大屋 哲男(おおや てつお[1]、(1957年〈昭和32年〉[1]11月24日[2] - )はVFXプロデューサー、VFXスーパーバイザー[2]。株式会社ピクチャーエレメント前代表取締役テクニカルプロデューサー[3]。埼玉県出身[2][1]。
日本のVFX業界団体・VFX-JAPANで理事を務めていた。 1980年にマリンポストへ入社[2]。日本国外のCMポストプロダクションコーディネーターとして活動したのち、映画『竹取物語』より東宝特撮映画の特殊視覚効果を手掛ける[2]。平成ゴジラシリーズや平成モスラシリーズなど、川北紘一が特技監督を務めた作品には『ゴジラvsビオランテ』(1989年)以降すべて参加している[2][1]。 2008年にピクチャーエレメントを設立[1]。 2019年9月18日にピクチャーエレメントが破産手続開始決定を受けたと同時に、大屋自身も東京地方裁判所から破産手続開始決定を受けた。大屋自身の破産管財人はピクチャーエレメントと同一である[4]。 川北が特撮監督を務めた『ガンヘッド』(1989年)では、合成はIMAGICAがメインであったため参加できず、声をかけてほしかったと川北に伝えたところ次作『ゴジラvsビオランテ』に呼ばれた[1]。しかし、撮影所へ赴くと川北から監督の大森一樹を紹介され、特撮ではなく本編の合成を担当することとなった[1]。 メーサー光線のアニメーションを担当していた際は、川北から光線を穴が空いているところすべてから撃つよう指示されていたという[1]。
来歴
エピソード
代表作
テレビ
2009年 - 誰かが嘘をついている - CG
映画
1987年 - 竹取物語[1]
1989年 - ゴジラvsビオランテ - CG
1991年 - ゴジラvsキングギドラ - CG
1992年 - ゴジラvsモスラ - オプチカルスーパーバイザー
1993年 - ゴジラvsメカゴジラ - オプチカルスーパーバイザー
1994年 - ゴジラvsスペースゴジラ - スーパーバイザー
1995年 - ゴジラvsデストロイア - CGプロデューサー
1996年 - (ハル)
1996年 - 八つ墓村 - 特殊視覚効果
1996年 - あぶない刑事リターンズ - 視覚効果
1996年 - モスラ - 特殊視覚効果プロデュース
1997年 - 失楽園 - 視覚効果
1997年 - モスラ2 海底の大決戦 - 特殊視覚効果プロデュース
1998年 - ジューンブライド 6月19日の花嫁 - デジタルエフェクト
1998年 - あぶない刑事FOREVER THE MOVIE - 視覚効果プロデュース
1998年 - モスラ3 キングギドラ来襲 - 特殊視覚効果プロデュース
1999年 - お受験
1999年 - ゴジラ2000 ミレニアム - 特殊視覚効果プロデュース
2000年 - 千里眼
2000年 - ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 - ビジュアル イフェクト スーパーバイザー
2001年 - ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 - デジタル・CGコーディネーター
2002年 - なごり雪 - CG製作
2003年 - COSMIC RESCUE - VFXプロデューサー
2003年 - スパイ・ゾルゲ - VFXプロデューサー
2003年 - バーズ・アイ BIRD'S EYE