大村 美根子(おおむら みねこ、1947年 - 2005年1月[1] )は、日本の翻訳家。札幌市生まれ[1]。東京女子大学英米文学科中退[1]。
浅倉久志が中心となって、翻訳家の交流会「エイト・ダイナーズ」が、小尾芙佐、深町眞理子、大村美根子、山田順子、佐藤高子、鎌田三平、白石朗というメンバーで行われていた[2]。
訳書
単訳
『セーラの結婚』(ジュディス・バーンリイ、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 1980.11
『スタージョンは健在なり』(シオドア・スタージョン、サンリオ、サンリオSF文庫) 1983.1のち改題『時間のかかる彫刻』(東京創元社、創元SF文庫) 2004.12
『戦士のレクイエム』(イヴリン・アンソニー、角川書店) 1985.10
『サソリ沼の迷路』(S.ジャクソン、社会思想社、現代教養文庫、アドベンチャーゲームブック、ファイティングファンタジー8) 1986.2
『ナイルの宝石 』(ジョーン・ワイルダー、角川書店、角川文庫) 1986.4
『七人のおば』(パット・マガー、東京創元社、創元推理文庫) 1986.8
『オズの魔法使い』(フランク=ボーム、偕成社、偕成社文庫) 1986.11
『シーザーの埋葬』(レックス・スタウト、光文社、光文社文庫) 1987.11、のち新装版 2004.3
『死との抱擁』(バーバラ・ヴァイン、角川書店、角川文庫) 1988.8
『運命の倒置法』(バーバラ・ヴァイン、角川書店、角川文庫) 1991.5
『チェシャ猫は見ていた』(マーシャ・マラー、徳間書店、徳間文庫、「シャロン・マコーン」シリーズ2) 1991.10
『惨劇の記憶』上・下(エドワード・スチュアート、新潮社、新潮文庫) 1993.12
共訳
『シャーロック・ホームズ全集 別巻』(パシフィカ) 1980
復刊『シャーロック・ホームズ事典』(ジャック・トレイシー、各務三郎監訳、風見潤、日暮雅通共訳、すずさわ書店) 2000
『シャーロック=ホームズ全集10』(コナン=ドイル、偕成社) 1982
『シャーロック=ホームズ全集8』(コナン=ドイル、偕成社) 1983
『ショウほど素敵な犯罪はない アメリカ探偵作家クラブ傑作選11』(メアリ・ヒギンズ・クラーク編、共訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1989
『風に吹かれて』(パトリシア・ハイスミス、小尾芙佐ほか共訳、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1992