大阪梅田ツインタワーズ・サウス
阪急阪神連絡デッキから
施設情報
所在地
大阪梅田ツインタワーズ・サウス(おおさかうめだツインタワーズ・サウス)は、大阪市北区梅田の超高層ビル。地下で大阪梅田駅(阪神)と直結しており、低層階が阪神百貨店梅田本店、高層階がオフィスフロアで構成される複合商業ビルである。名称が決まるまでは梅田1丁目1番地計画と呼ばれていた。 大阪神ビルディング(1963年竣工)と新阪急ビル(1962年竣工)を一体的に再開発するもの。特定都市再生緊急整備地域における道路上空建築(民間利用)の規制緩和の初の適用事例である。 工事は2期にわけて行われる。I期部分は大阪神ビルディング東側と新阪急ビルで、新百貨店の東側の部分となる。II期部分は大阪神ビルディング西側で、新百貨店の西側とオフィス部分となる。 I期工事は2014年10月の新阪急ビル解体工事着手から始まり、2015年2月には大阪神ビルディング東側解体工事着手、同年7月にI期部分新築工事着手に移り、2018年4月にI期工事竣工、同年6月に阪神百貨店の一部開業となった。 II期工事は、2018年6月に大阪神ビルディング西側解体工事着手、2019年6月にII期部分新築工事着手となっている。2021年秋に百貨店全面開業、2022年春にオフィスも含めた全体竣工となる予定だったが[1]、2022年2月25日に全体竣工した[2]。 「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」という名称は2018年4月に発表された。2022年4月1日に[2]、阪急百貨店うめだ本店が入居する梅田阪急ビルを「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを梅田における阪急阪神ホールディングスの象徴として「大阪梅田ツインタワーズ」と総称し、3月24日にオフィスゾーンが開業した[3]。 所有者は、阪急電鉄及び阪神電気鉄道であり、両社の総投資額は897億47百万円の予定である[4]。また、テナントとして入居する阪急阪神百貨店とその親会社のエイチ・ツー・オー リテイリングの総投資額は約450億円の計画である[5]。 2015年度の第2回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)に採択、CASBEE大阪みらいSランク、CASBEEスマートウェルネスオフィス認証Sランクを取得、DBJ Green Building認証最高評価(5つ星)を取得。 阪急阪神ホールディングスは2021年12月、当ビルを資金使途として、同社初のサステナビリティボンドを発行した[6]。
概要
施設概要
13-38階 - オフィス。基準階貸室面積は約3,500u(約1,060坪)。
12階 - 屋上広場、WELLCO(オフィステナント用共用スペース。カフェやラウンジ、フィットネス、リラックスルームなど。)
11階 - オフィスロビー、梅田サウスホール、梅田サウスカンファレンスルーム
地下2階-9階 - 阪神百貨店
地下1階、1階 - オフィスエントランス
地下3階 - 駐車場
入居者
百貨店
阪神百貨店 梅田本店