大鵬薬品工業
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大鵬薬品工業株式会社
TAIHO PHARMACEUTICAL CO., LTD.
本社社屋
種類株式会社
略称大鵬薬品、TAIHO
本社所在地 日本
101-8444
東京都千代田区神田錦町1-27
設立1963年昭和38年)6月1日
業種医薬品
法人番号1010001021927
事業内容医療用医薬品、一般用医薬品及び医薬部外品の研究・開発・製造及び販売
代表者小林将之(代表取締役社長)
資本金2億円
売上高1,673億円(※単体 2023年12月期)
従業員数2,159名(※単体 2023年12月末現在)
決算期6月30日
主要株主大塚ホールディングス株式会社 100%
主要子会社岡山大鵬薬品株式会社 100%
関係する人物小林幸雄(初代社長)
外部リンクhttps://www.taiho.co.jp/
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大鵬薬品工業株式会社(たいほうやくひんこうぎょう、TAIHO Phamaceutical Co., Ltd.)は、日本製薬会社。大塚ホールディングス傘下の事業会社である。

社名は大相撲の名横綱大鵬幸喜にちなんだものではなく、荘子の「逍遙遊篇」のについて書かれた一説に由来する。ただし直接的な関連はないものの、大鵬幸喜の四股名も同じく荘子の「逍遙遊篇」にちなんだ命名であり、その由来は同じである。

親会社の大塚HD同様、読売新聞グループ本社読売新聞東京本社など)や日本テレビホールディングス日本テレビ放送網など)を筆頭とする読売グループや全国の日本テレビ系列局との関係が深い。
概要

1963年昭和38年)6月、大塚グループと、日本主要卸業者49社の出資により設立された。開発系の医薬ベンチャーとして知られており、「フトラフール」、「ユーエフティ」、「ティーエスワン」、「ロンサーフ」などの抗がん剤においてトップシェアを誇っている。このほか、「チオビタドリンク」や「ソルマック」などの一般向けのヘルスケア品の製造・販売も行っている。セロハンテープで知られるニチバンの要請により資本参加し、現在法人で筆頭株主である。また、1974年に経営破綻した近江兄弟社の再建を成功させている。
沿革

1963年昭和38年)- 大鵬薬品工業株式会社設立

1964年(昭和39年)- 栄養ドリンク剤「チオビタ・ドリンク」発売

1974年(昭和49年)-

薬専部門新設

抗悪性腫瘍剤「フトラフール注・カプセル」発売


1975年(昭和50年)- 「チオビタ・ドリンク」の広告展開を開始

1976年(昭和51年)- ニチバンと業務提携し、資本参加

1978年(昭和53年)-

抗体化成工業と業務提携し、資本参加

抗悪性腫瘍剤「フトラフールズポ・ズポS」


1979年(昭和54年)- 液体胃腸薬「ソルマック」発売

1980年(昭和55年)- 抗悪性腫瘍剤「フトラフールE顆粒」発売

1981年(昭和56年)- 抗悪性腫瘍剤「フトラフールEカプセル・E錠・ズポN」発売

1982年(昭和57年)- ミニドリンク剤「チオビタゴールド」発売

1984年(昭和59年)- 抗悪性腫瘍剤「ユーエフティー」、「フトラフールEズポ・EズポS」発売

1985年(昭和60年)- 解熱鎮痛薬「ペレタック顆粒」発売

1986年(昭和61年)-

本社を現在地(東京都千代田区神田錦町1-27)に移転

液体胃腸薬「ソルマックS」発売


1988年(昭和63年)- 抗悪性腫瘍剤「ユーエフティー」に細粒タイプ(ユーエフティ細粒)を追加

1989年平成元年)- 社名表記を「大塚グループ・大鵬薬品工業」から「大鵬薬品」に変更

1990年(平成2年)-

心泉医薬の株式を取得し、資本参加

水虫薬「ポリカイン」発売


1992年(平成4年)-

心泉医薬の商号を岡山大鵬薬品に変更

抗悪性腫瘍剤「ユーエフティーE顆粒」発売


1993年(平成5年)-

尿失禁治療薬「バップフォー」発売

輸液製品の販売を大塚製薬へ移行

会社マーク・社名ロゴを変更


1995年(平成7年)-

大鵬ファインケミカルを吸収合併

「チオビタドリンク2000」発売

会社マークを前仕様に戻す


1999年(平成11年)- 抗悪性腫瘍剤「ティーエスワンカプセル20・25」を発売

2000年(平成12年)- 鎮痛消炎薬「ザハップ」、健胃消化剤「ソルマック胃腸液」、水虫薬「新ポリカイン」を発売

2001年(平成13年)- 頻尿・尿モレの為の生薬製剤「ハルンケア内服液」を発売

2002年(平成14年)

