大道塾空道
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空道くうどう

別名大道塾空道
競技形式直接打撃
使用武器無し
発生国 日本
発生年1981年
創始者東孝
源流極真空手
柔道
主要技術突き
蹴り
投げ
絞め技
関節技
オリンピック競技無し
公式サイト ⇒国際空道連盟
全日本空道連盟
大道塾
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空道(くうどう)とは、大道塾(だいどうじゅく)が作り上げた安全性と実戦性の両立を目指した武道であり、打撃技投げ技寝技が認められた着衣総合格闘技。「格闘空手」を標榜して創設された(打撃系総合武道「空道」)。

”大道塾”の最大の特徴は、フェイスマスクとグローブ着用での”顔面への突き・蹴り”を”日本の空手団体として初めて認めた”ことである。

この点が、”顔面への攻撃を禁止”している、大道塾の母体となった極真空手との、最大の違い、”革命的”な点である。

日本国内に100箇所以上、世界中で50か国以上の国に支部を構え空道の普及にあたっている。組織としての大道塾と競技としての空道の関係は、講道館柔道の関係に似ている。

日本発祥の日本人が創設した武術であるが、競技人口は現在ロシアが最も多く、日本の競技人口を圧倒している。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none}
大道塾という団体

大道塾は1981年2月17日、東孝によって、宮城県仙台市で発足した極真空手系(フルコンタクト空手)の空手道団体である。それまで極真空手を実践していた東が大道塾を立ち上げた理由としては、「伝統派(錬武会)の上段突き食らって少し鼻が曲がったから」、「喧嘩では襟掴んで頭突きが得意だったから」などの理由を自身の著書、「はみだし空手」の中で述べているが、顔面無しのフルコンタクトルールに限界を感じたことが大きな理由であると言われている。

発足後、1980年代後半から1990年代初頭にかけて、K-1U系団体と共に日本における格闘技ブーム興隆の一翼を担った、当時の格闘技業界では数少ない総合格闘技の団体であり、UFC 2にも市原海樹を派遣している。なおこれが日本人として初めてのUFC参戦であり、当時の他の団体はUFCへの挑戦に二の足を踏んでいた。決して本意ではなかったとは言え、グローブルール等にも選手を派遣し、自らグローブルール中心の興行であるTHE WARSを開催し、キックボクシングのトップ選手と大道塾所属の選手が互角に戦うなど実力を見せ、メディアでは大道塾のエース的存在だった長田賢一正道会館佐竹雅昭の夢の対決を待ち望む声も大きく、大道塾所属の選手が格闘技雑誌の表紙を何度も飾るなど、当時の格闘技界では正道会館と並んで時代の先端を行く存在であった。

その後、1990年代中盤頃から正道会館等とは正反対にプロの興行などから距離を置き、設立当時から大道塾が目指していた、「実戦性と安全性」の追求という本来の進路に戻ると言う方針をとったことにより他流試合の数は減少、メディアに登場する機会も減少し失速したとも言われることもある[注 1]

しかし、興行主体のプロ格闘技に対するアンチテーゼともいうべき方向性は、2001年に大道塾初の世界大会を成功させ、空道という新たな武道を発足させたことで、1990年代中盤からの大道塾の進路が間違っていなかったことの証明となった。そして、文部科学省の後援を得るなど、社会体育団体としての活動を目指す点では異色の格闘団体とも言える。
他団体との交流

のちにプロ格闘技の興行とは一定の距離を置いた大道塾ではあるが、1990年代にはサブミッションアーツレスリングと交流し、そののちも中国の武術太極拳散打合気道S.A.パラエストラ覇天会などの団体などとは技術的な交流もあり、大道塾所属の選手がキックボクシング(R.I.S.E.等)や総合格闘技に挑戦しているケースもあり、他団体との技術交流は盛んである。

さらに北斗旗選手権には日本拳法フルコンタクト空手等の他流派・団体からの挑戦者も多い。過去にはボクシング、武術太極拳散打、テコンドー等の選手が出場したこともある。
練習

練習体系はいわゆる空手の稽古の名残があり道場での正座、礼、挨拶、基本稽古、移動稽古、約束組手、組手、掃除等、通常の空手道場によく似た形式で行われている。特に極真空手から分離した団体であるため、その影響をうかがわせる部分も多い。

なお基本稽古・移動稽古という練習の名称自体は他の空手団体と同じだが。その内容は大きく異なる。蹴り技に関してはそれほど違いは大きくないが、手技に関してはそれまでの空手のものとは異なり引き手をとらず、打つ側と逆の手をアゴの横を守るように置くなど、ボクシング等のパンチに近い形である。また構えも実際に戦うときと同じ構えと脚の形である「組み手立ち」が基本になる。
基本稽古の種類

ジャブ・右ストレート・左フック・右フック・左アッパー・右アッパー・肘打ち・前屈前蹴り・正面前蹴り・膝蹴り・横蹴上げ・横蹴り・回し蹴り・後ろ蹴り・横関節蹴り・前関節蹴り・脚払い・金的蹴り
組み技の練習

柔道と同じような受身や打ち込みの練習から入り。その後、投げだけの組手・寝技だけの組手等を行う。道着を着た状態での組み技であるため柔道との類似点も多い。

ただし、柔道とは異なる点も多く、たとえば柔道では片袖片襟を持つ行為は反則だが、空道では反則ではないためそれを利用した変則的な組み方が多い。また、顔面のガードを空けたまま組み付いた場合、打撃を受ける為あらかじめ防御を考慮した組み方が大事であるし、投げた後に寝技で不利にならないような投げ方も必要である。柔道と比較すると脚払い系の技の練習の比率は高く、打撃がある場合使いづらい背負い系の技は頻度は少なめな傾向がある。

なお、立った状態での掴みは10秒でブレイクされるために組んだらすぐに投げに移行する必要がある。

寝技においては柔道とは異なり押さえ込みによる一本勝ちはない。また柔道では反則となる足関節技などが存在する。空道のルール上マウントやバック、ニーインザベリー状態での極め突きがポイントになることからそれらのポジションを目指していき、絞めや関節技を狙うのが基本であるが、寝技の制限時間30秒という短い時間で勝負をつけるためにポジショニングをある程度無視しても極めにいける足関節技が使われることも多い。

これらの組み技における時間的制限と打撃があることの影響から、投げ技・寝技ともにスピードが非常に重視される。
帯について

空手や柔道と同じように帯の色によって級や段は分けられている。

黒帯 - 初段とそれ以上の段

茶帯 - 1・2級

緑帯 - 3・4級

黄帯 - 5・6級

青帯 - 7・8・9級

紫帯 - 10級

白帯 - 無級

となっている。

昇級、昇段審査は基本稽古、移動稽古、投げ・関節技等の習熟度の審査と、組手による審査。また体力チェックもあり、ベンチプレスやスクワットの数値がそれぞれの級・段によって決められているので(体重や年齢によっても違う)、規定の数値をクリアしなければならない。
派生した団体

大道塾からは大小合わせて幾つもの分派が派生し、現在それぞれ異なった路線の活動を行っている。分派団体としては、和術慧舟會、空手道禅道会、武現塾、稲毛道場などが挙げられる。
大道塾という名前がついた理由

「大道」は仏教用語の「大道無門」に由来する。本土に渡る前の「唐手」は本来投げ技関節技を含んだ総合武道であったという認識から、本来の空手の原点に立ち戻るという意味で、従来の空手の枠に囚われない武道を目指している。


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