大江戸捜査網
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『大江戸捜査網』(おおえどそうさもう)は、1970年10月から6期にわたって東京12チャンネル→テレビ東京系列ほかで放送されたテレビ時代劇作品である。連続ドラマは全6シリーズ、全713話。

製作時期や配給形態で以下に分類されるが、本記事では全て説明する。
1970年10月から1984年3月まで途中2度の中断を挟み、土曜日の夜日産自動車グループの一社提供による「日産劇場」として放送[注釈 1] のシリーズ。日活での制作当初はアメリカ合衆国のテレビドラマ『アンタッチャブル』のコンセプトで連続時代劇を作ろうと企画されたために、番組の初期の第1シリーズ第1話 - 第39話には『大江戸捜査網 アンタッチャブル』とサブタイトルがつけられていた。

この番組では、後に時代劇の大看板俳優となった杉良太郎里見浩太朗松方弘樹筆頭同心の演を務めた(杉;第1話(第1シリーズ#1) - 第130話(第3シリーズ#26)〔130話分〕、里見;第131話(第3シリーズ#27) - 第409話(第3シリーズ#305)〔278話分〕、松方;第410話(第3シリーズ#306) - 第640話(第3シリーズ#536)〔230話分〕)。ただし、これらの出演者達は、4-6人で演じ分けた複数主演の番組と述べている[1]。なので、此の番組で主演と云う場合には、其の回でメインに活躍が描かれた役を演じた場合を云う。例えば十蔵がメインの時には瑳川哲朗が主演となり、小波がメインの時には梶芽衣子が主演となり、お吉がメインの時には江崎英子が主演となる。勿論、珊次郎、音次郎、清次郎がメインの時には杉良太郎里見浩太朗松方弘樹が主演となる。但し文面では解りやすくするため、筆頭同心を演じる俳優を主演とする時もある。

杉良太郎は、第1シリーズ、第2シリーズではどちらも全52話出演していたが、第3シリーズでは半分の第26話で次の者と交代し、降板している。

第1シリーズ、第2シリーズ、第3シリーズの話数は、各テレビ局での管理、解説等では、第1シリーズから通算で記している。映像ソフトとして発売されたDVDではそれぞれのシリーズ毎に#1話からにされている。以下には、テレビ番組の欄で使われている通算の話数と、それぞれのソフトでのシリーズ毎での話数とを並記する。

1984年4月から半年間、前シリーズに引き続き、第4シリーズとして並木史朗の出演で放送の『新・大江戸捜査網』が放映されたが、前作までとの差が多く、視聴率が低迷。打ち切りによって幕を閉じることとなった。

1990年度と、1991年度に、橋爪淳が出演のシリーズが、各年度の下半期半年間ずつ、金曜日夜に放送の計2シリーズ(平成版、第1シリーズ・第2シリーズ※第5シリーズ・6シリーズともされる)が製作放映される。

2015年1月に、テレビ東京開局50周年企画 YAMADA 新春ワイド時代劇として、前作から実に23年ぶりに、高橋克典ほかの出演で『大江戸捜査網2015?隠密同心、悪を斬る!』が製作、放映された。それまで製作、撮影されてきた東京の時代劇撮影可能撮影所(日活調布撮影所、稲城撮影所、生田撮影所、三船プロダクション成城撮影所、生田オープン撮影所(移管)、狛江撮影所、多摩川堤防、奥多摩、青梅等)が閉鎖されているため、初めて本格的に京都の時代劇撮影所(東映京都時代劇撮影所)で撮影が行われた。

