大阪ステーションシティ
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大阪ステーションシティ
OSAKA STATION CITY
大阪ステーションシティ
地図

店舗概要
所在地大阪府大阪市北区梅田三丁目
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度42分10.0秒 東経135度29分42.0秒 / 北緯34.702778度 東経135.495000度 / 34.702778; 135.495000 (大阪ステーションシティ)座標: 北緯34度42分10.0秒 東経135度29分42.0秒 / 北緯34.702778度 東経135.495000度 / 34.702778; 135.495000 (大阪ステーションシティ)
開業日2011年5月4日
施設所有者西日本旅客鉄道
施設管理者西日本旅客鉄道
延床面積530,000 m²
商業施設面積134,000 m²
中核店舗ルクア1100(開業時:JR大阪三越伊勢丹)
大丸
ルクア
商圏人口約860万人(半径30km圏内)[1]
最寄駅大阪駅
外部リンク大阪ステーションシティホームページ
OSAKA STATION CITY
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大阪ステーションシティのロゴ

大阪ステーションシティ(おおさかステーションシティ、英語: OSAKA STATION CITY)は、大阪市北区梅田三丁目に所在するJR大阪駅駅ビルであり、大阪駅を中核とした巨大複合商業施設である。ホテルオフィスファッションビル百貨店シネマコンプレックスなどで構成される。2011年5月4日に、JR西日本による再開発によって誕生した。
概要

駅北側の「ノースゲートビルディング」(NORTH GATE BUILDING) と、駅南側の「アクティ大阪」を増築した上で改称された「サウスゲートビルディング」(SOUTH GATE BUILDING) の2棟のビルから構成されており、大阪ターミナルビルが運営している。

「大阪ステーションシティ」という名称は、「発見。感動。OSAKA Grand Station」という開発コンセプトを踏まえて、新しい「まち」が大阪駅に位置することを分かりやすくシンプルに表現したものであり、「ノースゲートビルディング」と「サウスゲートビルディング」は「大阪ステーションシティ」の南北にそびえる玄関口であることをシンプルに表現したものである[2]

大阪ステーションシティ全体(ノースゲートビルディング、サウスゲートビルディング、大阪駅構内を含む)の総延床面積は約53万m2となり、かつては名古屋駅JRセントラルタワーズ・41万6,565m2)を上回っていた。しかし2017年4月には名古屋駅北隣(名古屋ターミナルビル跡地)にJRゲートタワー(約26万m2)が開業して以降はこれも合わせると最終的な駅ビルの総延床面積は約67万m2となり、大阪ステーションシティ全体の規模を上回っている[注釈 1]。また、店舗面積(旧JR大阪三越伊勢丹+大丸+ルクア)でも13万4,000m2と大規模なものとなり、ららぽーとTOKYO-BAY千葉県船橋市、11万5,000m2)を抜き、西日本最大にしてイオンレイクタウン埼玉県越谷市、24万5,223m2)に次いで日本2位の規模を誇る巨大商業施設となる。

2011年に開業した百貨店のJR大阪三越伊勢丹は百貨店激戦区の梅田エリアにおいて、売上不振により一旦閉店し、2015年ファッションビルルクア1100に転換した。ノースゲートビルディング西館のルクア1100は同ビル東館に位置するルクアとともに「LUCUA osaka(ルクア大阪)」を形成している。橋上駅舎

駅上空には2階建ての人工地盤が建設され、南北連絡橋と橋上駅舎が設置された。駅の南北2つのビルは南北連絡橋によって往来できるようになり、橋上駅舎には直結する改札口「連絡橋口」が設置された[4][5]。さらに、北側には阪急電鉄大阪梅田駅、南側には歩道橋に繋がるペデストリアンデッキを設置、複合施設のグランフロント大阪にもデッキで繋っており、回遊生を高めている。

南北2つのビル間には、プラットホーム中央部を覆うように弧を描く巨大な片流れの大屋根が設置された。東西長約180m、南北長約100mで、高さは最も高い地点で約50mに達する。一部ガラス製で自然光が差し込む造りである。これに伴い、既存のホーム屋根は端部を残して撤去される予定であったが、風に飛ばされた雨が隙間から吹き込むことが発覚したため、ホームの一部にガラス製の透明な屋根が取り付けられている[6]

総事業費は2,100億円に及び、大阪駅の1日の平均乗降客数は約85万人だが、JR西日本では大阪ステーションシティの開業で91万人にまで増えると想定している。また、開業後の同駅の増収効果を、鉄道業や流通業、ビルのテナント料収入などで年間725億円と試算され、開業当初は減価償却費などが嵩むが、5 - 6年後には利益を生み始めると見積もられている[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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