この項目では、兵庫県にある駅について説明しています。その他の大石駅については「大石駅 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
大石駅
駅舎(2019年11月)
おおいし
Oishi
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大石駅(おおいしえき)は、兵庫県神戸市灘区船寺通一丁目にある、阪神電気鉄道本線の駅[1]。駅番号はHS 28。
直通特急が運行される以前、山陽電気鉄道からの乗り入れ列車は当駅で折り返していた[1]。現行ダイヤでも山陽車の神戸三宮駅始発・終着列車は、神戸三宮駅で折り返しができないため当駅まで回送される。
駅の真下を都賀川が流れており[1]、武庫川駅・香櫨園駅・芦屋駅と同様に『川の上にある駅』の一つとなっている。
1967年に高架化されるまでは、現在の位置より100mほど南側、都賀川の西側に駅があった。跡地は公園になっている[1]。
歴史
1905年(明治38年)4月12日:阪神本線の開業と同時に開業[1]。
1967年(昭和42年)7月2日:阪神本線の直線化・高架化に伴い、100mほど北へ移転[1]。
1968年(昭和43年)4月7日:山陽電気鉄道、神戸高速鉄道を経て当駅までの直通運転開始[1]。
1995年(平成7年)
1月17日:阪神・淡路大震災により阪神電鉄運休。当駅も営業を一時中止。
6月26日:御影駅 - 西灘駅間運転再開(阪神本線の全線復旧)により営業再開。
1998年(平成10年)2月15日:山陽電気鉄道、山陽特急の阪神本線乗り入れを三宮駅(現・神戸三宮駅)までに短縮。当駅始発・終着の山陽の営業列車はS特急と普通のみとなる。
2001年(平成13年)3月10日:山陽電気鉄道、S特急と普通の阪神本線乗り入れを三宮駅まで短縮。当駅始発・終着の山陽の営業列車は消滅[1]。また、それまで時間帯限定停車であった上り急行がすべて停車となる(下り急行は引き続きすべて通過)。
2006年(平成18年)10月28日:急行がすべて停車するようになる。
2009年(平成21年)3月20日:急行は西宮駅以東の運行となり、すべての優等列車の通過駅となる。
2014年(平成26年)4月1日:駅番号導入[2][3]。
駅構造改札ホーム(2015年)
待避設備を有する島式ホーム2面4線の高架駅[1]。大阪梅田寄りで都賀川をまたいでいる[1]。改札口は1か所のみで1階にあり、ホームは2階にある[1]。