1979年に、第3シリーズの松方弘樹出演時のキャスティングで製作された映画『隠密同心・大江戸捜査網』が撮影公開された。

番組の概要

江戸時代の町奉行所所属[2]の秘密潜入諜報捜査員の隠密廻り同心をモデルとして御庭番のエッセンスを加えて考え出された秘密潜入捜査員「隠密同心」たちが、変装、潜入、囮など様々な手段を駆使しながら探索、事件の裏にはびこる江戸の悪を斬り捨てていく痛快時代劇。この中の隠密同心とは老中松平定信が極秘に作った組織で、彼の命を受けた幕臣旗本寄合席大番頭御側御用等)が隠密支配となって統括している。第1話(第1シリーズ#1)では、本来の隠密廻り同心のように、犯人である娘お菊(演:町田祥子)を北町奉行所の定町廻り同心島田又五郎(演:深江章喜)へ引き渡し、市中引き回しが描かれた。ただし、共犯の大目付・生田内蔵丞(演:須賀不二男[3])は斬罪をしている。話中では隠密同心であるが、放映話数によっては本来の名称であった隠密廻り同心[4] と、台詞で言われている回も存在している。本来の隠密廻り同心は、奉行所から貸与されている十手を所持しているが、この物語で描かれた隠密同心のメンバーは、普段は町人、浪人等として生活しているが、隠密支配[注釈 2] から賜った証である松平家(時により徳川家と言われる)の家紋である梅鉢紋、または三葉葵紋入りの懐剣を所持してもおり、ここぞというときに、犯罪者や下手人に見せつける場合もある[5]

テレビシリーズ本編で松平定信が直接隠密同心を統率したのは、橋爪編(平成版)の第1シリーズだけである。それ以前、松平定信が登場した時は、日活製作編では堀雄二三船プロダクション編では黒川弥太郎、ヴァンフィル編では永井秀明がそれぞれが松平定信役を、劇場版では三船敏郎が演じている。

隠密同心の活動拠点(アジト)は、日活制作の第1,第2シリーズでは主に銭湯「桜湯」の2階、三船プロ(末期はヴァンフィル製作)製作の第3シリーズ杉編では浅草の小料理店で「矢場兼飲み屋桔梗屋」の地下である。その後里見編以降では「御料理桔梗屋」の奥座敷が使われていた。松方編は当初当店の雇われ板前であった清次郎が、店主に変わっている。話数によっては、少ないが空き屋敷等に集められ指示を受ける時があった。
劇中のナレーション

劇中のナレーション「隠密同心 心得之条」は、第105話(第3シリーズ#1)において、下手人である被疑者のところへ出向く場面に用いられたのが初出である。第1話から第104話(第1シリーズ、第2シリーズ)迄はこのナレーションは行われていなかった。第105話(第3シリーズ#1)以降の「隠密同心 心得之条」は、以下のとおりである。

「隠密同心 心得之条 その一つ わが命わが物と思わず 武門之儀 あくまで陰にて 己の器量を伏し 御下命 如何にても果すべし 尚 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし」(初出;第105話(第3シリーズ#1))
後(第113話(第3シリーズ#9)迄「その一つ」がアナウンスされて居る)に、冒頭の部分から「その一つ」の文言が取り除かれたものが使われた。

第3シリーズ以降に流されたもので、「その二つ」、「その三つ」はいずれも1回限りのものである。

「隠密同心 心得之条 その二つ およそ悪はその実態を見極め その根源を断つべきこと 虎穴に入らば 己の肉を斬らせ しかる後 敵を倒すべし この定め 忘れることなかれ」(第106話(第3シリーズ#2))

「隠密同心 心得之条 その三つ 行動は風のごとく速やかに いかなる窮地に陥るも みだりに狼狽することなく 一度 決すれば 必ず敵を斬るべし 一度 決すれば 必ず敵を斬るべし 一度 決すれば 必ず敵を斬るべし」(第109話(第3シリーズ#5))

劇中で死去したとされる隠密同心

第105話(第3シリーズ#1)から加わった被疑者の巣窟へ行進する場面で流される「隠密同心心得之条」アナウンスでは「尚、死して屍拾う者無し!死して屍拾う者無し!死して屍拾う者無し!」とあるが、実際に物語の中で死んだとされる隠密同心(または隠密廻り同心)は、第27話(第1シリーズ#27)に於いて敵に回った赤間伝七郎(演:小林勝彦)、第41話(第1シリーズ#41)で薩摩隠密党に倒され、小弥太の台詞で名を出された山科(演:中島正二)、第131話(第3シリーズ#27)に登場した山口太兵衛(演:左右田一平)、胡蝶(くれないお蝶)(演:安田道代)だけである。隠密であることを抹消するため、処刑の後も弔うのではなく、「存在自体も無とするための処分」として火葬される。


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