大滝愛子
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル 舞台芸術

大滝 愛子(おおたき あいこ、1928年5月21日 - 2007年10月31日)は、日本のバレエダンサー。大滝愛子バレエ・アートを主宰していた。
経歴

幼くして、パヴロヴァ・バレエ・スクールに入学。エリアナ・パヴロヴァに直接指導を受け、師の没後助教師となり、エリアナの妹ナデジタ・パヴロヴァを助力。[1]

1945年には横須賀市に大滝バレエ研究所を開き、また、小牧バレエのプリマとしても活躍。1950年には東宝初のバレエ映画「裸女の愁」にヒロインとして出演した。[1][2]

1953年、単身渡米バレエ留学する。バレエ・アーツ・スクール、アメリカン・バレエ・スクールなどに通い、アレクサンドラ・ダニロワ、ヴァディミル・ドコダヴスキー、マーサ・グラハムエイチ・ニムラ等に師事。以降「ニューヨーク・コンセル・バァトリー・オブ・ダンス」で指導する。[1]

帰国後の1956年より宝塚歌劇団にバレエ講師として招かれ、多くのタカラジェンヌの指導にあたった。[1]

1993年、日本バレエ協会より「舞踏文化功労賞」を受賞。1995年、自身が演出・振り付け・主演を務めたスタンダール作「赤と黒」で「第17回ニムラ舞踊賞」を受賞。[1]

2006年4月下旬、天海祐希、彩輝なお成瀬こうきを発起人として「大滝愛子 77歳(喜寿)のお誕生日を祝う会」が開催され、200人以上が参加し、現元宝塚団員も多くが参集した[2]

2007年10月31日、脳出血のため死去。享年79[3]
大滝愛子バレエ・アート

1945年 横須賀市で大滝バレエ研究所を開く
[2]。それが発展して、「宝塚受験クラス」と「宝塚模擬試験」と「宝塚受験生のための特別レッスン」など宝塚を目指すコースのある、バレエ教室の「大滝愛子バレエ・アート」を、阿佐ヶ谷で開設する[2][4]。後に神奈川県逗子市逗子に移転した[2]

主な講師は大滝愛子で、アシスタントとアドバイザーが1人ずつだった[2]

大滝愛子バレエアート出身のタカラジェンヌは枚挙にいとまがないほど多数に登り、稔幸天海祐希森奈みはる貴城けいなど多くのトップスターを輩出している[2][5]。また現在歌手の光原エミカの旧芸名・大滝子は大滝から命名された[6]

特に、元月組トップスター・瀬奈じゅん、元雪組トップスター・水夏希が大滝愛子バレエアート出身で、同時期に5組のうち2組のトップスターが大滝愛子バレエアート出身ということになる[2]

天海祐希によると、阿佐ヶ谷駅で「バレエ・アート、講師大滝愛子 宝塚歌劇団講師」との看板を見て見学に行くと「レッスン場には笑い声一つ聞こえなかった」「とても厳しかった」。その水準の高さで入った。「休むようなら稽古するな」と教えていたので2年間一度も休まなかった。[4]

関連項目

とんねるずの生でダラダラいかせて!! - 番組の企画「木梨憲武バレエ団」にて指導を行った。

SMAP×SMAP - 番組のコーナー「歌え! アイドルキックオフ」にて指導を行った。

脚注[脚注の使い方]^ a b c d e 「大滝愛子バレエアートHP略歴ページ」Internet Archive 2015年2月14日確認
^ a b c d e f g h バレエ教室ガイド「大滝愛子バレエ・アート・スクール」2013年7月8日閲覧、その後HP停止のためInternet Archiveに差し替える。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:15 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef