天の南極
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出典検索?: "天の極" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2020年11月)
天の極と地軸軌道平面赤道傾斜角の関係を表した図。黄道北極を中心とした天の北極の移動経路。占星術年代の4つの時代区分の開始地点が各々の黄道十二星座のシンボルで表されている。石器時代から銅器時代初期はおうし座の時代、銅器時代中期から古典古代おひつじ座の時代、古代末期から現代はうお座の時代、そして3千年紀中期からはみずがめ座の時代とされている。

天の極(てんのきょく、: celestial pole)は、地軸天球が交わる点である。天の北極(てんのほっきょく、: north celestial pole)と天の南極(てんのなんきょく、: south celestial pole)があり、それぞれ地軸の北極南極を延長した位置にある。地球の自転に伴い、すべての天体は固定された天の極を中心に日周運動しているように見える。

天の極は赤道座標系の極でもあり、赤道座標系の赤緯 +90° は天の北極に、赤緯 -90° は天の南極に対応している。天の極は固定されているように見えるが、実際には歳差運動により約25,700年周期で円を描く形で移動しており、背景の星に対して恒久的に固定された位置にある訳ではない。地軸は他にも様々な運動の影響を受けており、天の極が僅かにずれる原因となっている(章動極運動赤道傾斜角を参照)。先述の運動とは別に、長期間に渡って星の位置自体が変化するのは、天体の固有運動のためである。

この天の極という概念は、他の惑星にも適用することが可能である。宇宙に存在する惑星はそれぞれ異なる向きにある地軸を持っているため、それらの天の極は地球とは異なる様々な位置にある。また、視差により恒星の見かけの位置も地球とは異なったものとなる[1]
天の北極「北極星」および「極軸合わせ」も参照

現在の天の北極はポラリスから 1° 以内の場所にある。そのため、ポラリスは天測航法などで方位測定に用いられる便利な北極星として一般的に知られている。また常に地平線の北側にあるだけではなく、常に観測者の地理的緯度と等しい高度に見えることでも知られている。

ポラリスが天の北極付近にあるのは、歳差運動の約25,700年周期のうち極一部に過ぎない。ポラリスは約1,000年後まで天の北極付近に留まり続けるが、その頃には天の北極はエライ(ケフェウス座γ星)に近づいている。約5,500年後には、天の北極はアルデラミン(ケフェウス座α星)に近づき、12,000年後にはベガ(こと座α星)が北極星になる(ただし天の北極から約 6° 離れる)。
見つけ方

ポラリスを見つけるには、まず北を向いておおぐま座北斗七星)とこぐま座を見つける。次に北斗七星の柄の反対側にある2つの恒星(α星とβ星)を結ぶ線が、さらに柄杓の上に向かう線を描いていると想像する(α星とβ星の距離の5倍ほど)。この線は、こぐま座の尻尾になっている部分の先端にある恒星を指す形になる。その恒星がポラリスである[2]
天の南極天の南極の見つけ方。

天の南極ははちぶんぎ座にあり、南半球からしか見ることができない。はちぶんぎ座σ星南極星として天の南極から 1° ほど離れた場所にあるが、5.5等星の明るさであり晴れた夜でもほとんど見ることはできない。
見つけ方
みなみじゅうじ座

天の南極は、みなみじゅうじ座とその2つの指極星(ケンタウルス座α星ケンタウルス座β星)を使って見つけることができる。十字の長軸の両端にある2つの星、すなわちアクルックス(みなみじゅうじ座α星)とガクルックス(みなみじゅうじ座γ星)の間に線を引き、この線に沿って空を観察する。


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