天国の日々
Days of Heaven
監督テレンス・マリック
脚本テレンス・マリック
製作バート・シュナイダー
ハロルド・シュナイダー
出演者リチャード・ギア
音楽エンニオ・モリコーネ
撮影ネストール・アルメンドロス
ハスケル・ウェクスラー
編集ビリー・ウェバー
配給 パラマウント映画
CIC
公開 1978年9月13日
1983年5月13日
上映時間95分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入$3,446,749[1]
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『天国の日々』(Days of Heaven)は、1978年のアメリカ製作の映画。
20世紀初頭のテキサスの農場を舞台に、雇われた労働者達の姿と、人間の弱さと脆さを描く。ネストール・アルメンドロスによる徹底したリアリスティックで美しい映像が高く評価されている。 第一次世界大戦が始まったころ、語り手のリンダ(リンダ・マンズ)と彼女の兄ビル(リチャード・ギア)、そして兄の恋人アビー(ブルック・アダムス)は、農場の麦刈り人夫として雇われてテキサスに赴いていた。ビルは、「そのほうが世の中を渡りやすい」ので、アビーとは兄妹であると偽っていた。 農場での仕事はきつく、アビーは手を傷めてしまった。ビルは医者の馬車から薬を盗みに行き、医者が農場主のチャック(サム・シェパード)に余命1年を宣告しているのを聞いた。 チャックはアビーに心惹かれていた。刈入れが終わって労働者たちは帰ることになっていたが、チャックはアビーに残って欲しいと頼んだ。ビルにとっては農場主の財産を乗っ取るチャンスだった。チャックはアビーに求婚した。ビルはアビーに「どうせ長くない生命だから」と説得し、結婚式を挙げた。 ビルたちは王様のような暮らしをすることができたが、やがてチャックはビルとアビーの関係に疑いを抱くようになった。巡行中の芸人たちが現れた夜、ビルとアビーが接吻している姿をみて、チャックの疑惑は確信に変わり、ビルに詰問した。ビルは芸人たちと一緒に立ち去ることにした。 刈入れの秋になると、ビルはバイクで戻ってきた。イナゴの大群が農作物を襲った。追い払おうとしたが農地が火事になってしまう。チャックの怒りも燃え上がった。チャックは銃を持ってビルを殺そうとしたが、ビルに刺されて死んでしまった。 ビルとアビーとリンダは逃亡したが、やがて見つかってしまい、ビルは射殺される。アビーはリンダを孤児院に入れたが、夜になるとリンダは脱走し、再会した友人とともに歩いていった。 ※括弧内は日本語吹替
ストーリー
キャスト
ビル:リチャード・ギア(池田秀一)
アビー:ブルック・アダムス(井上瑤)
主人:サム・シェパード(野島昭生)
リンダ:リンダ・マンズ(岡本麻弥)
サム:ロバート・J・ウィルク
リンダの友達:ジャッキー・シュルティス
会計士:ボブ・ウィルソン(北村弘一)
その他の声の吹き替え - 藤本譲、小関一、伊井篤史、島香裕、石塚運昇、滝沢ロコ、荒川太郎、鈴木勝美、江沢昌子
日本語制作スタッフ - 演出:小山悟