大空魔竜ガイキング
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「ガイキング」はこの項目へ転送されています。2005年から2006年にかけて放映されたロボットアニメについては「ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU」をご覧ください。

大空魔竜ガイキング


ジャンルロボットアニメ
アニメ
原作中谷国夫杉野昭夫、小林檀
シリーズ構成丸山正雄
キャラクターデザイン白土武
メカニックデザイン小林檀
音楽菊池俊輔
アニメーション制作東映動画
製作フジテレビ、東映、旭通信社
放送局フジテレビ
発表期間1976年4月1日 - 1977年1月27日
話数44話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『大空魔竜ガイキング』(だいくうまりゅうガイキング)は、1976年(昭和51年)4月1日から1977年(昭和52年)1月27日までフジテレビ系で毎週木曜日19:00 - 19:30に全44話が放送された、東映動画製作のロボットアニメ目次

1 概要

2 ストーリー

3 登場人物

3.1 大空魔竜隊

3.2 暗黒ホラー軍団(ゼーラ星人)

3.2.1 デスクロス四天王

3.2.2 構成員

3.2.3 その他のゼーラ星人


3.3 ゼーラ星人以外の登場人物


4 登場メカ

5 スタッフ

6 音楽

6.1 主題歌

6.2 挿入歌・イメージソング


7 各話リスト

8 放送局

9 関連作品

10 ゲーム

11 備考

12 映像ソフト化

13 脚注

13.1 注釈

13.2 出典


14 関連項目

15 外部リンク

概要

本作が初の東映動画オリジナル企画によるロボットアニメとされている。それまでの東映動画のロボットアニメは、漫画家永井豪と永井の「ダイナミックプロ」から原作提供を受けており、本作でも原作協力という形で参加している。

神谷明井上真樹夫山田俊司といった当時の人気声優が多数出演したため、本作のアフレコには女性ファンがドッと押しかけたという[1]

虫プロダクション系の制作会社マッドハウスから、杉野昭夫、丸山正雄らがスタッフとして参加。東映動画に新風を送り込んだと評価され、後番組の『ジェッターマルス』にも引き続き参加した。

骸骨をモチーフとした異形のデザイン、戦闘に直接参加する移動基地、母星絶滅の危機のため戦いに駆り出されるゼーラ星人の悲劇等を取り入れながらコメディリリーフ的な話も織り込まれる等、それまでのロボットアニメには無かった要素が多数盛り込まれている。

主役ロボットの名称「ガイキング」は「ヴァイキング」を元ネタとしている[2]
ストーリー

ブラックホールの影響で消滅の危機にあるゼーラ星。救世主として生み出されたダリウスは逆に人々を支配し「暗黒ホラー軍団」を結成、移住するべく、地球征服へと乗り出した。野球選手ツワブキ・サンシローは軍団にその秘めた超能力を警戒され、選手生命を絶たれてしまう。だが、軍団に対抗するため集められた「コンバットフォース」の仲間達と巨大メカ「大空魔竜」と出会い、侵略者と戦っていくことになる。
登場人物
大空魔竜隊
ツワブキ・サンシロー
- 神谷明18歳。本作の主人公。プロ野球チーム「レッド・サン」の二軍投手で、魔球をひっさげて一軍デビューの予定だったが、暗黒ホラー軍団の攻撃で利き腕の左手が使えなくなり引退。大文字博士の誘いでガイキングのパイロットとなる[3]サウスポーであるがガイキング自身は右でハイドロ・ブレイザーを投げる描写もある。作中一度だけ「レッド・サン」に復帰したが、試合には登板しなかった。第21話でエリカから「飾り気がなく男らしい人」と評されている。第2話で人体プラズマを発生させてトラックを空中に吹き飛ばす超能力を発揮するが、彼や大空魔竜チームが優れた超能力者という設定は後にかなり縮小されてしまったため、その後の戦いでこの能力は登場しなくなる。
大文字博士
声 - 柴田秀勝45歳。大空魔竜戦隊の創設者であり、総責任者。早くから宇宙からの侵略を予見し、密かに超能力者を集めて大空魔竜戦隊を組織した。普段は温厚で冷静な紳士だが、第32話ではポー船長から侮られて珍しく激昂する場面がある。
フジヤマ・ミドリ
声 - 小山まみ(小山茉美) / 冬馬由美(『新スーパーロボット大戦』のみ)17歳。大空魔竜の通信担当。大空魔竜戦隊の男性陣に人気があるが、特に気のある男性はおらず、サンシローやヤマガタケ等、自身に気のある男性のあしらいに長けた一面も持つ。幼い頃に記憶を失っていたところを大文字博士に拾われて養女として育ったが、実はピジョン星人という意外な正体を持っている。
ピート・リチャードソン
声 - 井上真樹夫18歳。大空魔竜のメインパイロット。アメリカ海兵隊あがりの元トップガンで、大空魔竜の中でも気障でクールな性格故にサンシローと衝突することも多い。第9話で弟のトム(声- 野沢雅子)に対しても厳しく接するなど情に流されず振る舞うが、それらは地球を守る使命感ゆえのものであり、本来は優しい性格。考古学に関して強い興味を持っているが時に盲目になることもあり、それを敵に利用され大空魔竜を乗っ取られる失態を犯したこともある。父は豪華客船の船長であったが安定航路を確信して泥酔してしまい、嵐が来ることを予測出来ず母と共に死亡してしまった。それが父を反面教師として彼が完璧主義者を目指す所以である。
サコン・ゲン
声 - 山田俊司(キートン山田)20歳。大空魔竜のシステム・技術担当で戦隊の参謀長。IQ340の超天才で、自分の頭脳を直結してコンピューター代わりにするという離れ業をやってのけたこともある。趣味は釣り。チーム一クレバーな男であるが時に熱くなることもある。「フェイスオープン」でのガイキングの追加武装は彼の発案による。
ヤマガタケ
声 - 加藤修(加藤治)18歳。大空魔竜戦隊のコンバットフォースの一員で剣竜バゾラーのパイロット。元・大山部屋所属の力士で、幕下以下のふんどし担ぎに過ぎなかったが横綱より上の縦綱を名乗ったことがある。基本的に単細胞な性格で、惚れているミドリに弱く、サンシローやピートに対抗心を燃やすことも多い。
ファン・リー
声 - 徳丸完18歳。大空魔竜戦隊のコンバットフォースの一員で翼竜スカイラーのパイロット。香港出身で、かつては元キックボクシングの世界チャンピオンであった。かつて両親を失い、弟のサン・リーとキックボクシングの弟分であったチャンメイを暗黒ホラー軍団の手により失うなど、不幸が多い。性格は穏やかで思慮深く、サンシローの抑え役に回ることも度々ある。
ハヤミ・ブンタ
声 - 緒方賢一18歳。大空魔竜戦隊のコンバットフォースの一員で魚竜ネッサーのパイロット。穏和で陽気なムードメーカー。元ダイバーゆえに素潜りが得意で水深90メートル程は潜れる[4]。常に敬語で話し、大柄な体格に似合わず繊細である。
ハチロー
声 - つかせのりこ大空魔竜基地のある御前崎灯台の灯台長の息子。


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