大阪国際空港
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大阪国際空港
(伊丹空港)
Osaka International Airport
(Itami Airport)


IATA: ITM - ICAO: RJOO
概要
国・地域 日本
所在地大阪府豊中市
大阪府池田市
兵庫県伊丹市
母都市大阪市
種類商業
運営者関西エアポート株式会社
運用時間7:00 - 21:00[1]
ターミナル数1
拠点航空会社日本航空
全日本空輸
敷地面積311.9[2] ha
標高12 m (39 ft)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度47分04秒 東経135度26分21秒 / 北緯34.78444度 東経135.43917度 / 34.78444; 135.43917座標: 北緯34度47分04秒 東経135度26分21秒 / 北緯34.78444度 東経135.43917度 / 34.78444; 135.43917
公式サイト大阪国際空港(伊丹空港)
地図
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滑走路

方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
14L/32R なし 1,828×45 舗装
14R/32L I (32L側のみ)[1] 3,000×60 舗装

統計(2022年度)
旅客数12,989,945人
貨物取扱量87,935t
航空:空港管理状況 - 国土交通省
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示
ITM/RJOO 大阪国際空港の位置(大阪府より)大阪国際空港付近の空中写真(2012年)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成上空から見た大阪国際空港(2014年)

大阪国際空港(おおさかこくさいくうこう、英語: Osaka International Airport)は、大阪府豊中市、同府池田市兵庫県伊丹市にまたがる空港。伊丹空港(いたみくうこう、英語: Itami Airport)あるいは大阪空港(おおさかくうこう、英語: Osaka Airport)の通称でも知られる。名前に「国際」と付いており、1994年の関西国際空港開港の前は国際空港であったが、現在は国内線専用の拠点空港(基幹空港)として運用されている。近隣の関西国際空港神戸空港とともに関西三空港のひとつである。空港運営は関西エアポートが実施している。
概要

大阪市北北西約12km[注 1] にあり、京阪神都市圏のほぼ中心に位置する日本の国内線の基幹空港。空港法上の拠点空港であり、航空法上の混雑空港に指定されている。現在は国内線専用の空港として運用され、国際線の旅客・貨物便は就航していない[注 2]

1939年に開設された大阪第二飛行場が前身[3][4]1959年から空港整備法上の第一種空港となり[5][6]1970年代には国際線が多数就航する国際空港として発展したが、騒音などの公害問題で住民訴訟が相次ぎ(大阪空港訴訟)、地元自治体などが空港廃止を求める事態になった。国は、周辺環境対策の一環として航空機の機材や発着枠、運用時間などの制限を設けるとともに、空港廃止も視野に新たな空港の整備を進めた[7]

1990年には、地元自治体などが空港存続に方針を転換し[8]1994年には全ての国際線が新たに整備された関西国際空港に移転したが[9]、国内線用の空港として存続することとなった。2008年の空港法改正で、国際航空輸送網又は国内航空輸送網の拠点となる「拠点空港」に位置づけられた。

滑走路クロース・パラレルで、A滑走路 (1,828 m) とB滑走路 (3,000 m) の長短2本が整備されている。周辺市街地の環境対策として、運用時間は7時から21時まで、1日の発着回数は370回(ジェット機200回、低騒音機170回)までに制限されている[10][11]。また、空港周辺には緩衝緑地などが設けられる[12]

他空港と比較して運用時間の制約が厳しいこともあり、定時運航の面で優れた実績をあげている。2008年1月にフォーブス電子版が発表した世界の空港の効率性に関する番付で、「定刻通りに出発できる効率的な空港」第1位に選ばれた[13]。加えて、1日200回以上の発着回数規模の空港を対象としたFlightsStats社の定刻運航賞も受賞している。その一部門であるアジアの主要空港における出発実績賞を2010年に、同じくアジアの地域空港における出発実績賞を2011年に、それぞれ連続受賞した。2010年・2011年ともに、定刻運航賞のすべての部門の受賞空港のなかで、最も優秀な定刻出発率となっている[注 3][注 4][14][15][16]。2015年度には、英国の調査会社OAGによる空港の定時運航率ランキングで、定時運航率93.85%で小規模空港の世界一となった[17]

空港法上の正式名称は「大阪国際空港」で[18][19]、これは国際線移転後も、「国際空港」の名称を据え置くよう地元自治体などが希望したためとされる[20][21]。このほか、大阪空港(おおさかくうこう、英語: Osaka Airport)[22] の名称が広く用いられているほか、旧称の伊丹飛行場と伊丹ベースに由来して伊丹空港(いたみくうこう、英語: Itami Airport)[18][20] とも呼ばれている。単に「伊丹」でも多くの人に通用する。券面には大阪/伊丹と書かれる事もある。

空港の設置・運営・管理は、2008年まで第一種空港として国が行い、費用を全額負担していたが、2008年6月の空港法改正により旧・第二種空港相当となり、地元自治体が一部負担をするようになった[23]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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