天国から来たチャンピオン
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天国から来たチャンピオン
Heaven Can Wait
監督
ウォーレン・ベイティ
バック・ヘンリー
脚本エレイン・メイ
ウォーレン・ベイティ
ロバート・タウン
(クレジットなし)
原作ハリー・シーガル
『Heaven Can Wait』
製作ウォーレン・ベイティ
製作総指揮ハワード・W・コッチ・Jr
チャールズ・H・マグワイア
出演者ウォーレン・ベイティ
ジュリー・クリスティ
音楽デイヴ・グルーシン
撮影ウィリアム・A・フレイカー
編集ロバート・C・ジョーンズ
ドン・ジマーマン
製作会社パラマウント映画
配給 パラマウント映画
パラマウント映画/CIC
公開 1978年6月28日
1979年1月20日
上映時間101分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入 $81,640,278[1]
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『天国から来たチャンピオン』(てんごくからきたチャンピオン、Heaven Can Wait)は、1978年アメリカ合衆国ファンタジー映画。『幽霊紐育を歩く』(1941年制作、1946年日本公開)のリメイク作品である。原作はハリー・シーガル(英語版)の舞台劇『Heaven Can Wait』。監督はウォーレン・ベイティバック・ヘンリー、製作・主演はウォーレン・ベイティ。第51回アカデミー賞で9部門にノミネートされ、美術監督・装置賞を受賞している(詳細は後述)。

当初は、ボクシングを舞台にモハメド・アリ主演での制作を予定していたが、アリ側に断られたため舞台をアメリカンフットボールに変更し、ベイティが主演も兼ねて制作した[2][3]

後に続く「亡くなった人が天国の水先案内人の協力で帰ってくる」という設定の映画・ドラマのはしりとなった映画である[要出典]。
ストーリー

ロサンゼルス・ラムズの控えクォーターバックのジョー・ペンドルトンは、出場の決まったスーパーボウルを前に交通事故に遭って急死してしまう。自分の死に納得できないジョーが、天使長ジョーダンに抗議したところ、まだ50年もの寿命が残っており、担当天使のミスで50年早く天国に召されたことが分かった。ジョーは即刻地上に舞い戻ることになったが、ジョーの肉体は既に火葬された後だった。

ジョーのためにジョーダンが代わりの身体を探すが、フットボール選手に戻りたいジョーの注文はうるさい。何人かの候補を断った後に提案された大富豪レオ・ファーンズワースの遺体もジョーは断ろうとするが、ファーンズワースに公害問題で抗議に来た女性ベティに一目惚れしたジョーはしばらくの間という条件でファーンズワースの身体を借りることにする。しかしファーンズワースは妻ジュリアとその愛人でファーンズワースの秘書であるトニーに殺されたのだ。何故か生き返ったファーンズワースに驚いたジュリアとトニーはその後も何とかしてファーンズワースを殺そうとするがことごとく失敗する。一方、ファーンズワースになったジョーは猛勉強の末にベティの願いを聞き入れ、公害問題の解決のために工場建設計画を放棄する。これをきっかけにベティもジョーに惹かれて行く。

ジョーは親友のトレーナーであるマックスを呼び出し、ジョーしか知らない事実を話すことで、自分がジョーであることをマックスに信じさせると、スーパーボウル出場のために猛特訓を始める。そして、ラムズを買収して入団テストを受けることになる。はじめは金持ちの道楽としてジョーに対して敵対心をむき出しにしていたチームの選手らも、ジョーの実力を認め、ジョーはスーパーボウルに出場することになる。一方、ジョーとベティの仲は急速に深まるが、ジョーは担当天使からファーンズワースの身体を使えるのがあとわずかであることを知らされる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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