大YAMATO零号
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大YAMATO零号
OVA
原作松本零士
監督勝間田具治
脚本010 10do
キャラクターデザイン増永計介
メカニックデザインGod Ship Co., Ltd.
音楽後藤次利宮川泰
アニメーション制作ジェイシーエフ
製作江守清隆、岡澤嵩行(ベンチャーソフト版)
村上憲治(ゴッドシップ版)
発表期間2004年3月31日 - 2008年10月24日
話数全5話
テンプレート - ノート

大YAMATO零号(だいヤマトぜろごう)は、松本零士原作のOVA作品、および主役の架空の宇宙戦艦の名称。

当初「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の新作として予定されていたが、紆余曲折を経て当該シリーズとは全く無関係の作品として完成したアニメである。
発売までの経緯
発売まで

宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の新作としてアニメ新宇宙戦艦ヤマト』が、江守商事(現「サスティナ」)などが出資して設立された製作会社「レイジ・マツモト・アソシエイツ」によって2002年にTV放映および2003年に劇場公開予定作品として企画されていた。なお、当初プロデューサーとして製作に参加していた作家の石川好は、2001年の劇場公開を目指すと述べていた[1]ささきいさおは新作への出演を打診され、艦長役かシリーズでの持ち役だった斉藤始役の再演が検討されていた[2]

だが、松本が西崎義展に対して起こした「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の著作権を巡る裁判で、西崎側勝訴の判決が出された。なお、後に控訴審和解が成立している。

このことにより、『新宇宙戦艦ヤマト』は製作不可能となった。そこで大幅な企画変更を行い「レイジ・マツモト・アソシエイツ」から1999年商号変更をした「ベンチャーソフト」より、TVシリーズ『大銀河シリーズ 大ヤマト編7vs7(仮題)』として、改めて発表された。

しかし、テレビ放映には至らず、再構成されOVA『大ヤマト零号』として、公式サイト通販限定販売DVD第1巻が、ベンチャーソフトから2004年3月31日に発売された。商品にJANコードISBNコードは付けられておらず、全10巻の予定としていた。脚本の010 10doは、読み方が一致する大戸天童だと思われる。
ネット配信・再発売

ベンチャーソフトからは第3巻まで発売。この時期、本作をモチーフとしたパチンコ台のタイアップ機を巡って東北新社から損害賠償請求訴訟を起こされている[3]。ベンチャーソフトは2005年に「アニメーションソフト」と商号変更、翌年に解散している。

2006年動画配信サイトあっ!とおどろく放送局」にて第1・2巻分の再編集版動画を配信。ベンチャーソフト版とはオープニング・エンディングや内容が一部異なっていた。

2007年、「株式会社ゴッドシップ」により再編集を受けた第1巻から3巻に加え、制作済みだった第4・5巻を加えたDVD-BOX『大YAMATO零号』を、公式サイト内およびアマゾンの「マーケットプレイス」での通販限定で発売した。2008年10月24日に改めて一般市場向け仕様が発売され、その他のECサイトなどでも購入が可能となった。

