大阪教育大学附属池田小学校
[Wikipedia|▼Menu]

大阪教育大学附属池田小学校

過去の名称大阪府池田師範学校附属小学校
大阪府池田師範学校附属国民学校
大阪第二師範学校附属国民学校
大阪第二師範男子部附属国民学校
大阪学芸大学附属池田小学校
大阪教育大学教育学部附属池田小学校
国公私立の別国立学校
設置者国立大学法人大阪教育大学
設立年月日1909年明治42年)4月12日
開学記念日11月1日
創立者大阪府
共学・別学男女共学
学期3学期制
所在地〒563-0026
大阪府池田市緑丘1丁目5番1号.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度49分12.8秒 東経135度26分21.8秒 / 北緯34.820222度 東経135.439389度 / 34.820222; 135.439389
公式サイト大阪教育大学附属池田小学校 ? Ikeda Elementary School attached to Osaka Kyoiku University
プロジェクト:学校/小学校テンプレート
テンプレートを表示

大阪教育大学附属池田小学校(おおさかきょういくだいがくふぞく いけだしょうがっこう)は、大阪府池田市緑丘にある国立小学校明治時代、学校教育の研究・実践の場として創立。日本で初めての世界保健機関 (WHO) のインターナショナルセーフスクール (ISS) でもある[1]。同じ敷地に附属池田中学校附属高校池田校舎があり、連携し教育研究活動を行っている。目次

1 概要

1.1 教育目標

1.2 附属池田小事件と学校安全モデル校、ISS


2 沿革

2.1 年表


3 基礎データ

3.1 交通アクセス

3.2 象徴

3.2.1 校歌

3.2.2 校章



4 授業

4.1 教員

4.2 国際交流


5 学校行事

6 入試・編入

7 著名な出身者

7.1 政治

7.2 財界・経済

7.3 学者・医師

7.4 芸能・芸術

7.5 スポーツ


8 備考

9 脚注

10 関連項目

11 外部リンク

概要

1909年明治42年)、大阪府池田師範学校大阪教育大学の前身の一つ)の附属小学校として創立した。教員養成大学の附属学校として、児童に初等普通教育義務教育)のうち基礎的なものを行う「教育活動」と、学校教育と生涯学習の実践的研究や教育実習生の受け入れなど「研究活動」を行っている。通称は「附小(ふしょう)」「池附(いけふ)」「池小(いけしょう、大学内での通称)」で、英語名称は、Ikeda Elementary School attached to Osaka Kyoiku University。

国際社会で活躍できる人間の育成を目指して、1996年平成8年)から帰国児童の受け入れを開始。特別な学級編成を行わず、帰国児童を普通学級に在籍させて他の児童と共に学ぶことにより、日本の文化や習慣を理解し、外国での経験を活かし、共に国際社会で活躍できる人材となるように教育活動を行っている。

国際理解教育のほか、総合的学習や融合型の学習を包括的にとらえ、新時代への教育改革を目指して大阪教育大学附属池田中学校大阪教育大学附属高等学校池田校舎と共同研究を開始。同じ敷地に小学校・中学校高等学校があるメリットを生かし、小・中・高の連携で教育研究活動を行っている。2018年度の場合、「学びの質を高める次世代のICT活用」をテーマに研究[2]し、池田地区附属学校として研究の成果を毎秋に発表。紀要にまとめられている[3]
教育目標
自ら進んで学び、生活をきりひらく主体的な意欲と能力の育成

好ましい人間関係を育てることによる集団的資質と社会性の育成

自他の生命を尊重し、社会の平和と発展を希求する心情の育成

健康の増進と、明るくたくましい心身の育成

安全な社会づくりに主体的に参画する人間の育成
[4]

附属池田小事件と学校安全モデル校、ISS「附属池田小事件」も参照

2001年(平成13年)6月8日、附属池田小事件が発生。侵入した男に児童8名が殺され、児童13名と教諭2名も負傷した。

事件の直後、仮設校舎で授業を行い、2004年に改築した校舎に復帰した。事件を契機に全教員の共同研究として安全教育を推進しており、さまざまな事件を防ぐため、正門に警備員を配置し、校舎も可視化を図り、非常用押しボタンを設置。安全設備の整備ほか、不審者対応訓練も児童対象に1回、教職員対象に5回実施したり、毎月8日を「安全の日」と定め、危機管理マニュアルの内容の確実な実施を点検したりするなど、学校安全設備のモデル校となっている。

2002年には学校災害特別研究児童の受け入れも開始。学校災害による兄弟姉妹が死亡した児童の発達過程と支援のあり方を研究して教育的実践を行っており、2009年4月には文部科学省から「安全科」を設置する教育課程特例校に指定された。

2010年3月には「安全な環境づくりを進める学校」として世界保健機関 (WHO) の「 International Safe School (インターナショナルセーフスクール)」(ISS) 認証を受けた。ISSは、認定制度ではなく、保護者や地域と一体となり安全な学校を目指す「活動を評価する」制度。2004年以降、スウェーデン韓国中華民国台湾)、タイなどの32校が認証されている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:61 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef