大通駅
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大通駅
南改札口
おおどおり
Odori

左は乗継指定の西4丁目停留場
所在地札幌市中央区大通西2丁目 - 4丁目.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度3分37.6秒 東経141度21分16.2秒 / 北緯43.060444度 東経141.354500度 / 43.060444; 141.354500座標: 北緯43度3分37.6秒 東経141度21分16.2秒 / 北緯43.060444度 東経141.354500度 / 43.060444; 141.354500
所属事業者札幌市交通局
駅構造地下駅
ホーム各2面2線(南北線・東豊線)
1面2線(東西線)
乗車人員
-統計年度-56,475人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日1971年昭和46年)12月16日
乗入路線 3 路線
所属路線南北線
駅番号○N07
キロ程5.5 km(麻生起点)
◄N06 さっぽろ (0.6 km) (0.6 km) すすきの N08►
所属路線東西線
駅番号○T09
キロ程8.5 km(宮の沢起点)
◄T08 西11丁目 (1.0 km) (0.8 km) バスセンター前 T10►
所属路線東豊線
駅番号○H08
キロ程7.3 km(栄町起点)
◄H07 さっぽろ (0.6 km) (0.8 km) 豊水すすきの H09►
乗換西4丁目停留場札幌市電一条線) - 乗継指定停留場
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大通駅(おおどおりえき)は、北海道札幌市中央区大通西2丁目- 4丁目にある、札幌市交通局札幌市営地下鉄)の

札幌市営地下鉄の中で唯一、南北線東西線東豊線3路線全てが乗り入れる駅である。駅番号は南北線がN07、東西線がT09、東豊線がH08である。
歴史

1971年昭和46年)12月16日南北線北24条駅 - 真駒内駅間開業に伴い、設置。なお、この時点で既に東西線の施設についても準備工事がなされていた。

1976年(昭和51年)6月10日東西線琴似駅 - 白石駅間開業に伴い、東西線の駅が設置される。

1988年(昭和63年)12月2日東豊線栄町駅 - 豊水すすきの駅間開業に伴い、東豊線の駅が設置される。

開業前の仮称は「大通東駅」だったが、既存の大通駅と同一駅として設置するよう変更された。東豊線のホーム番号が連番ではなく1・2番ホームであるのはこの名残である。


1996年平成8年)11月:2丁目改札(丸井今井前)を新設する。

2006年(平成18年)1月26日駅ナンバリングの使用を開始する。

2008年(平成20年)12月9日:東西線ホームで可動式ホーム柵が稼働開始[1]

2011年(平成23年)3月12日札幌駅前通地下歩行空間の供用が開始され、さっぽろ駅と地下通路で接続される。

2012年(平成24年)

9月25日:改札口に列車運行情報板を設置し、供用を開始する[2]

10月14日:南北線ホームで可動式ホーム柵が稼働開始[3]


2013年(平成25年)8月:「大通交流拠点地下広場整備事業」開始。以降、従来の出入口・コンコースなどを大幅改修し順次オープン。

2015年(平成27年)

2月4日:「大通交流拠点地下広場」供用開始。新しい出入口がこの日より使用開始となる[4]

10月:南北線コンコース東側デジタルサーチ広告稼働。


2016年(平成28年)

1月:南北線コンコース西側デジタルサーチ広告稼働。

12月3日:東豊線ホームで可動式ホーム柵が稼働開始。


2018年(平成30年)9月13日:「西2丁目地下歩道」供用開始[5]に伴い、同歩道と接続する30番出入口を新設。

2023年(令和5年)3月:南北線・東西線の案内表示設備がLCD式に更新[6]

駅構造

大通西4丁目付近の地下1階(周辺にあるビルの地下2階に相当する深さ)に改札口があり、プラットホームは地下2階に南北線ホーム(2面2線の相対式ホーム)、地下3階に東西線ホーム(1面2線の島式ホーム)がある。また、大通西2丁目付近の地下2階に改札口、地下4階に東豊線ホーム(2面2線の相対式ホーム)があり、連絡通路で南北線の東側ホームと結ばれている。各路線間の乗り換えに際しては、改札内の連絡通路が設けられている。

南北線改札口付近では2011年(平成23年)3月の札幌駅前通地下歩行空間開業によって、コンコースの往来人数が大幅に増加した。これに伴い都心部の回遊性をさらに向上させるため、2013年(平成25年)8月より「大通交流拠点地下広場整備事業」が進められた。新規拡張部を設けて民間テナントや行政サービス施設の配置を変更するとともに、コンコース中央部に滞留空間を設置。新規拡張部に隣接した5番出口は地上と一体化した吹き抜けのものへと改修。事業費は約22億円で、2015年(平成27年)2月に完了した。周辺の建築物の再開発や地下接続が引き続き進められている[7]

エレベーターは以下の場所に設置されている。

(地上 - コンコース)大通公園内 西3丁目、西1丁目、37番出口

(東西線西改札口)西改札口 - 南北線麻生方面ホーム連絡用コンコース - 東西線ホーム

(15番出口付近)エレベーター改札口 - 南北線真駒内方面ホーム・東豊線用コンコース - 東西線ホーム

(東豊線南改札口)南北線真駒内方面ホーム・東豊線用コンコース - 東豊線北改札口(東豊線栄町方面行きホーム連絡エレベーターはここで乗り換え) - 東豊線福住方面ホーム

(東豊線北改札口)東豊線北改札口 - 東豊線栄町方面ホーム

のりば

ホーム路線行先
南北線・東西線ホーム
1
南北線中島公園平岸真駒内方面
2さっぽろ北24条麻生方面
3 東西線白石新さっぽろ方面
4琴似宮の沢方面
東豊線ホーム
1 東豊線美園福住方面
2さっぽろ栄町方面

南北線ホーム(1・2番線)と東西線ホーム(3・4番線)は連続したホーム番号が振られているが、東豊線ホームはそれらとは別個に1・2番線の番号が振られている。南北線・東西線ホーム両側、東豊線ホーム北側に分岐器がある。

東豊線は沿線に車両基地用地を確保できなかったため、東豊線の車両の留置・検査等は東西線西28丁目駅に隣接する西車両基地を使用している。そのため、両線間は東豊線さっぽろ駅南側と東西線西11丁目駅東側との連絡線(2?3号連絡線)で繋がっており、信号上は大通駅構内の扱いとなっている。この連絡線は札幌市営地下鉄では初めてシールド工法で施工された区間で、延長は511m、最急勾配は35パーミルである。
配線図

札幌市営地下鉄 大通駅 構内配線略図 ↑ 左:南北線   右:東豊線
さっぽろ麻生方面   さっぽろ栄町方面

東西線
西11丁目
宮の沢
西車両基地
方面
東西線
バスセンター前
新さっぽろ
東車両基地
方面
↓ 左:南北線    右:東豊線↓
すすきの真駒内方面    豊水すすきの福住方面
凡例
出典:[8][9]
赤破線の部分は南北線側のオーバークロス部分




液晶ディスプレイ式発車標 行先は日本語に加え英語・中国語・韓国語で表示される

5番出入口(改修後)

南北線ホーム

東西線ホーム

東豊線ホーム

各路線の駅名標

利用状況

札幌市によると、2020年度の1日平均乗車人員は56,475人である。これは札幌市営地下鉄ではさっぽろ駅に次いで多い[10]

南北線 - 29,032人

東西線 - 16,459人

東豊線 - 10,984人

路線別に見ると、東西線では最多、南北線と東豊線はさっぽろ駅についで2番目に多い。なおこの数値は「南北線改札口」「東西線改札口」「東豊線改札口」の数値であり、かつ各路線内の端数を大通駅で調整しているため、必ずしも各線の利用客数を示すものではない。また、さっぽろ駅へ乗り入れていない東西線と南北線では特に乗換利用者が多いが、本データに含まれていない。

長年、札幌市営地下鉄で最も利用者が多い駅であったが、2003年3月にJR札幌駅駅ビルJRタワー」が開業して以降は、商業の集積がJR札幌駅・地下鉄さっぽろ駅周辺エリアに転移しつつあるほか、2011年3月には札幌駅前通地下歩行空間が開通し同エリアとの徒歩による移動の利便性が向上したため、利用者数は減少傾向が続き[11][12]、東豊線では2011年度から福住駅の利用者数を下回るようになったが、全線とも最近はやや持ち直している。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度1日平均乗車人員参考出典
南北線東西線東豊線3路線計さっぽろ駅
1994年(平成06年)47,25233,16110,77191,18475,249[13]
1995年(平成07年)47,73432,99516,00596,73482,119[13]
1996年(平成08年)46,04630,95416,39193,39178,442[13]
1997年(平成09年)43,48728,50117,17689,16475,204[13]
1998年(平成10年)42,20325,48617,10584,79473,070[13]
1999年(平成11年)41,37727,74117,16986,28770,787[13]
2000年(平成12年)41,56927,67917,29186,53970,644[13]
2001年(平成13年)40,88927,44317,45785,78970,725[13]
2002年(平成14年)40,33326,52116,91483,76872,351[13]
2003年(平成15年)37,19224,81515,66077,66778,282[14]
2004年(平成16年)37,06024,54215,65777,25980,268[14]
2005年(平成17年)37,69524,30715,76877,77085,184[14]
2006年(平成18年)37,50724,46516,00977,98186,416[14]
2007年(平成19年)36,55624,13915,86176,55687,001[14]
2008年(平成20年)35,76224,08915,91875,76987,606[14]
2009年(平成21年)34,14623,86615,61373,62585,721[14]
2010年(平成22年)33,98223,54315,56373,08885,128[14]
2011年(平成23年)34,00822,69714,77871,56379,506[15]
2012年(平成24年)34,80522,88014,86572,55082,125[15]
2013年(平成25年)35,92423,24015,19374,35784,404[15]
2014年(平成26年)37,24822,72015,29175,25984,633[15]
2015年(平成27年)39,14422,10615,48676,73685,299[15]
2016年(平成28年)41,11822,30215,81279,23287,575[16]


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