その後2010年12月22日より、TSUTAYAGEOなどの大手レンタルショップでDVDレンタルが開始された。
ストーリー

宇宙暦3199年、我々の住む太陽系を含むA(アー)銀河は、資源やエネルギーなどを狙う4つの銀河からやって来た4つの敵艦隊[4]の攻撃により壊滅的な被害を受けていた。味方から「ボロブネ」などと嘲られながらもA銀河最後の艦として参戦した〈大YAMATO零号〉は未曾有の危機に立ち向かうこととなる。
Vol.1
A銀河連合本部「エンペラー」から参戦許可を得た大YAMATO零号は、リゲル率いる〈七千艦隊〉の後方支援艦として配備される。七千艦隊は、〈メタノイドラッケン〉と交戦するが、合体して竜となったメタノイドラッケンの反撃で壊滅状態に陥る。大YAMATO零号は、七千艦隊に対して「ルナ星群」の星「ルナE」へ退避するよう進言。砲撃によって同星群の「ルナG」を破壊してマグマを噴出させ、メタノイドラッケンを誘引し、七千艦隊を危機から救う。ルナGのマグマを食い尽くしたメタノイドラッケンは、そのまま他のエリアへと移動していった。
Vol.2
七千艦隊の残存艦は、移動したメタノイドラッケンを追撃するが、〈影の艦隊〉の奇襲攻撃で大損害を受ける。救助に駆け付けた大YAMATO零号も攻撃を受けるが、科学分析班長イグァが〈影の艦隊〉の移動パターンを解析していった結果、敵が超高速で移動する1隻の艦であることを突き止め、影の艦隊を撃滅する。しかしその直後、新たな敵〈白亜帝艦〉が太陽系に向かったという情報が、エンペラーにもたらされる。
Vol.3
地球へと侵攻する白亜帝艦に対し、唯一対処できるエリアにいたロボット工作兵艦隊〈ティム艦隊〉が出撃して迎え撃つが、次第に劣勢になっていく。一方、メタノイドラッケンを追走する大YAMATO零号は、太古の地球人が移住した星「青の地球」が、壊滅しているのを発見する。そこへ、白亜帝艦の地球接近の報が届き、地球が青の地球と同じになることを恐れた乗組員たちが、地球に帰還することを求めて艦内で暴動を起こす。乗組員が葛藤する中、青の地球の戦艦〈マホロバ〉から通信が入る。大YAMATO零号から青の地球の最期を知らされたマホロバは、遠い祖先の星である太陽系地球を守ることを宣言し、「マイナス時空砲」によって白亜帝艦を宇宙の彼方へと追いやって地球を救う。そして、大YAMATO零号は、再びメタノイドラッケンの追撃を開始する。
Vol.4
2つの脅威を取り去ったA銀河だったが、最初の敵であるメタノイドラッケンはいまだに撃破できず、オーワン率いる七千艦隊も壊滅する。大YAMATO零号は、メタノイドラッケンが冷温アステロイドのあるエリアを避けていることから、低温が弱点であることを突き止める。さらに、メタノイドラッケンが新たに現れた〈ガイラー要塞〉から逃げるように、冷温アステロイドの星群「レギノス」に向かっていることが発覚。レギノスで待ち構えた大YAMATO零号は、「大ヤマト砲」でレギノスの地表を撃ち抜き、冷温アステロイドの根源であるガスを噴出させて、メタノイドラッケンを撃破する。
Vol.5
メタノイドラッケンを撃破したのも束の間、最後の敵である〈メタノイドインセクター〉が出現し、リゲル率いる七千艦隊に大打撃を与える。大YAMATO零号も突破口を見つけられないうえ、メタノイドラッケンまで新たに3体も出現し、窮地に陥る。しかしそこへ、〈ガイラー要塞〉が現れ、大YAMATO零号と将来戦うことを望み、メタノイドラッケン3体を葬り、去っていく。大YAMATO零号は、残るメタノイドインセクターと交戦を開始。苦戦するも、駆け付けたマホロバと合体し、「大銀河砲」を発射して、メタノイドインセクターを撃破する。A銀河の危機が去った後、大YAMATO零号は地球へと帰還の途に就く。
登場キャラクター

以下の解説はゴッドシップ版(#各巻リストを参照)に準ずる。
大YAMATO零号乗組員
オズマ・ソウジ艦長
- ささきいさお大YAMATO零号の艦長。「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」での沖田十三に近い容姿の人物。息子のダイを反異星人グループが起こした抗争で失った過去を持つ。
オキ・シンマ
声 - 浪川大輔オレンジ色の髪をした若い男性。「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」での古代進に近い容姿の人物。大YAMATO零号の発進後に強引に乗り込んできて、雷撃隊<風>に配属される。オフェンスデータではトップに位置し、Vol.4で「大ヤマト砲」の砲手に選ばれる。かつて轟沈した「しらぬい」の唯一の生存者。エピローグでは、しらぬい轟沈の謎を解明するため、手掛かりとなるガイラー要塞を追って大YAMATO零号を離艦する。
ホンゴウ・ユキ
声 - 皆口裕子科学分析班に所属する金髪の女性。「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」での森雪に近い容姿の人物。名前は附属池田小事件で犠牲となった女児(生前に松本作品に憧れていた)に由来する[5]


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