大都会_-闘いの日々-
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大都会 闘いの日々
ジャンルテレビドラマ
企画岡田晋吉(日本テレビ)
小林正彦
脚本倉本聰
監督小澤啓一 他
出演者渡哲也
仁科明子
神田正輝
篠ヒロコ
高品格
小野武彦
粟津號
新井春美
中条静夫
宍戸錠
平泉征
佐藤慶
玉川伊佐男
草薙幸二郎
柳生博
寺尾聰
石原裕次郎
ナレーター小林清志
オープニングゼロ座標『大都会のテーマ』
製作
製作総指揮石原裕次郎
プロデューサー山口剛(日本テレビ) 他
制作石原プロモーション
日本テレビ

放送
音声形式モノラル
放送国・地域 日本
放送期間1976年1月6日 - 8月3日
放送時間火曜 21:00 - 21:54
放送枠日本テレビ火曜9時枠連続ドラマ
放送分54分
回数31
特記事項:
大都会シリーズ第1作。
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『大都会 -闘いの日々-』(だいとかい たたかいのひび)は、1976年(昭和51年)1月6日から8月3日まで日本テレビ系列で毎週火曜日21:00 - 21:54に全31話が放送された、石原プロモーション制作の刑事ドラマである。『大都会』シリーズの第1作。「石原プロTV第一回作品」と銘打って製作された。

2016年(平成28年)現在、石原プロモーションの公式ウェブサイトで当番組が紹介されている。本作を『PART I』と表記した箇所があるが、番組名の変更ではなく『…PARTII』『…PARTIII』との区別のための便宜上の呼称であると見られる。
概要

病床からのカムバックを果たした渡哲也の復帰第1作として制作され、テレビへ移行した石原プロモーション作品のノウハウが固められた作品でもある。

原案とメインライターを倉本聰が手掛け、マル暴担当刑事の黒岩(渡哲也)と事件記者である滝川(石原裕次郎)を中心に、彼らの姿を通して暴力団事件の陰に潜む非業に満ちたドラマを描写する。主人公は黒岩だが、滝川は黒岩を見守る大きな存在であることが特徴である。本作スタート前に倉本は企画意図として「くどくど理屈は並べ立てず、媚びることなく、視聴者には本格的なサスペンスの醍醐味に合わせて少しの人生のペーソス(哀感など)を見せ、無条件で愉しんでもらえて圧倒的支持を得られる物を。」とその旨を書いている[1]

組織暴力捜査の専務課である捜査第4課[2]を主な舞台としている点が本作の大きな特徴であり、マスメディアの視点から暴力団事件を追う新聞記者たちの活躍や、シリーズを通して描かれるサイドストーリーも見所に据えられている。また、当時の刑事ドラマにありがちだったアクション要素をあえて排除し、警察の組織体制や捜査手法、暴力団事件の手口なども非常にリアルに描いている。

従来の刑事ドラマの基本スタイルである、刑事が犯人を追いつめて事件解決という流れに至る話は本作では数えるほどしかなく[3]、エピソードの大半は捜査の過程や結果が不透明のまま話が終わるというケースがほとんどであった。その作風も、脚本家によってかなりのバラつきがあり、各エピソードもスローテンポな演出で描かれることが多かった。中盤になると、黒岩や滝川の出番を減らし、ゲストキャラを主軸にした作品(「山谷ブルース」、「急行十和田2号」など)も登場。終盤は籠城や暴力団全国統一計画などスケールの大きな事件を扱うようになり、ハイテンポな演出に乗せたハードで重厚な作風の社会派刑事ドラマへとシフトチェンジしていった。

