大戦隊ゴーグルファイブ
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クレジットなどで確認できないスーツアクターの役柄を記載する場合には、必ず信頼可能な情報源からの出典を示してください。出典の無い情報については、Wikipedia:独自研究は載せないに基づき一定期間ののち除去されるおそれがあります(プロジェクト:特撮/スーツアクターの役名記載についてでの議論に基づく)

スーパー戦隊シリーズ
第5作太陽戦隊
サンバルカン
1981年2月
- 1982年1月
第6作大戦隊
ゴーグルファイブ1982年2月
- 1983年1月
第7作科学戦隊
ダイナマン
1983年2月
- 1984年1月

大戦隊ゴーグルファイブ
ジャンル特撮テレビドラマ
原作八手三郎
企画

碓氷夕焼(テレビ朝日)

吉川進

阿部征司(東映)

脚本曽田博久
監督東条昭平
出演者

赤木良次

春田純一

石井茂樹

伍代参平

大川めぐみ

中庸助

高橋利道

吉田真弓

西口久美子

きくち英一

仲谷昇

声の出演依田英助
ナレーター大平透
音楽渡辺宙明
オープニング「大戦隊ゴーグルV」
歌:MoJoこおろぎ'73ザ・チャープス
エンディング「ストップ・ザ・バトル」
歌:MoJo、こおろぎ'73、ザ・チャープス
言語日本語
製作
プロデューサー

加藤守啓(テレビ朝日)

鈴木武幸(東映)

制作テレビ朝日

放送
放送局テレビ朝日系列
音声形式

モノラル放送

シネテープ

放送国・地域 日本
放送期間1982年2月6日 -
1983年1月29日
放送時間土曜 18:00 - 18:30
放送枠スーパー戦隊シリーズ
放送分30分
回数全50
特記事項:
スーパー戦隊シリーズ」 第6作
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画像外部リンク
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『大戦隊ゴーグルファイブ』(だいせんたいゴーグルファイブ)は、1982年2月6日から1983年1月29日まで、テレビ朝日系列で毎週土曜18:00 - 18:30(JST)に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローチームの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第6作目[注釈 1]。『大戦隊ゴーグルV』とも表記される[出典 1]
概要

本作品では、前作『太陽戦隊サンバルカン』を上回るべく娯楽性が追求された[1]。主人公たちが『サンバルカン』で3人だったのに対して本作品で従来と同じ女性を含めた5人に戻ったのは、スポンサーの後楽園ゆうえんちから「3人ではショーが盛り上がらない」との要望があったからであり[6]、放送当時の東映テレビ部による実写特撮が堅実な保守的要素による安定が重視される中で冒険心に満ちた革新性にも目を配っていたため、その意図の中で安定の要素を一手に担うため、スーパー戦隊シリーズで導入された[7]

本作品では、5人の変身後のスーツに初めて「黒」が明確な色分けとして登場した[5][8]。「悪」を連想させる黒をヒーローの色に採用したのは、画期的な試みである[注釈 2]。『秘密戦隊ゴレンジャー』や『電子戦隊デンジマン』で使われていた「緑」という色は赤、青、黄、桃と比べて子供受けが良くなかったことから、本作品では緑以外の新しい色が検討され、「黒」と「紫」が残ったが、印刷では「紫」は見栄えが悪いということになり、「黒」が採用された[6][注釈 3]。春田は次作『科学戦隊ダイナマン』でもブラック戦士を演じ、後年のインタビューでも「自分がブラックのイメージを確立した」ことを誇りとともに回想している[10]

ゴーグルファイブは古代文明をモチーフとしているが、そうした要素はイラストによる表現のみで、映像的にも作劇上もさほど強調はされていない。主人公たちが軍事組織に所属していた『サンバルカン』との差別化のため、本作品の主人公たちは民間組織所属となり、当時はまだ家庭に普及していなかったコンピューターを扱える少年少女コンボイを登場させることで、大人ばかりのドラマにならないようにしている[出典 2]