創業40周年を記念し、社史を刊行

健胃消化剤「ソルマックS胃腸液」、ドリンク剤「チオビタドリンク1000」を発売


2003年(平成15年)- フィルムタイプのトローチ剤「ペレックストローチ」、液体胃腸薬「ソルマックEX」発売

2004年(平成16年)12月 - 外用鎮痛消炎薬「ゼノール」の販売権を取得。2005年4月に当社の製品として4アイテム(エクサムSX・チックE・しっぷぴたっと・しっぷ温感)を発売。

2005年(平成17年)4月 - 国内製薬会社初のTRUSTe認証を取得

2006年(平成18年)- 外用鎮痛消炎薬「ゼノールエクサムFX」、頻尿・尿モレ用薬「ハルンケアゼリー」、健胃消化剤「ソルマックゴールド胃腸液」を発売

2007年(平成19年)- 外用鎮痛消炎薬「ゼノールエクサム液ゲル」、生薬製剤「扁鵲(へんせき)」を発売

2008年(平成20年)9月 - 乾燥性皮膚治療薬「ウレパールプラス」シリーズの販売を譲受、リニューアル発売

2009年(平成21年)

1月 - 大塚ホールディングスの完全子会社となる

6月 - 抗悪性腫瘍剤「ティーエスワン配合顆粒T20・T25」を発売

8月 -

「ソルマック」を処方改良した「ソルマックプラス」を発売

万有製薬株式会社(現・MSD株式会社)が保有していたつくば研究所の土地・建物および設備の一部を買収


10月 - フェルビナク配合温感テープ剤「ゼノールテープ35温」発売

11月 - 液体胃腸薬「ソルマックEX2」を発売


2010年(平成22年)6月 - 医薬品ドリンク剤「チオビタドリンクアイビタス」発売

2011年(平成23年)5月 - 外用鎮痛消炎薬「ザハップフェルビナクS」発売

2014年(平成26年)3月 - アステラス製薬株式会社から醗酵創薬研究に関する資産(醗酵ライブラリー、設備・機器、ITシステム)などを譲り受ける。

2015年(平成27年)6月 - 指定医薬部外品ミニドリンク剤「チオビタゴールドα」発売

2016年(平成28年)4月 - 香港で「Tiovita 3000(中国名:速健能3000)」を発売[1]

2017年(平成29年)10月 - フィルムタイプの口腔咽喉薬「ピタスのどトローチ」を発売

2018年(平成30年)

5月 - 医薬品ドリンク剤「チオビタドリンクアイビタスゼロ」を発売

9月 - ウイルス除去・抗菌スプレー「Efil(エフィル)」を発売


2019年(令和元年)8月 - フィルムタイプの鎮咳去痰薬「ピタスせきトローチ」を発売

2021年(令和3年)

9月 - 本社を同区神田錦町へ移転し、本社別館との2拠点から本社1拠点へ集約する[2]

11月 - 「バップフォー」をスイッチOTC化し、OTC医薬品で日本初となる尿意切迫感を効能に有する「バップフォーレディ」を発売。当社初の要指導医薬品となる[3]


製品一覧
チオビタ
ドリンク剤。「愛情一本。」のキャッチコピーで有名。

チオビタ・ドリンク【指定医薬部外品】

チオビタドリンク2000【指定医薬部外品】 -
タウリンを2000mgに倍増。緑ラベル。

チオビタゴールドα【指定医薬部外品】 - 「チオビタ」ブランドで初めてクコシエキスとジョテイシエキスを配合し、医薬品の「チオビタゴールド」に近い味わいに設計したミニドリンク剤。


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