大日本人
監督松本人志
脚本松本人志
高須光聖
製作岡本昭彦
製作総指揮吉野伊佐男
大ア洋
出演者松本人志
竹内力
UA
神木隆之介
板尾創路
音楽テイ・トウワ
撮影山本英夫
編集上野聡一
製作会社吉本興業
配給 松竹
公開 2007年5月19日(CIFF)
2007年6月2日
2009年5月15日
上映時間113分
製作国 日本
言語日本語
製作費10億円[1]
興行収入11.6億円[2]
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『大日本人』(だいにっぽんじん)は、2007年6月2日に公開された日本映画。ダウンタウンの松本人志が企画・監督・主演を務めた、松本初の長編監督映画である[注釈 1]。脚本は、松本の盟友で放送作家の高須光聖との共同執筆。吉本興業の映画製作進出第1弾でもある。第60回カンヌ国際映画祭監督週間上映作品(カメラ・ドール候補)。 本作品は、松本扮する変身ヒーローの日常や戦いをドキュメンタリー風に描いているモキュメンタリー映画である。内容は特撮怪獣物とは言い難く、普通の人間が巨大化して戦う日々や苦悩、周囲の人間の反応などを主点に作られている。 本編中では登場する巨大キャラクターを「だいにほんじん」という呼び方で統一しているが、映画作品のタイトルとしての正式な読みは「だいにっぽんじん」である。読み方について松本は「どっちでもいい」と発言している。 大佐藤大は「獣」と呼ばれる巨大生物を退治する「大日本人」である。彼の家系は代々日本国内に時折出現する獣の退治を家業としており、彼はその6代目に当たる。映画は大佐藤がテレビ局の密着取材を受けつつ獣退治をする日々を送っている姿からはじまっていく。 しかしかつてと違って大日本人に対する世間の風当たりは強く、軍備の整った現代においては不要であると唱える者も出る始末。プライベートにおいても妻子との別居、跡取問題、かつての英雄である祖父(4代目)の介護問題など悩みの種は多かった。 苦境に立たされながらも獣退治を続ける大佐藤だったが獣退治中に突如現れた赤い獣の圧倒的な強さに恐れおののき、逃亡をしてしまう。過去に確認されたことのないその獣は日本のものではないということしかわからない。大佐藤が逃亡する姿を映したテレビ放送は皮肉にも高視聴率を獲得した。取材ディレクターは再戦を要請するが大佐藤は乗り気ではなかった。その後も度重なるアクシデントで国民の反感をかい、大佐藤は窮地に立たされていく。
概要
あらすじ
用語解説.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}が望まれています。
大日本人
太古の時代より獣の脅威から日本を守って来た巨大戦士。儀式を経て電気の力で巨大化する。古くは雷の力を活用していたが、科学の発展した現在では変電所の電気を利用している。日本神話の元にもなったと言われており、上述の通りかつては英雄視されていたが、現在では社会から疎まれる存在と化し自宅や関係施設が落書きなどの嫌がらせを受ける有様となっている。
獣
日本を襲う巨大生物。様々な個体が存在する。
キャスト
大佐藤大 / 6代目大日本人:松本人志
小堀マネージャー:UA
取材ディレクター:長谷川朝二
締ルノ獣:海原はるか
跳ルノ獣:竹内力
匂ウノ獣(メス):板尾創路
童ノ獣:神木隆之介
匂ウノ獣(オス):原西孝幸
ステイウィズミー:宮迫博之
スーパージャスティス:宮川大輔
あずさママ:中村敦子
大佐藤の元妻:街田しおん
スタッフ
企画・監督:松本人志
脚本:松本人志、高須光聖
企画協力:高須光聖、長谷川朝二、倉本美津留
英訳:チャド・マレーン(海外公開時)
音楽:テイ・トウワ
アソシエイト・プロデューサー:長澤佳也
撮影:山本英夫
照明:小野晃
録音:白取貢
2005年12月13日から2006年8月29日まで撮影が行われ編集中の2007年1月25日、製作発表が行われた。ストーリーや出演者などの情報は製作発表では公開されなかったが、その夜に収録されたラジオ番組『松本人志の放送室』でキャストや撮影エピソードなどを語る。
松本は2007年6月1日の『笑っていいとも』(フジテレビ)の「テレフォンショッキング」に出演。同番組への出演は14年ぶり、同コーナーへの出演は初めてであった。久々の出演に緊張しながらも映画の制作秘話やカンヌ映画祭での裏話を語った。その他、『さんまのまんま』『SmaSTATION!!』など様々な番組に映画宣伝のためゲスト出演。同じ事務所の先輩でありながら共演の機会が少ない明石家さんまとの貴重なツーショットが実現した。普段は他人の番組へのゲスト出演の機会が少ない松本だが、本人はむしろ乗り気で「宣伝を口実に色々な番組に出てやろうと思った」と語っている。その回の『さんまのまんま』は、今田耕司が未編集のビデオテープをスタッフからもらって帰るなど視聴者よりむしろ業界を揺るがすニュースとなった。