大橋卓弥
別名大橋卓弥 with Drunk Monkeys
生誕 (1978-05-09) 1978年5月9日(46歳)
出身地 日本 愛知県 東海市
学歴愛知県立知多高等学校
ジャンルJ-POP
ロック
職業歌手
ミュージシャン
シンガーソングライター
ボーカリスト
作詞家
作曲家
編曲家
担当楽器ボーカル
ギター
ハーモニカ
活動期間1999年 -
レーベル
ユニバーサルミュージック / オーガスタレコード
事務所オフィスオーガスタ
共同作業者常田真太郎
Drunk Monkeys
公式サイト ⇒オフィスオーガスタ 公式サイト
著名使用楽器
gibson J-50beffnickprovision stratocastergibson es330
大橋 卓弥(おおはし たくや、1978年5月9日 - )は、日本の歌手 シンガーソングライター、ボーカリスト。スキマスイッチでボーカル、ギター、ハーモニカを担当。通称「タクヤ」「スター」「ヤサ」など。愛知県東海市出身。既婚。血液型AB型。 1978年 1992年 1994年 1996年 1997年 1999年 2003年 2007年 2008年 2009年 2017年 2019年 2020年
来歴
5月9日、愛知県東海市[1]にて2人兄妹の長男として生まれる。
先生からの提案で、上野中学校の学園祭のイメージソングとなる「流れゆく時のなかで」の作曲を担当。人生で初めての作曲となる[3][4]。
愛知県立知多高等学校(現・愛知県立知多翔洋高等学校)に入学。
夏、中学時代の先輩だったヨツヤタカヒロ.の誘いで見に行ったライブで、常田真太郎と出会う(その時の印象について大橋は「何でこんなにピアノが下手なのに人前に出られるんだろう?お客さんを入れてお金取ってやってるのに」と、非常に悪かったことを明かしている)[5][6]。
高校卒業と同時に上京し、音楽専門学校に入学(ただし、2週間で行かなくなり親に内緒で自主退学している)。
常田に自身の曲のアレンジを依頼したことがきっかけとなり、常田主導でスキマスイッチ結成[7]。
7月9日、『view』でメジャーデビュー。
9月29日、一般女性との入籍を発表[8]。
12月14日、公式ホームページにてソロ・プロジェクトを発表。
2月6日、ソロデビューシングル『はじまりの歌』を発売。
7月2日、自身初のオリジナルアルバム『Drunk Monkeys』を発売。
3月25日、全国ツアーの最終公演を収めた自身初のライブDVD「Drunk Monkeys“TOUR 2008”and“+α”」発売。
11月、第1子となる女児が誕生[9][10]。
イルミネーション・エンターテインメント映画『SING/シング』にてジョニー役を担当[11]。
11月16日、第61回日本レコード大賞の審査委員会において「青春」で編曲賞を受賞(常田と同時受賞)[12]。
4月8日、NexTone Award 2020において「奏(かなで)」で著作者としてGold Medalを受賞(常田と連名での受賞)[13]。
人物
幼少期からクラシック音楽を好んでいた。
小学生の頃、友人宅の電話の保留音に心を打たれ、後にそれがThe Beatlesの「Yesterday」だと知り、ビートルズに傾倒する[14]。
小学生の頃からピアノを習っており、ピアニストになる事を夢見ていた[1]。しかし、中学2年生の時、指導者の薦めで見学したリサイタルで、プロの演奏に衝撃を受け自身の能力に限界を感じたため、ピアノをやめてしまう。
中学校では、生徒会の書記を務めた。朝礼で漫才をするなど人前に出る楽しさに目覚める。
中学校・高校ではバレーボール部に所属。高校ではキャプテン兼エースアタッカーとして活躍。戦績は県大会ベスト8。
競艇選手の池田浩二とは高校の同級生で、今でも親交がある。池田曰く「自分はそうじゃなかったけど、大橋はモテてた」とのこと。[15]
カラオケに初めて行った際に「歌がうまい」と褒められた事がきっかけで、ミュージシャンになる事を意識し始める。
高校卒業後に上京し、常田と同じ音楽専門学校に進学。当時は、知り合いが近くにいた方が安心するということで、常田の住んでいたアパートの近くに大橋もアパートを借りて住んでいた。
スキマスイッチの結成前には、ヨツヤタカヒロ.らと4人組バンド"Dear Friends"を組んでいたが、音楽活動より麻雀に熱中してしまったため自然消滅した。
"Dear Friends"の解散後は1人で路上ライブを中心に活動していた。
初めて買ったCDは、光GENJIの『パラダイス銀河』。小学4年生の時に、父親から「卓弥が欲しいCDを1枚、お父さんが欲しいものを1枚、それから2人で一緒に聴けるものを1枚買おう。」と提案を受けて選んだもの(残り2枚は、父用が井上陽水の『リバーサイドホテル』、2人共通用が中村あゆみの『ともだち』であった)[16]。
