大阪府立今宮高等学校
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度39分7.8秒 東経135度29分56.4秒 / 北緯34.652167度 東経135.499000度 / 34.652167; 135.499000
大阪府立今宮高等学校(おおさかふりつ いまみや こうとうがっこう)は、大阪府大阪市浪速区にある公立高等学校。 1906年に大阪府立今宮中学校として創立した[1]。大阪市内の旧制中学校としては四番目の創立である。校章は旧制中学の「中」を表す六稜に「今」で、左右に付した四本線は「市内第四中学」であることを表している。 新制高等学校への改編当初は全日制・定時制を併設する普通科高等学校だったが、全日制課程は1996年、柴島・松原の各高等学校とともに、大阪府内の公立高等学校としては初めて総合学科へと改編されている。定時制課程は大阪府の定時制高校再編策により、1998年3月に閉課程となった。 総合学科で単位制。2010年度まで2期制を採用していたが、2011年度より3期制に戻した。「個性の伸張」と「知性の育成」の2つを大きな柱としている。2・3年時に3系列5コースに分かれて学習する[2]。かつては「医薬学入門」「航空宇宙工学」など、大学との連携によって開設される理系科目も存在した。 留学生の受け入れなどの教育活動を積極的に展開している。屋上に開閉ドーム式のプールがあるが、現在は開閉装置の故障で開かなくなっている。「学校を美術館に」とのスローガンのもと、校内の各所に生徒の美術・書道・書画等の芸術作品が展示されている。 2020年度以降、知的障害を持つ生徒がともに学ぶ「共生推進教室」を設置している[3][4]。共生推進教室の生徒の学籍は大阪府立なにわ高等支援学校に属する[4]が、週4日今宮高等学校に通い高等学校の生徒とともに授業を受ける。 服装については校則ではなく服装自主規制を定めており、生徒自身による風紀の是正を行っている。規定によると学生服はあくまで標準服であり、式典等以外で強制されることはない。 同窓会は「自彊会」と称し、構内に「自彊会館」という建物を所有している。自彊会館は2棟あり、正門を入ってすぐ左に見えるのが「新自彊会館」、グラウンドのバックネット後方にあるのが「旧自彊会館」である。生徒が主に利用するのは新自彊会館であり、特別授業や文化祭で利用される他、昼休みには軽音エレキ部によるミニライブが定期的に開催されている。旧自彊会館は普通科時代の卒業生が利用することがほとんどである。 1906年3月9日の文部省告示により、大阪府立今宮中学校が大阪市南区馬渕町350番地(現在の浪速区恵美須西3丁目)に設置され、同年4月より開校することが決定した[1]。
概要
沿革
旧制中学校時代