天元突破グレンラガン
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「グレンラガン」はこの項目へ転送されています。主役ロボットについては「天元突破グレンラガンの登場兵器」をご覧ください。

天元突破グレンラガン
ジャンルSFファンタジーロボット
アニメ
原作GAINAX
監督今石洋之
シリーズ構成中島かずき
キャラクターデザイン錦織敦史
メカニックデザイン吉成曜
音楽岩崎琢
アニメーション制作GAINAX
製作テレビ東京KDE-J
電通ANIPLEX
放送局テレビ東京系列
放送期間2007年4月1日 - 9月30日
話数全27話
+DS版特典番外編1話
映画:劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇
監督今石洋之
制作GAINAX
劇場版グレンラガン製作委員会
封切日2008年9月6日
上映時間約113分
映画:劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇
監督今石洋之
制作GAINAX
劇場版グレンラガン製作委員会
封切日2009年4月25日
上映時間126分

OVA
OVA:天元突破グレンラガン 俺のグレンはピッカピカ!!
原作GAINAX
監督今石洋之
シリーズ構成中島かずき
キャラクターデザイン錦織敦史、伊藤智子
メカニックデザイン吉成曜、雨宮哲
アニメーション制作GAINAX
製作グレンラガン製作委員会
発売日2007年10月25日
話数全1話
OVA:グレパラ ?グレンラガン パラレルワークス?
アニメーション制作GAINAX
発売日第1弾:2008年6月 - 2008年8月(配信)
話数全8話
OVA:天元突破グレンラガン
キラメキ☆ヨーコBOX ?Pieces of sweet stars?
アニメーション制作GAINAX
発売日2009年5月27日
OVA:グレンラガン パラレルワークス2
アニメーション制作GAINAX
発売日2010年5月26日発売
話数全7話

漫画
原作・原案などGAINAX
作画森小太郎
出版社メディアワークス
掲載誌月刊電撃コミックガオ!
月刊コミック電撃大王
発表号2007年6月号(ガオ!) - 2013年7月号(大王)
発表期間2007年4月27日 - 2013年5月27日
巻数全10巻
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画ライトノベルコンピュータゲーム
ポータルアニメ漫画文学コンピュータゲーム

『天元突破グレンラガン』(てんげんとっぱグレンラガン)は、ガイナックスアニプレックスコナミデジタルエンタテインメント製作の日本ロボットアニメ作品。
作品概要

全27話として、2007年4月1日から同年9月30日まで、テレビ東京系列局で毎週日曜8時30分?9時00分に放送された。また、同年4月4日から、BSジャパンで毎週水曜19時00分?19時30分に、同年4月19日からはAT-Xで毎週木曜11時30分?12時00分・他でも放送された。その後、TOKYO MXE!TV枠)・とちぎテレビ群馬テレビBS11ANIME+枠)で2013年1月5日から同年6月29日まで毎週土曜23時30分?24時00分に放送された(同時ネット、実質再放送)。物語は前編(第1?2部)と後編(第3?4部)の前後2編・全4部で構成されている。主題歌『空色デイズ』の歌詞は1コーラス目と2コーラス目で、それぞれの世界観のテーマに対応している。

16:9比率ハイビジョンサイズで制作されており、アナログ放送でもレターボックス16:9比率で放送されている。本作はガイナックスが単独でアニメーション制作をした初のアニメ作品である。

作品名の「天元」とは、万物生育の根源という意味があり、また囲碁の用語では碁盤の中央(中心)を指す。劇中のキーワードにも螺旋ドリル回転など、中央・中心に関連するものが多く見られ、中央突破、王道路線を念頭に置いた作品名といえる。監督である今石洋之の「ドリル」を念頭に置いた原案、基本設定と構成から、脚本の中島かずきが「進化と宇宙での象徴である螺旋」というテーマ[注 1]に乗せ、一人の男の成長劇と、生命と宇宙の進化を描いた巨大ロボット作品となっている。過去の特撮・アニメをモチーフないしパロディとしたメカデザインやシーン描写が多数存在する。本作品に登場するロボットは全編通して「ガンメン」と称され(由来は顔面)、「顔を中心に手足が付属する」という比較的マイナー部類のデザイン系統を採用している。

