おおやま のぶよ
大山 のぶ代
プロフィール
本名山下 羨代(旧姓:大山)
(やました のぶよ)[1][2]
愛称ペコ、のぶえもん[3]
性別女性
出身地 日本・東京府東京市渋谷区伊達町
(現:東京都渋谷区恵比寿三丁目)[4][5]
生年月日 (1933-10-16) 1933年10月16日(90歳)
血液型O型[6][7]
職業女優、声優、歌手、エッセイスト、タレント
事務所アクターズ・セブン
配偶者砂川啓介[3][8](2017年死別)
公称サイズ(時期不明)[9]
身長 / 体重162 cm / 60 kg
声優活動
活動期間1957年[2] - 2016年
ジャンルアニメ、吹き替え、ラジオ
デビュー作ポーキー君 (『名犬ラッシー』)[2][10]
女優活動
活動期間1956年[11] - 2016年
ジャンルテレビドラマ、テレビCM
デビュー作『この瞳』[4][7]
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大山 のぶ代(おおやま のぶよ、1933年〈昭和8年〉10月16日[注 4][6][8] - )は、日本の女優、声優、歌手、脚本家、エッセイスト、タレント。夫はタレントの砂川啓介[3][8]。アクターズ・セブン所属。テレビアニメ『ドラえもん』にて、ドラえもんの声を1979年から2005年まで約26年間にわたり担当したことで知られる[5][11][16][17][18]。
東京府東京市渋谷区伊達町(現在の東京都渋谷区恵比寿三丁目)出身[注 5][4][5]。 13人家族の13番目として生まれる[5][18]。江戸時代生まれの曾祖父母がいる大家族で[5][17]、母は宮城県古川市(現:大崎市)の造り酒屋の娘だった[4]。 渋谷区立臨川小学校[3]、渋谷区立広尾小学校[3]、渋谷区立広尾中学校[3]、東京都立三田高等学校卒業[1][2][7]。 幼少期から個性的な声を持っていたといい、幼稚園の入園式では名前を呼ばれ返事をしたところ、並みいる保護者らが一斉に立ち上がり視線を注いだという[8]。しかし、当の大山はそんなことに無頓着で全然気が付かなかった上、母に「十分黙っていればおやつをあげる」と言われるほどおしゃべりな性格だったという[8][18][19]。 小学校入学後も、最初はその声を張り上げ校庭を駆け回る活発な少女だったが、周囲から「男みたいな声」とたびたび言われ、教師からも出席確認の返事で変な顔をされるなど、次第に「私の声っておかしいんだ」と思うようになる[8][18]。中学進学後、同級生に「お前の声はおかしい」と指摘されたことで初めて個性的な自分の声を自覚したといい[7]、その声に嫌悪感を持つようになったため無口になってしまったという[18]。 その声が原因で「大山が声を出したらみんなで笑う」という遊びが流行るなどいじめを受けたこともあったといい、引っ込み思案になっていたところに母が「声が変だからといって、その弱いところをかばってばかりいたらもっと弱くなってしまう。声を出すような部活動をしなさい」と助言したことから、放送研究部に入部してアナウンスをしたり自作したラジオドラマを披露するようになる[19][20][21]。なお、これらの活動は周囲や担任教師に反対されたが、一ヶ月経つと何も言われなくなり、その後は勧誘を機に演劇部へ入部[19][20][21]。『シンデレラ』の継母役を演じ、これが初舞台となった[19][20][21]。
来歴
生い立ち