初めて弾き語りをした曲は、松任谷由実の『ルージュの伝言』[17]。
大のジャッキー・チェンファンであり、バラエティ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ)の企画で「芸能界ジャッキーチェン王決定戦」に出演したり、映画『ポリス・ストーリー REBORN』が公開する際にはコメントを寄せたりしている[18]。また、ソロ活動のバンド名や1stアルバムのタイトルとしている『Drunk Monkeys』は、映画『ドランクモンキー 酔拳』から取ったことを明かしている[19]。
吉野家をこよなく愛しており「多い時は週3、4回食べている」と公言している[20]。この事は吉野家にも認知されており、大橋のこだわりの食べ方が吉野家創業120周年記念メニューとして出されたり、『?野家 FAN BOOK』にコメントを寄せたりしている[20][21]。また、所属する事務所が主催するイベント「Augusta Camp 2019」では、吉野家と共同開発したコラボメニューを発売している[22]。
音楽性
影響
影響を受けたアーティストとして玉置浩二、The Beatles、コ永英明、Mr.Children、奥田民生を挙げている。
特に玉置浩二は歌唱方法を参考にするなど一番影響を受けたと語っており、玉置の特番ではインタビュアーを務めたこともある[23][24]。
Mr.Childrenについては、大ファンであることを公言しており、ライブでも度々カバーをする他[25][26][27][28]、テレビ番組でも歌詞や桜井和寿の歌唱方法について考察を披露している[29][27][30][31]。
また、歌い方のクセは「多分、浜省さん(浜田省吾)からだろうね」と語っている[32]。
ボーカル
レコーディングにおいては、「歌の流れを崩したくない」という考えから、10本程度テイクを取り、その中から良いものを選ぶという手法を取ることが多い[33]。
レコーディングでは、マイクとの実際の距離による声の大きさを重視しており、コンプレッサーは使っていない[33]。
スキマスイッチ
自身の音楽活動の主軸であり、ボーカルを担当している。
また、レコーディングやライブではアコースティックギターやエレキギターを演奏することが多いが、楽曲によってはドラム、ハーモニカ、ピアノ等も担当する。
楽曲制作においては、作詞・作曲・編曲の全てを常田と共同で行っている。
ソロ活動
2008年限定で本格的にソロ活動を展開。活動の狙いとタイミングについては「オリジナル・アルバム3枚出してベスト出して、スキマスイッチとしてやりたいことはとりあえず形になったので。今のタイミングで一回、個人のスキルを上げるためにも、武者修行じゃないですけどもうひと段階上がれるように」「得た成果をまたスキマスイッチに持ち帰って、さらに大きくなれれば」と語っている[14]。
ソロ活動の目標として「スキマスイッチではできないことをソロとしてやる」「ひとりの歌い手として「声」を生かした事をやる」ことを掲げ、バンド形態での活動を展開した[14]。
スキマスイッチの楽曲との違いについては「一番の違いは詞の世界でしょうね」と語っている。「パーソナルな世界、正直な感情」を綴ることで、架空の登場人物の物語を歌詞にすることが多いスキマスイッチの楽曲と差別化を図ったことを明かしている[19]。
また、パーソナルな曲作りを通じて「思っている以上に自分はネガティブな人間でした。僕にとっての原動力は、負の感情だということがわかった。」とも語っている[19]。
ソロ活動期間中は、「素直な気持ちを書き綴ってパーソナルな部分を歌う」「レコーディングにおいてはダビングをしない」という縛りを設けていた[14]。
2009年以降は、スキマスイッチとしての活動に重きを置いており個人作品のリリースはないものの、単独でのライブ出演や不定期ライブ「SEN-NAGE」の企画など精力的にソロ活動を続けている。
楽器・機材
ギター
Gibson J-50(Gibson)[34]
'66 Gibson J-50(Gibson) [35] [36]
Martin OM28V(Martin)[37]
ColeClark FL2(ColeClark)[38]
Taylor GS RC(Taylor)[38]
Taylor ANNIVERSARY MODEL(Taylor)[38]
Taylor 854CE(Taylor)[38]
Taylor Baby Taylor(Taylor)[36]
Gibson J-45(Gibson)[36]
Fender Telecaster(Fender)[39]