天上天下
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この項目では、大暮維人作の漫画作品について説明しています。『大唐西域記』の記述については「唯我独尊」をご覧ください。

天上天下
ジャンル格闘漫画伝奇SF青年漫画
漫画
作者大暮維人
出版社集英社
掲載誌ウルトラジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表号1997年第11号 - 2010年第9号
巻数全22巻
アニメ
原作大暮維人
監督川瀬敏文
シリーズ構成井上敏樹
脚本井上敏樹、犬飼和彦
高橋ナツコ石橋大助
キャラクターデザイン梅原隆弘
音楽岩崎文紀
アニメーション制作マッドハウス
製作テレビ朝日avex mode
放送局テレビ朝日系
放送期間2004年4月 - 9月
話数全24話
OVA:天上天下 ULTIMATE FIGHT
監督川瀬敏文
シリーズ構成井上敏樹
キャラクターデザイン梅原隆弘
アニメーション制作マッドハウス
発売日2005年3月16日
話数全2話(全1巻)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『天上天下』(てんじょうてんげ)は、大暮維人による日本漫画作品。『ウルトラジャンプ』(集英社)において1997年第11号から2010年第9号まで連載された。2004年にアニメ化され、テレビ朝日系の一部で放送された。2020年9月時点でコミックス累計発行部数は1300万部を突破している[1]
概要

俗に言う「学園バトル漫画」。特殊な力を宿す高校生の不良少年、正反対な性格をした常人の武道家の少年を主人公に、様々な戦いや人との関わりを通して成長を遂げるストーリー。また、独特の格闘技が登場するのも特徴。

学園でのバトルシーンが多く描かれている一方、部活動での合宿や、みんなで町に繰り出すといった等身大の高校生らしい日常も描いた、シリアスとコミカルを併せ持った作風が特徴。また、暴力シーンや流血・レイプなどのグロテスクな描写や、エロ下ネタブラックジョークギャグなどの描写も多く盛り込まれる。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年5月)(使い方

百余年の歴史を持ち日本中の武道家の子弟が通う統道学園、そこは戦国(パラダイス)だった。強大な力で学園を支配する執行部に対し、新入生3人が加わり総勢7人の柔剣部が戦いを挑む。

