天使の代理人
A Representative of Angels
著者山田宗樹
イラスト米谷テツヤ
発行日2004年5月25日
発行元幻冬舎
国 日本
言語日本語
形態四六判上製本
ページ数349
公式サイト ⇒http://www.gentosha.co.jp/
コードISBN 978-4-344-00619-5
ウィキポータル 文学
『天使の代理人』(てんしのだいりにん)は、山田宗樹の小説。2004年に幻冬舎より発表された。助産師でありながら数々の中絶の現場に立ち会ってきた桐山冬子が、妊娠中絶希望者を説得し思い止まらせる団体「天使の代理人」の一員となって活動する姿を描いた小説。
この小説を原作としたテレビドラマが2010年9月6日から同年10月29日まで東海テレビ・フジテレビ系列の昼ドラ枠で放送された[1]。 目次
1 書誌情報
2 テレビドラマ
2.1 原作との違い
2.2 キャスト
2.2.1 現代創榮社
2.2.2 天使の代理人
2.2.3 産婦人科
2.2.3.1 希美台共立病院
2.2.3.2 林レディースクリニック
2.2.3.3 葉月産婦人科医院
2.2.3.4 早乙女産婦人科
2.2.3.5 守谷クリニック
2.2.3.6 柘植産婦人科クリニック(柘植産婦人科医院)
2.2.3.7 小山晶ウィメンズクリニック
2.2.3.8 辻井産婦人科
2.2.4 喫茶店Vie Sacree
2.2.5 各エピソードの出演者
2.2.5.1 Episode1
2.2.5.2 Episode2
2.2.5.3 Episode3
2.2.5.4 Episode4
2.2.5.5 Episode5
2.2.5.6 Episode6
2.2.5.7 Episode7
2.2.5.8 最終章
2.3 スタッフ
2.4 放送リスト
2.4.1 備考
3 脚注
4 外部リンク
書誌情報
天使の代理人 - 2004年 幻冬舎 - ISBN 9784344006195
天使の代理人(上下) - 2006年 幻冬舎文庫 - ISBN 9784344407794(上) ISBN 9784344407800(下)
テレビドラマ ほか
演出木下高男(共同テレビ)ほか
出演者高畑淳子
市毛良枝 ほか
音楽森英治
オープニングLove「あなたの言葉」
製作
プロデューサー服部宣之(東海テレビ)
鈴木伸太郎(共同テレビ)
制作東海テレビ
共同テレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2010年9月6日 - 同年10月29日
放送時間平日13:30 - 14:00
放送枠東海テレビ制作昼の帯ドラマ
放送分30分
回数39
⇒公式サイト
特記事項:
10月11日は休止(出雲駅伝のため)。
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東海テレビ・共同テレビの制作により、2010年9月6日から同年10月29日までフジテレビ系列で平日(月-金)の13:30 - 14:00に放送された。主演は高畑淳子・市毛良枝。東海テレビ制作による昼ドラ枠で共同テレビの制作による作品は、2010年1月5日 - 同年4月2日に放送された『インディゴの夜』以来5か月ぶり。キャッチコピーは、「約3000人が光を見て、約600人が光を見ない。」。
ポスターやオープニングタイトルでメインビジュアルとなっているマタニティヌードのモデルは『AneCan』専属モデルの鈴木サチ[2]。 本作をドラマ化した当放送枠において、オムニバス形式を採用するのは新たな試みとされる点で注目を集めた[1][3]。原作自体オムニバス形式で構成され、ある程度時系列で整理がなされていたが、そのままではテレビドラマとしては成り立ちにくいストーリーであった。 そこでテレビドラマ化するにあたっては、妊娠・出産・中絶にまつわるエピソードを、登場する人物単位で8つに再編成し、ストーリーを紡ぎ直す存在として、ドラマオリジナルキャラクターを設定した。それが、高畑演じるノンフィクションライターの吉村翔子である。そして、翔子が市毛演じる桐山冬子と彼女の下を訪れる妊婦らの悩み・苦悩を取材するスタイルをとった。それぞれのエピソードについては、冬子が翔子の取材に対して語った内容を映像化するという形で構成された。また1つのエピソードが終わるごとに、次のエピソードの入り口となる短い展開が存在していた。
原作との違い
キャスト
現代創榮社
吉村翔子(よしむら しょうこ)
演 - 高畑淳子本作の主人公で、ドラマのオリジナルキャラクター。神奈川県生まれ。国内外の様々な人や出来事をテーマに取材し、鋭く切り込むルポルタージュを執筆するノンフィクションライター。