作品面では高く評価され、放送期間も当初予定から1ヶ月延長されたものの、視聴率は伸び悩んだことから[4]、翌年の次作『…PARTII』ではアクションを前面に押し出した作風へと移行していく。
登場人物
メインキャスト
黒岩 頼介【くろいわ らいすけ】(演:
渡哲也
警視庁巡査長刑事部捜査第4課勤務。群馬県嬬恋村三原出身(第5話より)。警視庁管内に名を轟かせる「深町軍団」の一員であり、城西警察署の捜査本部へ派遣されている。奈良の大和警察署暴力犯係だった頃、妹・恵子の強姦事件がきっかけで発狂寸前となったことから長野県警察本部へ異動。その後、深町に拾われる形で警視庁勤務となった。柔道5段、空手3段、逮捕術1級で無口ではあるが、自分の過去の出来事が事件の捜査とダブることが多く、それゆえ捜査方針と自らの心境との間で、絶えず苦悩する。常に丸山とコンビを組むため、他の刑事と組む事は殆ど見られない。妹思いであり、照れ屋の一面もある。銭湯通い。両親が居らず家族は妹のみという設定、中盤から五分刈り頭となるなど、以降のシリーズにおける黒岩のイメージが定着し始める。愛称「クロ」「クロさん」。
滝川 竜太【たきがわ りゅうた】(演:石原裕次郎
東洋新聞社会部記者・警視庁第3方面クラブ(城西署記者クラブ)キャップ。黒岩の高校の先輩でもあり、妻と2女の家庭を持つ。無類の博打好きであることから、「バクさん」と異名を取る。記者としては有能であるが、「人を傷つける記事は書かない」という信念を持ち、それゆえに社内では未だに平キャップ止まり。
黒岩 恵子【くろいわ けいこ】(演:仁科明子
頼介の妹。兄と二人暮らしで、渋谷パルコの婦人下着売り場に勤務する。明るく人懐っこい性格であるが、その裏には兄に対する報復で暴力団に輪姦された過去があり、その呪縛が兄妹の前途に重く圧し掛かっている。
警視庁捜査四課
深町 行男【ふかまち ゆきお】(演:
佐藤慶
課長・警視。「深町軍団」を率いる警視庁きっての強硬派であり、組織暴力殲滅の為には手段を選ばない非情な冷血漢。その反面甘い物好きで常にチョコレートを口にしている。自ら現場へ赴き指揮をとる事は多くない。
一色 光彦【いっしき みつひこ】(演:玉川伊佐男
課長代理。深町課長不在の際に部下に命令を下す。温厚な紳士然としているが、その反面で皮肉屋の一面があり、事件の関係者の反感を買うことがある。マスコミからの追求を避けるべく、部下に責任を押し付けるなど深町寄りの冷酷さを見せることもある。
加賀見 乙吉【かがみ おときち】(演:中条静夫
係長・警部。仕事には厳しいが根は人情家であり、深町や一色と比べると現場寄りのスタンス。また直々に捜査へ出ることも多い。第4話では、松川に息子の就職の世話を願い出た。
丸山 米三【まるやま よねぞう】(演:高品格
巡査部長。暴力犯捜査の大ベテランで、黒岩にとって先輩格である。そのため、全話通して殆ど黒岩と行動を共にしている。愛称「とぼけの丸さん」、「丸さん」。千葉県在住。仕事帰りにその日の夕食の食材をスーパーで調達するなどマイホーム・パパ的な一面も見せる。
城西署捜査四課
高木 吾一【たかぎ ごいち】(演:
草薙幸二郎
巡査部長。暴力犯捜査のベテランで厳しい取り調べをするが、待機中の雑談などでは気さくな面も垣間見せる。
大内 正【おおうち ただし】(演:小野武彦
丸山同様、黒岩の先輩格にあたる。黙々と捜査に当たる生真面目な行動派だが、自分の代理で平原が負傷した事を悔いる黒岩へ励ましの言葉を掛けるなど、細やかな気遣いが出来る好漢でもある。愛称は特にないが、黒岩から一度だけ「坊さん」と呼ばれる事があった。
平原 春夫【ひらはら はるお】(演:粟津號
東北訛りが特徴的な、刑事部屋のムードメーカー。神奈川県厚木市本厚木在住。


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