大野敬太郎
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日本政治家大野 敬太郎おおの けいたろう
内閣広報室より公表された肖像
生年月日 (1968-11-01) 1968年11月1日(55歳)
出生地 日本 香川県丸亀市
出身校東京工業大学工学部(のちの東京科学大学
前職大野功統衆議院議員政策担当秘書
富士通従業員
所属政党自由民主党(無派閥)
称号博士(情報理工学)東京大学
親族父・大野功統(元防衛庁長官)
母方祖父・加藤常太郎(元労働大臣)
父方祖父・大野乾(元香川県副知事)
公式サイト大野敬太郎オフィシャルサイト|自民党香川3区衆議院議員
衆議院議員
選挙区香川3区
当選回数4回
在任期間2012年12月16日 - 現職
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大野 敬太郎(おおの けいたろう、1968年昭和43年〉11月1日 - )は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(4期)、自由民主党総務副会長、国会対策副委員長。

内閣府副大臣防衛大臣政務官などを歴任。

父は防衛庁長官、衆議院議員を務めた大野功統。母方の祖父は労働大臣、衆議院議員を務めた加藤常太郎。父方の祖父は香川県副知事を務めた大野乾
概要

香川県丸亀市出身(本籍地は観音寺市豊浜町)。坂出市立中央小学校、香川大学教育学部附属坂出中学校香川県立丸亀高等学校を経て、1991年東京工業大学(のちの東京科学大学工学部機械工学科卒業。1993年、同大学大学院理工学研究科機械工学専攻修了、富士通入社、宇宙開発推進室配属。1999年から富士通研究所に所属した。2001年よりカリフォルニア大学バークレー校客員フェロー。この間、研究者として学術論文を数十本執筆しており、米国で出版されている教科書に引用されたものもある[1][2]

2004年、父・大野功統防衛庁長官就任に伴い、大臣秘書官に就任。その後は父の政策担当秘書を務める。この間、東京大学産学官連携研究員を務め、博士(情報理工学)の学位を取得[2][3]

2012年、父・功統の引退に伴い、自由民主党が実施した候補者公募に応募し、5名の応募者(うち3名が書類選考を通過)の中から200名以上の自民党員による投票の結果、合格。香川3区で公認を受け、第46回衆議院議員総選挙で初当選。

2013年、自由民主党遊説局長代理に就任。研究開発力強化法を同僚議員とともに議員立法で成立させる。

2014年5月、 ⇒マンスフィールド財団トーマス・フォーリー日米議員交流プログラムに参加。9月、訪中団として王家瑞中連部委員長と会談。また、訪台団長として馬英九総統、王金平立法院長と会談[4]。11月、国際交流基金日中韓次世代リーダーズフォーラムに参加。12月に行われた第47回衆議院議員総選挙にて2期目当選。

2015年3月、外務委員会の理事に就任。5月、安倍総理の米国上下両院合同議会演説に同席[5]。6月、人口減少対策議連の提言を事務局長としてまとめ政府に提言。8月、北方領土国後島を訪問[6]。9月に行われた党総裁選において安倍晋三候補の推薦人に名を連ねている[7]。11月、新たに農林部会等の副部会長、知財戦略調査会事務局次長などに就任。12月には、イスラエルを訪問しガザ近郊を視察している。

2016年9月、財務金融部会長代理に就任。

2017年7月、今治造船の丸亀工場を程永華駐日中国大使が視察した際に地元選出議員と共に同行している[8]。同年8月、第3次安倍第3次改造内閣防衛大臣政務官に就任。同年10月に行われた第48回衆議院議員総選挙にて3期目当選。第4次安倍内閣で防衛大臣政務官に再任。同11月、自衛隊国産輸送機C-2が中東最大のエアショーであるドバイに国外初展示されたのに伴い、同国を訪問[9]。同国国防関係者[10]や同地を訪問していた海外要人と意見交換を行っている[11]。C-2の国外移転について「売ることが主目的ではなく、(世界や日本の)安全保障環境を良くしていくことだ」と強調し、一定の条件を満たせば武器輸出を認める「防衛装備移転三原則」を踏まえて判断するとした[12]。また、同12月には、国際戦略研究所IISS主催の中東安全保障会議マナーマダイアログに参加、同会議に参加していた河野太郎外務大臣のスピーチに併せ、防衛省としての中東への関与のスタンスを表明した[13]。また、米国第五艦隊司令官やバーレーン国防大臣などの要人と意見交換[14]を行った他、ソマリア沖の海賊対処を行っている多国籍艦隊である第151合同任務部隊CTF-151の司令部を訪問、激励している[15]。同12月、宮城県で行われた日米共同方面隊指揮所演習ヤマサクラ73を訪問し隊員激励をしている[16]

2018年1月、オーストラリアターンブル首相が訪日時に陸上自衛隊習志野駐屯地を安倍首相と共に訪れた際、現地に同行している[17]。同年2月、佐賀県の陸上自衛隊目達原駐屯地所属の対戦車ヘリコプター墜落事故で、小野寺大臣命により事故発生当日現地を訪問し、対応に当たった。


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