「大阪しぐれ」
都はるみ の シングル
B面おんな恋唄
リリース1980年2月1日
ジャンル演歌
時間3分57秒
レーベル日本コロムビア
作詞・作曲吉岡治(作詞)
市川昭介(作曲)
斉藤恒夫(編曲)
ゴールドディスク
第13回日本作詩大賞・大賞
第22回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞
チャート最高順位
週間2位(オリコン)
1980年度年間49位(オリコン)
1981年度年間6位(オリコン)
6位(ザ・ベストテン)
都はるみ シングル 年表
花あやめ
『大阪しぐれ』(おおさかしぐれ)は、1980年2月1日に発売された都はるみの80枚目のシングル。
解説
都はるみが1980年代最初に発売したシングルで、大ヒットしたナンバー。オリコンの1980年の年間ヒットチャートで第49位を記録した。同年暮れには、作詞者の吉岡治が本楽曲で日本作詩大賞を受賞したほか、都が『第22回日本レコード大賞』で最優秀歌唱賞を受賞。また、16回連続出場となった同年大晦日の『第31回NHK紅白歌合戦』で歌唱された。
こうして年末の賞レース番組等でたくさん歌われたことでさらに広く浸透し、翌年に渡ってロング・セールスとなり、ミリオンセラーを達成した。オリコン総合シングル・チャートでベスト3位内に8週連続ランクイン、1981年の年間ヒットチャートでは第6位を記録している。また、TBS系列音楽番組『ザ・ベストテン』では1980年12月18日放送分で初登場、連続7週ランクインした。1990年時点での売上は135万枚[1]。
北新地などネオン街の地名がいくつか登場する、大阪のご当地ソングのひとつ。松田美由紀が関西人役を演じたTBS系列テレビドラマ『セカンド・チャンス』(1995年)において、松田が曲の冒頭を口ずさむシーンが登場するほか、桃井かおりと岩下志麻が主演した松竹・霧プロ映画『疑惑』(1982年)の居酒屋シーン(画面には柄本明が出演)で、本楽曲のインストゥルメンタルがBGMで使用されている。
収録曲
大阪しぐれ(3分57秒)作詞:吉岡治/作曲:市川昭介/編曲:斉藤恒夫
おんな恋唄(4分4秒)作詞:悠木圭子/作曲:鈴木淳/編曲:佐伯亮
カバー
1981年、石川さゆり(アルバム『春ひとつ?日本の女?』)
1982年、美空ひばり(アルバム『人恋酒?最新演歌名曲名唱集』)
1995年、香西かおり(アルバム『綴織百景 VOL.5 大阪物語』)
関連作品
青春歌年鑑 演歌・歌謡編 -1980年代-
歌心 流行歌120選
脚注^ 『文藝春秋』1990年4月号、337頁。
関連項目
1980年の音楽
1981年の音楽
大阪府のご当地ソング一覧
大阪府を舞台にした作品
表
話
編
歴
日本レコード大賞 最優秀歌唱賞
第11回 - 第20回
(1969年 - 1978年)
11 森進一「港町ブルース」
13 森進一「おふくろさん」
14 和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」
15 由紀さおり「恋文」
16 五木ひろし「みれん」
17 五木ひろし「千曲川」
18 八代亜紀「もう一度逢いたい」
19 八代亜紀「愛の終着駅」
20 沢田研二「LOVE (抱きしめたい)」
第21回 - 第30回
(1979年 - 1988年)
21 小林幸子「おもいで酒」
22 都はるみ「大阪しぐれ」
23 岩崎宏美「すみれ色の涙」
24 大橋純子「シルエット・ロマンス」
25 森昌子「越冬つばめ」
26 細川たかし「浪花節だよ人生は」
27 石川さゆり「波止場しぐれ」
28 北島三郎「北の漁場」
29 大月みやこ「女の駅」
30 島倉千代子「人生いろいろ」