『天までとどけ』
中村中 の スタジオ・アルバム
リリースオリジナル盤:2007年1月1日
第58回NHK紅白歌合戦出場記念盤:2007年12月29日
録音2006年
ジャンルJ-POP
時間CD:64分14秒
DVD:15分
レーベルavex trax
プロデュース荒木隆司・松浦勝人・半田秀範
チャート最高順位
26位(オリコン)
ゴールドディスク
ゴールド(日本レコード協会)
中村中 アルバム 年表
天までとどけ
(2007年)私を抱いて下さい
(2007年)
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『天までとどけ』(てんまでとどけ)は、中村中の1枚目のアルバム。 2007年1月1日に発売。CDとCD+DVDの2形態同時リリース。「汚れた下着」「友達の詩」「私の中の「いい女」」の3枚のシングル曲を含む全12曲が収録。収録曲「風になる」は、同年2月21日にシングルカット。また、同年12月29日には、第58回NHK紅白歌合戦への出場記念盤として外装に特製のスリーブケースを施したバージョンが初回生産限定で発売された。収録内容に変更はない。 アルバムのテーマは『若さ』。アルバムタイトルは収録曲「駆け足の生き様」のフレーズによるものである。 オリコンチャートでは初登場32位であったが、2007年1月13日にフジテレビ系『MUSIC FAIR 21』に出演すると、前週まで下降していた売上が上昇し、結果翌週のオリコンチャートにおいて29位を記録し記録を更新した。また、2007年6月8日で放送されたTBS系『中居正広の金曜日のスマたちへ』で特集が組まれると、放送終了後に反響を呼び、2007年6月20日付のオリコンデイリーアルバムチャートにて再び登場し、26位を記録し、記録を再度更新した。
概要
収録曲
駆け足の生き様
WOWOWアニメ『REIDEEN』エンディングテーマ
アルバムの核となる楽曲。上記の通りアルバムタイトルは本曲の歌詞に由来しており、本人曰く「天」とは現代社会を意味しているという。なお、2007年に行われた3度目のワンマンライブ『中村中 LIVE ?愛されたくて生まれた?』のサブタイトルも本曲の歌詞(「愛するために生まれた」の部分)に由来する。
汚れた下着
友達の詩
かくれんぼピアノとバイオリンのみという比較的シンプルな構成のバラード。バイオリンは斎藤ネコによる演奏である。2009年には由紀さおりがアルバム『いきる』でカバーした。
風になる
冗談なんかじゃないからネ本作のためにリアレンジされて再収録されている。シングルバージョンはピアノ弾き語りであったのに対し、この作品に収録されているバージョンはジャジーなアレンジになっている。
未練通り周囲が自身の音楽を「歌謡曲っぽい」と言うのに触発されて、思い切って歌謡曲を意識して書いたという。
回転舞台渋谷公会堂(現・渋谷C.C.Lemonホール)に設置されてあった名物の回る舞台をテーマに歌っている。同年11月25日には渋谷C.C.Lemonホールに名称が変わって初めてワンマンライブを行った。
プラットホーム忘れたはずの気持ちをテーマにしたバラード。
私の中の「いい女」
さよなら十代大人になるための覚悟を歌った曲。成人式の翌日に書き上げられたが、本人は式場で歌う仕事が入っていたために成人式に出席できず、その際の複雑な心境を歌っているという。
愚痴デビューに先駆けて配信限定曲として発表された楽曲。10代の頃、居酒屋でアルバイトをしていた際に客席から聞こえてきた愚痴にインスピレーションを受け、休憩中のトイレの中で歌詞を書いたという。
DVD
あたしを嘲笑ってよ [PIA SUPER LIVE GROOVE Live Dept4. #10]「Live Dept.4 #10」に出演した際の模様を収録(オフィシャルサイトでストリーミング配信もされた)。本曲は当時未音源化の楽曲であったが、同年12月5日発売の2枚目のアルバム『私を抱いて下さい』に「あたしを嘲笑ってヨ」とタイトルを変えてCD音源化された。
さよなら十代 [KDDI DESIGNING STUDIO LIVE RECOMMEND MUSIC IS THE ANSWER!! Vol.1]「KDDI DESIGNING STUDIO LIVE RECOMMEND MUSIC IS THE ANSWER!! Vol.1」に出演した際の模様を収録。
友達の詩 [TEEN'S MUSIC FESTIVAL 2006 全国大会]「TEEN'S MUSIC FESTIVAL 2006」の全国大会にSHOWTA.とともに特別ゲストとして出演した際の模様を収録。
外部リンク
barksによる特設ページ
⇒ORICON STYLEによるインタビューページ
goo音楽によるインタビューページ
⇒音楽ダウンロードサイトリッスンジャパンによるインタビューページ
⇒Any Musicによるインタビューページ
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