従来のバラエティ番組は基本的に番組出演者だけで内容が進行していたのに対し、普通に生活している一般人を主役に祭り上げることで、番組の内容にリアリティを生じさせるという効果があった。
「○○区にすごいそば屋のオヤジがいた!」、「信じられないほどお金持ちのお嬢様が実在した!」など、よく考えてみれば視聴者にはあまり重要ではない企画も数多く放送された。
その一方、番組の都合で急に人気者に仕立て上げられた人物・会社・商店街などが、番組の企画が終了した時点で急に人気がなくなることも多かった。
このようなVTR主体のバラエティ番組や、素人出演企画のフォーマットは後年、同じ日本テレビの『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』『投稿!特ホウ王国』『月曜から夜ふかし』や他局の『さんまのSUPERからくりTV』『学校へ行こう!』(何れもTBSテレビ)に流用されている。
「元気が出る商事(当初は「風林火山商事」)」という設定で、出演者に「社長」「部長」「課長」「秘書」といった肩書があるのは、企画段階では会社を舞台にしたコメディ番組だった名残りである。また、お笑いバラエティ番組であるが、松方弘樹、原田大二郎、宝田明などの大物俳優や、野口五郎などの有名歌手がレギュラー出演しており、これは当初、テレビドラマを制作する予定でキャスティングし、スケジュールを空けてもらっていたためである。
番組全盛期の頃、原宿の竹下通りと京都市西京区嵐山、千葉県浦安市に「元気が出るハウス」をオープン。タレントショップブームの先駆けとなる[注 2]。
1988年ごろからお笑い色の強いコーナーだけでなく、「ダンス甲子園」など一般人出演者が大きな目標に向かって努力する様子をドキュメントするという内容が目立つようになる。
同年7月には、「ウィッキーさんのワンポイント英会話に出よう」という企画で、『ズームイン!!朝!』の「Wickyさんのワンポイント英会話」に鞍馬天狗に扮したたけしとリポーターに徹した高田が突如通行人として出演した[注 3]。
8月には、「街かどテレビに出よう」という企画で『街かどテレビ11:00』(TBS系)にも変装したたけしとリポーターに徹した高田が突如お客として出演した。
1996年8月25日の放送において、前番組の『24時間テレビ19 「愛は地球を救う」』でチャリティマラソンを走った赤井英和の日本武道館の到着が遅れた[注 4] 為に『24時間テレビ』の放送時間が15分延長されたが、本番組は繰り下げずそのまま15分短縮され、冒頭のコーナーや最初の提供クレジットはカットされた[注 5]。