プロジェクト‐ノート:競馬#大阪杯の表記ルールを見直しませんかに、このページに関する議論があります。(2022年2月)
議論の要約:「大阪杯」と「産経大阪杯」の使い分け
大阪杯
Osaka Hai[1]
第67回大阪杯
(優勝馬:ジャックドール、鞍上:武豊)
開催国日本
主催者日本中央競馬会
競馬場阪神競馬場
創設1957年3月17日
2024年の情報
距離芝2000m
格付けGI
賞金1着賞金2億円
出走条件サラ系4歳以上(国際)(指定)
負担重量定量
出典[2][3]
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大阪杯(おおさかはい)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GI)である[2][3][4]。
正賞は日本馬主協会連合会会長賞[2][3]。 本競走は、春の中距離路線の最強馬決定戦となっている[4][5]。 1957年に5歳(現4歳)以上の馬による重賞競走「大阪盃競走」として創設された[5]。競走名は1964年に「サンケイ大阪杯」と改称された後、1989年より「産経大阪杯」となった[5]。 創設時は阪神競馬場の芝1800mで3月に行われていた[5]が、距離や施行時期は幾度かの変遷を経て、1972年より芝2000mで定着[5]。施行時期も1982年より桜花賞の前週に移され、現在に至る[5]。 外国産馬は1984年から、地方競馬所属馬は1995年からそれぞれ出走可能になり[6]、2003年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[7]。2014年から2016年までは本競走の1着馬に天皇賞(春)の優先出走権が付与されていた[5]。 2017年よりGI昇格し、名称を「大阪杯」とすることが、2016年10月17日に日本中央競馬会から発表された[8]。優勝馬には当該年のアイリッシュチャンピオンステークスへの優先出走権が与えられる[5]。また同年より天皇賞(春)、宝塚記念とともに同一年に行われる3競走[9]を全て優勝した馬に褒賞金が贈られることになった[10]。 出走資格:サラ系4歳以上 負担重量:定量(58kg、牝馬2kg減) 2016年までは天皇賞(春)のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は天皇賞(春)の出走候補馬(2頭まで)に優先出走が認められていた[11][12]。 競走名格付施行競馬場施行距離 2024年の1着賞金は2億円で、以下2着8000万円、3着5000万円、4着3000万円、5着2000万円[2][3]。
概要
競走条件
JRA所属馬
地方競馬所属馬(出走資格のある馬のみ)
外国調教馬(優先出走)
優先出走権
出馬投票を行っている外国調教馬
レーティング順位の上位5頭
当該年に行われる以下の競走のいずれかで1着となった馬(中央・地方の所属は問わない)
当該年に行われる以下の競走のいずれかで2着以内に入着した地方競馬所属馬[13][14]
中山記念GII中山競馬場芝1800m
金鯱賞GII中京競馬場芝2000m
賞金
歴史
年表
1957年
5歳以上の馬による重賞競走として「大阪盃競走」の名称で創設、(旧阪神特別)の副称をつけ阪神競馬場の芝1800mで施行。1960年まで「騎手災害基金競走」の副称もつけられた[15]。
当時の正賞は大阪新聞社賞[15]。
1960年 - 正賞が大阪新聞社賞、ラジオ大阪賞になる[16]。
1962年 - 正賞が産経新聞社賞になる[17]。
1964年 - 名称を「サンケイ大阪盃」に変更[18]。
1969年 - 名称を「サンケイ大阪杯」に変更[6]。
1973年 - 負担重量を別定に変更。
1984年
グレード制施行によりGII[注 1]に格付け。
混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[5]。
1989年 - 名称を「産経大阪杯」に変更[5]。
1995年 - 指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能となる[6]。
2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」に変更[6]。
2003年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[7]。
2004年 - 国際セリ名簿基準委員会により国際GIIに指定[19]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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