それはまた、数百年に渡り日本の武道界を裏で支配する謎のフィクサーとの時代を超えた因縁の対決の始まりでもあった。血ぬられた宿命、叶わぬ想い、取り戻せぬ命。この戦いの最後の勝者とは。
登場人物
凪宗一郎(なぎ そういちろう)
異能側の主人公。統道学園1年。6月8日生。T:165cm、W:58kg。血液型:B型。赤羽の龍門の一つである「龍拳」を持つ一族・凪家の長男。龍拳とは敵の氣を食らい自らの物とする能力(具体的には敵の異能を奪う。また、穹の水龍を奪ったことから正確には龍門を奪う能力である)。また、外氣を喰らうことによって、膨大な氣を得ることができることから、無限の氣を有すると言われる。飛翔鳳凰十二神将赤羽筆頭、籠宗魄と第三十二代目凪家当主、真貴子との間に誕生。直後、父・宗魄は行方を晦ます。幼少の頃、生まれによる
イジメを受けたためもあってか、不良になった。統道学園入学後は己の弱さを知り、柔剣部への入部を決意。得意技は真夜から学んだ「鍛針功」のほか、十二宗家前当主達による特訓で「龍門(チャクラ)」を開いて覚醒させた「龍拳」である。生来の荒々しい気質だけでなく、母を気遣う優しさも持ち合わせる性格が描かれており、母親の事を常に気遣う様子が頻繁に見て取れる。また、認めた相手には仲間や友人として親しく接する様子を見せた。女性に対してはシャイな一面を持ち、棗亜夜に関わるまで女性に対する免疫がなかった(童貞)。入学当初は、親友のボブと「爆拳(ナックル・ボム)」というコンビを組んでおり、学園をシメるため乱闘騒ぎを起こした。それを棗真夜が止めに来た際に一撃で投げ飛ばされ、彼女に一目惚れする。一方で亜夜と共に行動する過程で彼女の心に触れ、惹かれつつある。宗魄の策略で穹の橙輪水龍や志鶴の緑輪風龍などを喰らい、黒龍と化し始めていた結果、異能の力は高まりつつあり、相良との再戦では龍拳を使わず、力量の差を見せるだけで圧勝している。天覧武会予備選前からヘアスタイルが短髪となり、犬江新太夫に目を抉り出されたために右目に眼帯を着けている。その右目には父親である寵宗魄浄雲が潜んでおり、内面で行われた闘争の果てに宗魄と宗一郎は一つとなり、彼に集められた力と宗一郎の肉体をもって、三柱の神の一人"我王紀士猛速凄乃男身命" - 「真の武」は誕生をみる。「凄王」となった後、光臣との戦いの最中で凄王の精神体の中で抵抗を続けていたが真貴子の死をきっかけに暴走するも、壱夜と天照の龍門により鎮められた。その後、「?龍の龍門」によって屍や猩を生き返らせ、世界中の異能の力を狩る(身の内に取り込む)ために姿を消す。姿を消す際に自らを倒しうる“月”となる存在に雅孝を見出し、「次に会う時、自分を生かしも殺しもできるほどに強くなっていろ」と約束を交わす。行方を眩ましてより半年後の冬、世界中を旅した彼はその身に三千六百を超える異能の力を喰らった事で、自らの力が抑えきれなくなる。この時点で「天照」の力をもってしても、その力は半分すら削ぐ事は出来なくなっていた。そして雅孝と執行部会長選抜戦を舞台に、最後の戦いを繰り広げる。有り余る力で雅孝を圧倒し右手も切断するが、根幹のスタイルは以前と変わらぬチンピラのままであり、撃ち終わりの隙を突かれて鍛針功を撃ち込まれる。と同時に精神世界では、その雅孝から届けられた一撃を以って、互角にして同一の存在である宗魄を一手上回る。そのまま宗魄と共に消え去ろうとするが、割って入った真夜の持つ勾玉の龍門に全ての異能を浄化されてしまう。そして真夜の最期の言葉を胸に、自分は現実世界へと帰還した。
棗亜夜(なつめ あや)
統道学園1年。ヒロイン。真夜の妹。3月10日生。T:162cm、W:43kg。B:96cm、W:50cm、H:81cm。血液型:AB型。万物の気を感じ取り、過去・現在・未来を見通す異能の力「龍眼」を持つ。剣術に長けており、姉に及ばないものの相当な技量の持ち主である。2年前の出来事を描いた「過去編」にも1シーンだけ登場し、異能の力の才を見せている。統道学園入学初日に柔剣部に入部して、自身の運命を大きく変える凪宗一郎と出会う。入部当初は精神的な面での弱さが目立ったが、宗一郎から「己に勝ること」を諭されて自身の迷いを断ち切り、大きな成長を果たした。事実上、この世で唯一“式刀”零毀を発動させる事が出来る人物であるが、自身の力だけでは発動させる事はできず、姉の氣を全て使い、自らが身動きできなくなるほど疲労困憊しても、たった一度しか発動できなかった。棗家の時代遅れの家訓を頑なに守ろうとするなど、生真面目で一本気な性格である。宗一郎に心底惚れており、になることが目標であり、「宗一郎様」と呼ぶ。彼に全く相手にされていなかったことに気付かなかったり、雅孝に惚れられていることに気付かないのは、その性格のためである。宗一郎に対しては、彼の本意を知って一度失恋を経験したものの、時に厳しい言葉をお互い掛け合う関係を次第に築きつつある。また、姉に対しては彼を巡ってライバル心を燃やす。かつては彼らの心が近づいていくことを龍眼で知るたびに嫉妬心に駆られ、全てを知ってしまう自身の力に苦悩していたが、真夜との直接対決以降大きな心境の変化を果たす。屍妙雲比呂彦との戦いを経て、龍眼の力をよりいっそう研ぎ澄まし、その力は更なる高みへと至った。宗一郎の中に宗魄が潜んでいる事を知りながらも自身の気持ちを抑え、彼を信じて機をうかがっている。そして彼女の力と零毀の導きにより、柔剣部の面々は宗一郎の精神内において凄王の誕生を目撃する。宗一郎の精神の中で、真貴子と柔剣部の面々とともに、宗魄と対峙。全員の力を合わせて千姫の氣と力よりできた零毀を突き刺すことに成功する。しかし、その最中で、二千年前に宗魄が壱夜を殺した影響が現れ、閉じかけた宗一郎の精神の中で壱夜の死を見届けた。
棗真夜(なつめ まや)
統道学園3年。柔剣部部長であり、もう一人のヒロイン。亜夜の姉。8月20日生。T:170cm、W:49kg。B:92cm、W:53cm、H:84cm。血液型:B型。触覚のような髪を持つ銀髪と広島弁っぽい口調が特徴的。一人称は「儂」(目上の人に対しては「私」[2])。当初はロングヘアだったが五十鈴との対決で髪を切られ、一時期はセミロングとなる。赤羽の龍門の一つである「龍眼」を持つ棗家の長女だが、異能の力は見られず、それ故自身を「棗家の落ちこぼれである」と思っていたが、後に、あらゆる気を中和して無効化する能力「アマテラスの龍門」を有することがわかった。剣術・体術に優れており、棗剛真流皆伝の腕前。愛刀は虎徹。木龍の龍門を持つ。容姿端麗で文武両道のため、学校中の男子・女子問わずファンが多いが、普段は氣の無駄な発散を防ぐため身体操術「棗流功氣煉法弐拾参(なつめりゅう こうきれんほうにじゅうさん)」で幼女の姿をとっている。これにより戦闘で相手に本来の姿で捕らえられた際、幼女の姿になってすり抜けるといった事も可能。


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