大阪市交通局
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「大阪市電気局」はこの項目へ転送されています。電気事業部門については「大阪市営電気供給事業」をご覧ください。

大阪市交通局
Osaka Municipal Transportation Bureau
かつての大阪市交通局の本局
(現在は大阪市高速電気軌道本社)
種類地方公営企業
略称大阪市営地下鉄
大阪市営バス
本社所在地 日本
550-8552
大阪府大阪市西区九条南一丁目12番62号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度40分11秒 東経135度28分27.9秒 / 北緯34.66972度 東経135.474417度 / 34.66972; 135.474417座標: 北緯34度40分11秒 東経135度28分27.9秒 / 北緯34.66972度 東経135.474417度 / 34.66972; 135.474417
設立1903年明治36年)9月12日(大阪市工務課として)(※1)
業種陸運業
事業内容都市高速鉄道事業
中量軌道(新交通システム)事業
自動車運送事業
代表者塩谷智弘(交通事業管理者・交通局長)
従業員数5,272名(2017年3月現在)
決算期3月31日
関係する人物山口利昭(社外監査役)
外部リンク1998年 - 2013年(インターネット・アーカイブ)
2013年 - 2018年(インターネット・アーカイブ)
特記事項:※1:1923年大正12年)10月1日大阪市電気局として局制、1945年昭和20年)9月11日大阪市交通局に改組。
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大阪市交通局(おおさかしこうつうきょく、: Osaka Municipal Transportation Bureau)は、大阪府大阪市内およびその周辺地域で公営交通事業を行うため、2018年平成30年)3月まで存在した大阪市の地方公営企業の一つである[1]

地下鉄中量軌道新交通システム)・路線バスをはじめ、市電路面電車)や無軌条電車(トロリーバス)も運営していた。1903年明治36年)の大阪市電開業時に存在した大阪市工務課に起源を持ち、1945年昭和20年)に名称が大阪市交通局となった。本局は大阪市西区九条南1丁目に所在していた。

2018年(平成30年)4月1日より、市営地下鉄事業(新交通システムを含む)は大阪市が全額出資する新会社・大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)による運営に移行された[2][3][4][5][6][7][8][注釈 1]。また同時に市営バス事業も、大阪市高速電気軌道の子会社である大阪シティバスに譲渡された[2][10][7]

事業の民営化に伴い、大阪市交通局は廃止された[11]
事業

各事業の詳細は以下の項目を参照。

高速鉄道(地下鉄):
大阪市営地下鉄(8路線 129.9km)

中量軌道(新交通システム):ニュートラム 南港ポートタウン線(1路線 7.9km)

自動車運送事業(路線バス):大阪市営バス(2007年12月現在174系統。うち赤バス28系統。なお赤バスは2013年廃止。市バスの運行の約半分は外郭団体大阪シティバス株式会社と南海バスに委託)

路面電車:大阪市電

無軌条電車:大阪市営トロリーバス

※以降の解説で「バス」とある場合は、特記なければ一時期設定されていた「赤バス」を含む。

大阪市では、地下鉄事業を「大阪市高速鉄道」、路線を「高速電気軌道第○号線」と呼んでいた。「高速鉄道」と称されてはいるが、意味は都市計画法に規定される都市高速鉄道の略であり、新幹線に代表される高速鉄道ではない。これら地下鉄建設は市電の代替とされ、野田阪神駅など市電時代の停留所名がそのまま地下鉄の駅名となっているケースが多い。

大阪市の地下鉄は法規上、大阪港トランスポートシステム(OTS)から移管された区間を除く全線が都市計画道路とセットで計画・建設されたという歴史的経緯から、日本の地下鉄では唯一、軌道法準拠の軌道として取り扱われている。路線名に用いられる「高速電気軌道」という呼称もこれによるものである。これに対し、新交通システムの南港ポートタウン線については、軌道法に基づく軌道と鉄道事業法に基づく鉄道の区間が混在している。
局章・ロゴマーク

大阪市電開業当初は市章の澪標唐草模様を加えたもの、あるいは市章をそのまま使用していた。やがて澪標に「電」の文字を組み合わせたマークが1908年(明治41年)頃より使われはじめ、そのマークが大阪市電気局発足日である1923年(大正12年)10月1日に正式に局章として制定された[12]。この局章は大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)へ継承されている[13]

大阪市営地下鉄を表すマークは京都帝国大学教授の武田五一が開業時に考案したものである。大阪市の「O」と高速鉄道の「コ」を重ねたものを図案化したもので、「コ」が「O」からはみ出す様は路線網が郊外へ伸びていくことを表している[12]。正式名称は大阪市高速電気軌道標識と言うが、その形から親しみを込めてマルコマークと呼ばれていた[14]

中量軌道事業のマークはニュートラムの頭文字「N」の字を図案化したものである。

バスについては独自のマークを使用せずに大阪市章(澪標)を使用していた。

澪標
(大阪市章)

局章

大阪市高速電気軌道標識(マルコマーク)

ニュートラム

前面中央に大阪市章を掲げた大阪市バス車両

歴史1940年当時の大阪市電901形大阪市営地下鉄開業時の100形電車大阪市営地下鉄御堂筋線30000系電車大阪市営トロリーバス新交通システム


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