大橋博司
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大橋 博司(おおはし ひろし、1923年 - 1986年)は、日本の医学者、精神科医。専門は臨床精神医学、特に失語症を中心とする神経心理学国立京都病院院長。京都大学名誉教授[1]

京都大学医学部卒業後、医学を専門とするかたわら帝塚山大学にて哲学や古典を勉強した。1953年「失語における一般障碍について」で京大医学博士

1973年-1985年京都大学精神医学教室教授(第4代)[2]
目次

1 著書

2 共編

3 訳書

4 論文

5 出典

6 参考文献

著書

『失語・失行・失認』医学書院 1960

『臨床脳病理学』医学書院、1965年

『失語症』中外医学社、1967年

パラケルススの生涯と思想』思索社、1976年

共編

『失語・失行・失認』編集企画 金原出版、1982

『Broca中枢の謎 言語機能局在をめぐる失語研究の軌跡』浜中淑彦
共編著 金剛出版、1985

訳書

ダニエル・ラガーシュ『精神分析の理論と実際』
荻野恒一,木村定共訳 白水社・文庫クセジュ、1957

アンリ・エー『意識』みすず書房、1969-71 

ヴァイツゼッカー『神・自然・人間』みすず書房 1971

ウジェーヌ・ミンコフスキー『生きられる時間 現象学的・精神病理学的研究 2』中江育生,清水誠共訳 みすず書房、1973年

ボイテンディク『女性 自然,現象,実存』斎藤正巳共訳 みすず書房 1977

アンリ・エー『ジャクソンと精神医学』共訳 みすず書房 1979

『精神医学の源流?ギリシア・ローマ編』訳編 金剛出版、1983年

パラケルスス著 ヨラン・ヤコビ編『自然の光』人文書院 1984

アンリ・エー『無意識』監訳、金剛出版、1986-87年

H.シッパーゲス『中世の医学 治療と養生の文化史』浜中淑彦共訳 人文書院、1988

論文

「失文法 - 日本語に於ける二三の特質について」『精神神経学雑誌』第54巻 3号 (1952)

「失語に於ける一般障碍について」『精神神経学雑誌』第55巻 1号 (1956)

「失語患者に於ける機能変遷について」『精神神経学雑誌』第58巻 1号 (1956)

「失認症」『異常心理学講座第2部・精神病理学 E. 脳病理学(第四分冊)』みすず書房 (1956)

「『巣症状』としての精神症状」『精神医学』第3巻9号 (1961)

「失語・失行・失認 - 大脳半球優位の問題を中心に」『精神神経学雑誌』第64巻9号 (1962)

「疾病失認 (または疾病否認について)」『精神医学』第5巻2号 (1963)

「前頭葉性言語 - 思考障害の1例」『精神医学』第8巻11号 (1966)

「講座心理学 7. 記憶」東京大学出版会 (1969)

「ピネルをめぐる『詩と真実』」『精神医学』第13巻 (1971)

「脳病理学」『異常心理学講座 6. 精神薬理と脳病理』みすず書房 (1972)

「言語と思考の病理」『異常心理学講座 9. 精神病理学 3』みすず書房 (1973)

「精神症状学序論」『現代精神医学大系 IIIA 精神症状』中山書店 (1978)

「外因反応型の概念とその歴史的変遷」『臨床精神医学』第3巻 (1979)

「神経心理学序説」『精神科MOOK 1 失語・失行・失認』金原出版 (1982)

「精神と身体・概説」
飯田真ほか編『精神の科学 第4巻』岩波書店 (1983)

「『反』局在論の系譜」『失語症研究』第4巻 (1984)

出典^ “ ⇒大橋博司:みすず書房”. みすず書房. 2011年4月28日閲覧。
^ “ ⇒京都大学医学部附属病院精神科神経科:歴史”. 京都大学. 2011年4月28日閲覧。

参考文献

精神医学の源流 ? ギリシア・ローマ編 金剛出版(精神医学文庫)、1983年

大泉溥 編 『日本心理学者事典』 クレス出版 (2003年)
ISBN 4-87733-171-9

典拠管理

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VIAF: 259248133



更新日時:2018年1月20日(土)11:47
取得日時:2018/08/23 02:54


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