アクションは新体操をモチーフとしている[出典 3]。ボールやリング、クラブ、リボンといった新体操の手具が武器として用いられ、アクロバティックな動きの追求が行われて派手な画面作りに貢献した[3][注釈 4]。これは、それまでにない変わったアクションを導入しようという東映プロデューサー鈴木武幸の意向によるものであり、「女性のスポーツなんて」と反対したスタッフも国士舘大学へ見学に行くことで新体操が激しいスポーツだと理解したといい、特撮のアクションに新体操のアクションを応用したものが取り入れられても充分に魅力的な絵作りが可能であるというものとなった[出典 4]。また、立ち回りをスローモーションで表現し、技が当たる瞬間だけコマ落としで表現するという独特の演出で、アクションを印象づけている[17]。人数は5人に戻っているが、個人のアクションは前作と同様の大きな動きとなっており、これを両立するためカット割りは細かくなり、同一画面での5人の動きもより動的になっている[14]。さらに、ワイヤーアクションやマスク合成なども多用している[14]

シリーズ定番となっていたスーツに付属するマフラーは、本作品が最後となった[18]

ゴーグルファイブ5人の名乗りのシーンの時間は42秒あり、戦隊シリーズ史上最も長いとされる[19]

ストーリーは、敵味方の内情を描くよりも1話毎の盛り上がりに重点が置かれており、明快な内容が児童層の好評を得る要因になったとされる[11]

第1話のドイツでのシーンは、実際にドイツロケを予定していたが、本郷博士役の仲谷昇がスケジュールの都合をつけられなかったため、実現には至らなかった[11]
特撮

巨大ロボットの合体シーンは、一見すると電動による変型に見えるほどスムーズなものだが、実はメカのプロップは一切モーターによるギミックが仕込まれておらず、すべてワイヤーワークにより行われている[20]。また、これらのプロップに合わせる形で球場基地を作成したため、その外見は直径3メートルにも及ぶ巨大なものとなっている[13][8]

前作までの怪人が巨大化する展開との差別化のため、怪人(モズー)ロボット(コング)に乗るというアイデアが導入された[11]。当初は両者がまったく異なるデザインであったが、これは予算がかさむという理由で第4話までに留まり、第5話からのコングはモズーのスーツにズボン状のコングの脚部を履かせることで表現されている[11][21]。初期企画では、巨大ロボットを開発するイガアナ博士とザゾリヤ博士の競争に重点が置かれる予定であった[11]
タイトル

企画の最初期には『未来戦隊ミライマン』という名称案があったが[11][12]、これは名前がないと困るために用意された仮称であり、その後に『大戦隊ゴーゴーファイブ』に決まりかけたものの、「ゴーゴー」の部分が当時のホンダ製品と被ったため、語感の似ている『大戦隊ゴーグルファイブ』に決定した[4]。劇中では、3機のメカがゴーグルロボに合体変形する際の掛け声「ゴーゴーチェンジ!」にその名残が見られる。なお、これらの没案はホンダ製品の生産が終了した[4]後のシリーズ作品(1999年の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』や2000年の『未来戦隊タイムレンジャー』)で活かされた。

スーパー戦隊シリーズのタイトルコールは本作品から始まったが、本作品と次作『ダイナマン』までは「戦隊」の部分を除いてメインタイトルのみをコールしているほか、主人公たちを演じた役者たちではなく主題歌を歌ったコーラスグループが担当している。
あらすじ

日本人の若き冒険家赤間健一はドイツ山中の洞窟を探検中に奇妙な竪穴を発見する。それは近くの古城の中に通じており、赤間はそこで謎の集団に襲われる初老の日本人紳士を助け出す。

紳士は未来科学研究所の本郷博士と名乗り、自分を襲っていたのは、人類の歴史の背後で暗躍を続けてきた暗黒科学帝国デスダークの集団であると語る。

やがてデスダークはその姿を人類の前に現わし、世界征服への進撃を開始した。本郷博士は彼らの野望を打ち砕くべく、赤間を含む5人の若者を戦士に任命した。
登場人物
大戦隊ゴーグルファイブ

本郷博士が開発したゴーグルブレスを装着し変身したの5色の戦士。本郷博士が事前にリストアップしていた人材から、コンボイが導き出した5人の民間人により構成されている。

集合時の名乗りは「戦え! 大戦隊ゴーグルファイブ!」[22]

民間人から選び抜かれた戦隊ではあるが、特別に隠密に結成された戦隊ではなかったため、次第にその存在と強さは浸透していき、第16話では完全に世間から頼れる存在として認知されていた。

デスダークとの戦いを終えた後は、コンボイたちに未来科学の発展を託し、いずこかに旅立っていった[ep 1]
赤間 健一(あかま けんいち)
強靭な精神力と冷静沈着さを兼ね備えた若き世界的な
探検家[23][24]


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