大怪獣バトル_ULTRA_MONSTERS
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この項目では、カードを読み込ませるゲームについて説明しています。これを原案とした映像作品については「大怪獣バトル」をご覧ください。

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』(だいかいじゅうバトル ウルトラモンスターズ)は、カードを読み込ませて戦うデータカードダス。「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣を主な題材としている。2007年4月27日に稼動を開始して2011年2月17日に稼動を終了している。

様々な関連アイテムが存在してゲーム中にも登場するアイテムバトルナイザーが実際に玩具として発売されて、このゲームと連動している(NEO7弾から非対応になった)。CG部分は過去発売された「ウルトラマン Fighting Evolutionシリーズ」のものを一部流用あるいは改修しており、映像作品に登場していないオリジナル怪獣、このゲームで初登場の新怪獣も登場している。映像作品『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』とストーリーが連動しているのも大きな特徴である。
概要

使用するカードは赤い怪獣カード、青い応援カード、黄色い技カード、スーパーコンボカードの4種類がある。4種類のカードを組み合わせて製作したデッキを用いてゲームをプレイする。基本のデッキ内容はメインで戦う怪獣カード1枚、サポートとして戦う怪獣カードまたは応援カードを合わせて2枚、特殊能力を発動する技カードかスーパーコンボカード1枚。
怪獣カード
怪獣のイラストの他にパワー(所謂HPにあたる)、スピード、攻撃力(アタック)、守備力(ディフェンス)、必殺技の他に、応援怪獣登場タイミングと技カード発動タイミングがパワーを軸としたグラフのような形で描かれており、メインに選んだ怪獣はこの図に沿って応援怪獣を呼んだり技カードを使うことが出来る。第5弾からEXにバージョンアップした後は、技カードを発動するための条件によって3タイプに分類されるようになった。以降は第4弾までのようなパワーが一定まで減少することを条件とするカウンタータイプに加え、バトルフェイズに一定のポイントまで相手を押し込むことを条件とするアグレッシブタイプ、一定のラウンドになれば使用可能となるタクティカルタイプが追加されている。また、サポート怪獣の数も2体の他にも、1体(能力とパワーすこし高め)、なし(パワーかなり高め)が追加された。第9弾からNEOにバージョンアップして以降は、ラウンド毎で怪獣交代が可能な、いわゆるチームバトル性が導入されており、このカードが3枚必要となっている。以降のウルトラ怪獣のソフトビニール人形にはこのカードが付属するようになった。また、必殺技のシステムも若干変化しており、EXでは必殺技パワーがマックスとなってようやく発動出来たが、NEOにおいては必殺技パワーが三段階にまで設定されており、それを1つ溜めると次のラウンドの際に必殺技の発動ポイントが現れて、アグレッシブタイプのようにそこへ押し込めば、すぐに発動出来るようになった。また、必殺技パワーを1つ溜めるごとに、発動ポイントが1つずつ増えて行き最大3つまで増え、さらに必殺技の威力も増すようになっている。この他、特定の怪獣をチームに加えていると、タッグ必殺技という特殊な必殺技を発動させることが出来る。発動条件は怪獣ごとによって様々で、原作で因果のある者あるいは設定が近い者同士(ゴモラとリトラ(S)やダダとギギなど)から全く絡みの無い意外な組み合わせ(ゼットンとにせウルトラマンなど)など様々である。RRになってシステムが一新されてからも、バトルカードとして引き続き使用可能。パワーはそのままだが、アタック、ディフェンス、スタミナの高さがルーレットの星の数に割り当てられるようになっている。
応援カード
怪獣イラストの他にスピード、攻撃力、守備力、必殺技が書かれている。この応援カードはウルトラ怪獣のソフトビニール人形に付属されているもので、通常の筐体では手に入れることが出来ない。第9弾でNEOにバージョンアップして以降は、チームバトル制になったことで応援怪獣が廃止されたため、以降のウルトラ怪獣のソフトビニール人形に付属しないようになった。そのため、このカードも応援カードとしては使えなくなったが、データの読み替えにより、以後は怪獣カードとして引き続き使えるようになっている。RR第1弾以降も、怪獣カードと同様に引き続き使用可能となっている。
技カード
怪獣イラストに加え特殊能力が書かれており、上記の技カード発動タイミングで読み込ませることによりその能力を発揮することが出来る。技カードが廃止されたRR第1弾からはスキャンしてもカードの効果は発揮できなくなったが、代わりにコンボマークに書かれているキャラクターが登場するようになった。
スーパーコンボカード
技カードと同じタイミングで使用するカード。コンボマークをそろえていないデッキでもコンボを発動できるカード。RR第1弾からは、バトルカードとして使用可能となった。スーパーコンボカード以外の上記3種類のカードにはコンボマークというものがある。このキャラクターの顔が描かれたマーク(3枚の怪獣カードまたは応援カード)の絵柄を揃えたデッキを使用し、技カード発動タイミング時にも同じ絵柄の技カードを使用する。すると技カード効果の代わりにマークに描かれたキャラクターが出現し、強力な必殺技を敵に放つというものである。コンボによって次の弾以降で登場する者やコンボ限定でしか登場しない者も召喚することができる。シリーズが進むごとに新システムが追加されるなどのバージョンアップもされ、第5弾からはEX、第9弾からはNEOとタイトルも変更されている。NEOからはそれまでの技カード、スーパーコンボカードに新たに登場した援軍カードを加えて作戦カードと称されるようになる。その後はRRにリニューアルされ、ゲームシステムが一新。怪獣カードに相当するカードはバトルカードに名称が改められ、技カードとスーパーコンボカードのシステムが廃止された。さらに今までスーパーコンボカード扱いだったウルトラ戦士が、操作キャラクターとして使用可能となった。
NEOからの新要素
援軍カード
NEOより登場する新カード。防衛チームのライドマシンや宇宙人の円盤など、歴代シリーズのメカを召喚し、援護攻撃をさせることが可能。
ウルトラストライカー
NEO第3弾のウルトラバトルモードより導入された新システム。ウルトラ戦士を一人選んでバトルに参加させ、プレイヤーの使用する怪獣とのタッグで戦わせることができる。
スタミナ
NEOより追加された新しいステータス。怪獣ごとに数値が決められており、その数の分のラウンドだけ連続で戦える(例:スタミナ3→3ラウンドの間同じ怪獣を使用可能)。無論、スタミナが尽きてしまうとその怪獣は使用不能になってしまい、他の怪獣と交代。休ませて回復させる必要がある。強力な怪獣ごとに低く設定されていく傾向にあるが、例外も存在する。
RRからの新要素
バトルカード
RR第1弾以降から、ジャンケンマークとウルトラスター(星マーク)がついている。アタックルーレットで各キャラクターを戦わせる場合、アタックルーレット、パートナールーレットを1回ずつ止め、星マークの合計が多い方が有利に攻撃できる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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