2006年7月11日に帝国ホテルで製作が発表され、同年に行われた「C3×HOBBY キャラホビ」でも発表された。

2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞[1]東京国際アニメフェア2008・第7回東京アニメアワードテレビ部門優秀賞・個人賞(キャラクターデザイン)受賞作品[2]

劇場版映画として、『天元突破グレンラガン 紅蓮篇』が2008年9月6日に、続編(完結編)『天元突破グレンラガン 螺巌篇』が2009年4月25日に公開された。劇場版の展開に合わせ、テレビシリーズの地上波再放送がテレビ東京系列深夜枠にて度々行われた。

2007年10月?2008年4月(第16話の総集編を除いた全26話を毎週1話ずつ放送。ローカルセールス枠)

『2008?2009年年またぎ 大グレン団祭』 2008年12月28?30日、2009年1月1?4日(第1話?15・17話の計16話を年末年始に7夜で集中放送)

『2009大グレン団祭"春"』 2009年4月9日?6月11日(第18?最終話の再放送)

あらすじ

本作は、カミナとの離別まで(第1?8話)が“第1部”、ニア初登場からテッペリン陥落まで(第9?15話)が“第2部”、それから7年後の新政府設立から月直撃を食い止めたところまで(第17?22話)が“第3部”、アンチ=スパイラル母星攻略の銀河決戦まで(第23話?最終話)が“第4部”とされており、本項もそれに則って記述した。なお、第16話は第1?2部の総集編となっている。

(特記無き場合は初登場時の設定)
第1部 立志編
これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。地下で暮らすジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。その時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。騒ぎの中、シモンは兄貴分と慕うカミナとヨーコと共に巨大な顔に乗り込み、コックピットに小さなドリルを差し込むと、その顔はロボット=ガンメンとなって姿を現した。シモン達はラガンと名付けたガンメンで、襲いかかる敵ガンメンを打ち破ると、勢いそのままに地盤を突き割り地上へと飛び出す。カミナは人間を襲う獣人からガンメンを奪い、グレンと名付け、ラガンと合体して「グレンラガン」となる。一行は獣人の本拠地を目指して地上を旅する。カミナの元に集まった「大グレン団」はついに要塞型ガンメン・ダイガンザンとの決戦を迎える。しかし、前夜カミナとヨーコの逢瀬を見たシモンは集中を欠き、思うようにラガンを動かせない。シモンはカミナから発破をかけられ、ダイガンザン討伐に成功するが、重傷を負ったカミナは命を落とす。
第2部 風雲編
これは、運命と闘い続ける男の物語。リーダーのカミナを失った衝撃を隠せない大グレン団。シモンは獣人との戦いの中で、その悲しさを紛らわそうとしていた。そんな中シモンは偶然ガンメンによって廃棄された箱の中から謎の少女を見つける。彼女は人間と敵対する螺旋王ロージェノムの娘、ニアだった。シモンは彼女と大グレン団達によって立ち直っていく。大グレン団は王都テッペリンを目指し、ロージェノム配下のガンメンを打ち破る。死闘の末、シモンはロージェノムを倒し、王都テッペリン陥落に成功する。しかしロージェノムは死に際に「100万匹の猿がこの地に満ちた時、月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす」という不気味な言葉を残す。
第3部 怒涛編
これは、運命に裏切られながらも、自分の道を探し続ける男の物語。7年の時が流れ、地下から解放された人類は地上で平和な生活を満喫していた。テッペリンには新都カミナシティが建設され、新政府を設立したシモンたちは忙しい日々を送っていたが、ロージェノムが遺した言葉が気にかかっていた。そして100万人目の人類が産まれた直後、人類は自らをアンチ=スパイラルと名乗る謎の敵からの空襲を受ける。ニアはメッセンジャーとして覚醒し、3週間後に月が地球に落ちると宣告する。ロシウは人々の動揺を抑えるため、シモンを逮捕、拘束。多くの人類を見捨て巨大戦艦アークグレンで宇宙に脱出するという苦渋の決断をするが、そこにはアンチ=スパイラルの巨大ムガンが待ち構えていた。シモンはヨーコの助けで脱獄すると、グレンラガンで宇宙に出撃。アークグレンと合体してアークグレンラガンとなり、ムガンを撃破。さらに月に偽装したカテドラル・テラを制御可能にして地球への激突を回避する。しかしニアは地球螺旋力のデータ解析のために召喚され、姿を消す。
第4部 回天編


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