大阪上本町駅
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「上本町駅」はこの項目へ転送されています。富山地方鉄道富山市内軌道線の停留場については「上本町停留場」を、かつて存在した西鉄北九州線の停留場については「西鉄北九州線#電停一覧」をご覧ください。

「上六駅」はこの項目へ転送されています。かつて存在した大阪市営電気鉄道の駅については「上本町六丁目駅」をご覧ください。

大阪上本町駅*
近鉄百貨店上本町店(2012年5月)
おおさか うえほんまち
Osaka-Uehommachi
(近鉄百貨店前)

所在地大阪市天王寺区上本町六丁目1-55.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度39分55.98秒 東経135度31分16.5秒 / 北緯34.6655500度 東経135.521250度 / 34.6655500; 135.521250 (大阪上本町駅*)座標: 北緯34度39分55.98秒 東経135度31分16.5秒 / 北緯34.6655500度 東経135.521250度 / 34.6655500; 135.521250 (大阪上本町駅*)
所属事業者近畿日本鉄道(近鉄)
電報略号ウエ
駅構造地上駅(大阪線)
地下駅(難波線)
ホーム7面6線(地上)
2面2線(地下)
乗降人員
-統計年度-60,382人/日
-2021年-
開業年月日1914年大正3年)4月30日
乗入路線 2 路線
所属路線D 大阪線
駅番号 D03 
キロ程0.0 km(大阪上本町起点)
(1.1 km) 鶴橋 D04►
所属路線A 難波線奈良線)**
駅番号 A03 
キロ程0.0 km(大阪上本町起点)
◄A02 近鉄日本橋 (1.2 km) (1.1 km) 鶴橋 A04**►
乗換谷町九丁目駅
Osaka Metro谷町線千日前線
備考大阪線は地上ホームに、難波線は地下ホームに発着
* 2009年3月20日 上本町駅から改称
** 鶴橋方面は布施駅まで大阪線経由
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大阪上本町駅(おおさかうえほんまちえき)は、大阪府大阪市天王寺区上本町六丁目にある近畿日本鉄道(近鉄)のである。

上町台地の頂に達する位置であり、上町の中心の意から「上本町」と呼ばれるようになった。駅長配置駅である。第3回近畿の駅百選に選定されている。
概要

近鉄の直系母体である大阪電気軌道(大軌)開業時からのターミナル駅で、元々は現在の近鉄奈良線の起点であった。天王寺区上本町六丁目に所在し、(市電→市バス→)大阪シティバスの停留場名が「上本町六丁目」であることから「上六」とも呼ばれる。7面6線の地上ホーム(大阪線)と2面2線の地下ホーム(奈良線・難波線)で構成される。7面6線の地上ホームは頭端式ホームとしては阪急電鉄大阪梅田駅南海電鉄難波駅に次ぐ全国3位の規模を誇る(単一路線では全国1位)。また、近鉄の大阪側の主要駅では大阪阿部野橋駅鶴橋駅大阪難波駅に次ぐ4番目の利用者数となる[1]

1970年難波線(当駅地下ホーム)開業によって、ミナミ繁華街に位置する大阪難波駅2009年以前は近鉄難波駅)まで路線が延伸された。難波線の開業により、特急を含めた全ての奈良線の列車と名阪特急などの大半の大阪線の特急列車は大阪難波駅を発着するようになり、当駅の地下ホームは実質的に途中駅扱いとなった。そのため、奈良線・大阪線の全ての列車が当駅を始発としていた難波線開業以前と比較すると、上本町駅のターミナル駅としての役割は大きく低下している。一方、全ての大阪線一般列車と伊勢志摩方面に向かう一部の阪伊特急は依然として当駅地上の頭端式ホームを発着し、今でもターミナル駅としての機能を一部維持している。歴史的経緯から当駅は近畿日本鉄道(近鉄)及び近鉄グループホールディングスの登記上本店となっており、駅周辺は両社の本社や、近鉄グループの商業施設・ホテルなどが集積している。
利用可能な鉄道路線

近畿日本鉄道

大阪線:地上ホーム。駅番号はD03。

難波線奈良線):地下ホーム。駅番号はA03。

大阪線・難波線ともに当駅が起点である。線路名称上は、大阪上本町駅 - 布施駅間は大阪線に属しており、奈良線は布施駅が起点であるが、実際の運行上は大阪線複々線区間を経由して当駅の地下ホーム(難波線・奈良線ホーム)に乗り入れる。地下ホームを発着する全ての列車は難波線に直通して大阪難波駅まで至る(一部の一般列車は大阪難波駅から阪神なんば線に直通)。また、地下ホームは名阪特急など大阪難波駅を起点とする大阪線特急列車も発着する。
当駅からの接続路線

地下通路により、以下の路線と接続されている。

大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)- 谷町九丁目駅

谷町線

千日前線


駅構造

大阪線の列車が発着する行き止まりの頭端式7面6線の地上ホーム(1階)と、奈良線(難波線)の列車と一部の大阪線特急列車が発着する相対式2面2線の地下ホーム(地下3階)に分かれている。地下ホームを起点・終点とする列車は存在せず、実質的には中間駅となっている。地上ホームと地下ホームは改札内で階段を通じて結ばれている。頭端式ホームとしては阪急電鉄大阪梅田駅南海電気鉄道難波駅に次ぐ全国3位の規模を誇る。ただし単一路線では日本一の規模である。改札口は地上に1箇所、地下に3箇所ある(うち1箇所は近鉄百貨店上本町店の地下2階と直結している)。有効長は全ホーム10両。
のりば

A 難波線・奈良線(地下ホーム)
のりば方向行き先備考
1下り
近鉄奈良近鉄名古屋賢島方面[2]大阪難波発の特急を含む
2上り大阪難波神戸三宮方面[2]
D 大阪線(地上ホーム)
のりば方向行き先備考
4 - 9下り河内国分五十鈴川鳥羽方面[2]当駅始発
3番乗り場は欠番、特急は主に9番のりばから発車

種別ごとの主な乗り場表乗り場特急快速急行急行準急

区間準急各駅停車
4-夕方以降終日終日
5
6朝・夕主に日中以外
7一部の朝始発平日夕方
8---
9朝、夕--

地上ホームの並びは北から、2024年のダイヤ変更までは3番線降車ホーム(片面のみ)、3・4番のりば、4・5番線降車ホーム、5・6番のりば、6・7番線降車ホーム、7・8番のりば、9番のりば(片面のみ)の順。近鉄の他の頭端式ターミナル駅(大阪阿部野橋駅京都駅近鉄名古屋駅など)と異なり、種別毎のホーム区別はなされていない(近鉄奈良駅も類似の状況)[3]。以前は地上ホームから発着する名古屋行き特急が平日朝の1本(土休日は大阪難波始発)のみあったが、2016年3月19日ダイヤ変更時に大阪難波発に変更され消滅した[注 1]ほか、地上ホームから発車する特急は8時と9時に当駅発の賢島行き特急以外は朝の7時から夕方の19時にかけて毎時1本当駅発の阪伊特急が設定されていたが、現在、地上ホームから発車する特急は7時と8時に宇治山田行き特急と8時?9時とに当駅発の賢島行き特急、17時から19時台に毎時1本当駅発の阪伊特急が設定されている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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