大岡山駅
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大岡山駅
東急病院併設の駅舎(2010年5月4日)
おおおかやま
Ōokayama


所在地東京都大田区北千束三丁目27-1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度36分27.0秒 東経139度41分8.3秒 / 北緯35.607500度 東経139.685639度 / 35.607500; 139.685639座標: 北緯35度36分27.0秒 東経139度41分8.3秒 / 北緯35.607500度 東経139.685639度 / 35.607500; 139.685639
所属事業者東急電鉄
駅構造地下駅
ホーム2面4線
乗降人員
-統計年度-(目黒線)15,372人/日
(大井町線)20,818人/日
(合計)36,190人/日
-2021年-
開業年月日1923年大正12年)3月11日
乗入路線 2 路線
所属路線■目黒線
駅番号MG06
キロ程4.3 km(目黒起点)
◄MG05 洗足 (1.0 km) (1.2 km) 奥沢 MG07►
所属路線■大井町線
駅番号OM08
キロ程4.8 km(大井町起点)
◄OM07 北千束 (0.8 km) (0.5 km) 緑が丘 OM09►
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大岡山駅(おおおかやまえき)は、東京都大田区北千束三丁目にある、東急電鉄である。目黒線大井町線が乗り入れ、両路線の接続駅となっている。駅番号は目黒線がMG06、大井町線がOM08。大田区の鉄道駅では最北端にある。

なお、大岡山目黒区の町名である(当駅は大田区と目黒区の区境付近にあり、構内の一部は目黒区大岡山二丁目に跨がっている)。
歴史

1923年大正12年)3月11日目黒蒲田電鉄線(現・目黒線)の駅が開設[1]

1927年昭和2年)7月6日:目黒蒲田電鉄大井町線の駅が開設[1]

1990年平成2年)10月16日地下化等の改良工事に着手[2]

1992年(平成4年)

9月5日:目蒲線上り線を北側の仮設桁(仮線路・仮ホーム)へ移設[3]

12月15日:目蒲線下り線を北側の仮設桁(仮線路・仮ホーム)へ移設[3]


1993年(平成5年)

6月:大井町線上り線を北側の仮設桁(仮線路・仮ホーム)へ移設[4]

9月15日:大井町線下り線を北側の仮設桁(仮線路・仮ホーム)へ移設[4][5]。これは各線路を北側へ移設することで、南側に工事用の作業ヤードを確保するためである[5]


1996年(平成8年)

6月2日:大井町線上下線地下化[6]

10月27日:目蒲線下り線地下化[6]

12月10日:当駅下り方(緑が丘駅・奥沢駅寄り)の上下線ホームを結ぶ連絡通路使用開始(一部仮設)[7]。これまでは、ホーム上り方(大井町駅・目黒駅寄り)の営業に必要な場所だけを供用していた[7]

12月21日:地上に残っている目蒲線上り線を4番線から大井町線上り線が使用していた旧2番線(いずれも地上の仮線路・仮ホーム)へ移設[8]


1997年(平成9年)6月27日;最後まで地上に残っていた目蒲線上り線を地下化[9]、方向別ホーム化工事完成[10]。同日より橋上駅舎から地上駅舎となる[8]

1998年(平成10年)12月:駅改良工事完成[11]

2000年(平成12年)8月6日目蒲線が目黒線と東急多摩川線へ分割、当駅は大井町線と目黒線の駅となる[12][13]

2002年(平成14年)2月25日:東急病院口新設[14]

2006年(平成18年)4月30日:定期券うりば営業終了。

2007年(平成19年)11月3日:駅直上に東急病院が移転、東急病院口を東口へ改称。

駅名の由来

地名の「大岡山」に由来する[1]

昔からある地名で、明治時代はこの地は荏原郡碑衾村大字衾字平南大岡山・平北大岡山であったことから「大岡山」と命名された。しかし、その由来は諸説ありはっきりしない。

大岡山駅周辺の大地主である岡田家が所有していた山から付けられたとする姓氏説と、この近辺が昔から狭くて小高い丘や小さな山、谷が多かったことを意味する「大岡」と「山」が合わさって「大岡山」になったとする地理説がある。
駅構造

島式ホーム2面4線を有する地下駅[15]で、外側を目黒線、内側2線を大井町線が使用する。日吉方面と溝の口方面、大井町方面と目黒方面は同一方向・同一ホームで乗換可能である。なお、奥沢緑が丘寄りには乗換用連絡通路が設置されている。

奥沢・緑が丘寄りに大井町線と目黒線を連絡する渡り線がある他、大井町線北千束寄りに8両編成対応の引上線[16]が1本設けられている。引上線は一部の目黒線・大井町線回送列車折返しに使用される他、東急・横浜高速鉄道車両長津田車両工場へ出入場する際[17]や、東京メトロ日比谷線で運用される車両が鷺沼工場に出入場する際にも用いられる。
地上時代

現在の地下駅構造になる前は3面4線のホームを有する地上駅で、大井町線が変則相対式(上り・下り共に南側にホームがあった)、目蒲線は島式で、いずれのホームにも、二子玉川園前駅・蒲田駅寄りのホーム端に下り階段があり、階段を降りた先の地下に改札口と駅務室があった。改札口を出ると通路は左右に分かれ、右手の階段を昇ると「北口」、左手の階段は「南口」で、今なおそれぞれに名称の残る「大岡山北口商店街」、「大岡山南口商店会」の命名の由来となっていた。

また、かつての目蒲線には北側に独立した貨物用ホームがあった他、旅客ホームは頭端式櫛型4面3線で、中線(2両分)を利用して、目黒方面からの折り返し運転にも対応出来る構造であった。目黒駅 - 当駅間折返し運転が廃止された昭和20年代後半には中線も廃止され、中線跡は埋戻されてホーム化された。地下化前の旧ホームでは、中線を埋めてホーム化した部分を確認することが出来、この部分には、「東急弘潤会」運営の駅売店が設置されていた。このような経緯から、目蒲線用旧ホームは他駅では見られない広いホーム幅を有しており、旧櫛形の余剰部分には、定期券売場や「東急ジャンボー」・「田園そば」の売店が設置されていた。


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