大正製薬株式会社
Taisho Pharmaceutical Co., Ltd.
本社社屋
種類株式会社
市場情報東証1部 4535
2011年9月28日上場廃止
略称大正製薬
本社所在地 日本
〒170-8633
東京都豊島区高田三丁目24番1号
設立1912年(大正元年)10月12日
業種医薬品
法人番号4013301006867
事業内容大衆薬
医薬部外品
代表者上原明(代表取締役会長)
上原茂(代表取締役社長)[1]
資本金298億400万円
決算期3月
主要株主大正製薬ホールディングス:100%
関係する人物石井絹治郎(創業者・初代社長)
石井輝司(元社長)
上原正吉(元社長)
上原昭二(元社長)
外部リンク ⇒www.taisho.co.jp
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大正製薬株式会社(たいしょうせいやく、英語: Taisho Pharmaceutical Co., Ltd.)は、東京都豊島区高田に本社を置く製薬会社である。石井絹治郎が設立した。 1912年(大正元年)10月、石井絹治郎が「大正製薬所」を設立。1928年(昭和3年)に株式会社に改組後、1948年(昭和23年)5月、現商号に変更。 1955年7月に「ワシのマーク」の社章を制定。鎮咳去痰薬「パブロン」(1927年発売)や目薬「アイリス」(1957年発売)などの市販薬、栄養ドリンクのロングセラー「リポビタンD」(1962年)や発毛剤「リアップ」(1999年発売)の製造発売元として広く知られる。一般の薬局やドラッグストアで市販される大衆薬ではトップシェアを誇る。 2001年(平成13年)9月に田辺製薬(現・田辺三菱製薬)との経営統合が発表されたが、同年12月に白紙撤回。2011年10月1日、単独株式移転により持株会社の「大正製薬ホールディングス株式会社」を設立し、当社はその子会社なった。 2012年10月をもって、創業100周年を迎えた。 健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献する[2]。
会社概要
概要
経営理念
スポーツへの協賛
2001年から「日本代表オフィシャルスポンサー」を、2016年から「日本代表オフィシャルパートナー」を務めラグビー日本代表チームをサポートしてきた。2020年4月1日から日本ラグビー協会 (JRFU)「ラグビー日本代表トップパートナー」に就任している[3]。
2020年4月1日からJリーグクラブ 浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)とパートナー契約を締結した[4]。
2020年6月17日、日本テニス協会(JTA)のオフィシャルスポンサー契約締結[5]。関連して全日本テニス選手権及び全国選抜高校テニス大会への特別協賛。
ワールドラグビー女子大会「ラグビーワールドカップ2021(playing in 2022)」オフィシャルトーナメントパートナー就任[6]。
2022年1月1日からニュージーランドラグビー協会のプレミアムグローバルパートナーに就任[7]。オールブラックスを筆頭に、15人制代表(男子・女子)、7人制代表(男子・女子)、マオリ男子15人制代表(マオリオールブラックス)、男子15人制代表セカンドチーム(オールブラックスXV)、20歳以下男子15人制代表 各チームへの協賛を行う[6]。
ラグビーワールドカップ2023(フランス大会) オフィシャルサプライヤー就任[6]。
2023年9月8日、Jリーグ・ジュビロ磐田のサポーティングカンパニー
沿革
1912年(大正元年)10月 - 泰山堂薬局を経営していた石井絹治郎が「大正製薬所」を創業。
1928年(昭和3年)5月 - 株式会社に改組。
1946年(昭和21年) - 上原正吉が社長に就任。
1948年(昭和23年)5月 - 大正製薬株式会社に社名変更。
1953年(昭和28年)6月 - 皮膚病薬「ダマリン」シリーズ発売。
1955年(昭和30年)7月 - 「ワシのマーク」を採用、風邪薬「パブロン」シリーズ発売。
1957年(昭和32年)9月 - 目薬「アイリス」シリーズ発売。
1960年(昭和35年)10月 - 鎮痛剤「ナロン」シリーズ発売。
1962年(昭和37年)
3月 - 「リポビタンD」発売。
12月 - 初の無臭性エアゾル殺虫剤「ワイパアエースゾル」発売[注釈 1]。
1963年(昭和38年)
6月 - 一社提供番組『大正テレビ寄席』(NET → テレビ朝日)放送開始。
9月 - 東京証券取引所第2部上場。
1965年(昭和40年)2月 - アンプル入りかぜ薬事件により、アンプル入りかぜ薬「強力パブロン」販売終了。
1972年(昭和47年)4月 - 三菱グループ及び住友グループと業務提携。
1974年(昭和49年)
7月 - 総合研究所竣工。
10月 - 温感鎮痛プラスター剤「カプシプラスト」発売。
1976年(昭和51年)
3月 - 「ワシのマークの大正のゴキブリゾロゾロ・ローキャッチ」発売。長いネーミングと、滝口順平の独特のナレーションによるTV-CMが話題に。
4月 - 「ワシのマーク」の正章と略章を廃止し、肉太に修正した「統一章」を制定し使用開始。
1966年(昭和41年)8月 - 東京証券取引所第1部上場。
1977年(昭和52年)4月 - 本社新社屋竣工。
1978年(昭和53年)
長年使用してきた殺虫剤ブランド「ワイパア」を「大正」ブランドに変更。これを皮切りに「ダマリン(皮膚病薬)」「パレン(胃腸薬)」なども、「大正」ブランドに切替(以降1980年(昭和55年)後半まで、新商品名に「大正」を冠けることが多くなる)。