「大塚家具製造販売」、「大塚商会」、あるいは「大川家具」とは異なります。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}ヤマダホールディングス > ヤマダデンキ > 大塚家具
株式会社大塚家具
Otsuka Kagu, Ltd.
本社(TFTビル)
種類株式会社
市場情報東証JQ 8186
大塚家具(おおつかかぐ)は、ヤマダデンキが運営する日本の家具量販店ブランド。対外的なコーポーレートブランドネーム(商標)としては「IDC大塚家具」(アイディーシーおおつかかぐ、IDC OTSUKA)の名称を用いている。
また、株式会社大塚家具(英: Otsuka Kagu, Ltd.)は、2022年4月30日まで存在した家具販売会社であり、東京都江東区に本社を置いていた。2019年にヤマダ電機(現・ヤマダホールディングス)と資本提携を結び、2021年に完全子会社化。2022年5月1日にヤマダホールディングス傘下のヤマダデンキに吸収合併され、同社の「大塚家具事業部」として展開している[1]。 1969年(昭和44年)に埼玉県春日部市の東武伊勢崎線春日部駅東口(春日部ショールームとは反対側)に桐箪笥販売店「大塚家具センター」として創業。1993年(平成5年)に会員制を導入した[2]。 自らの業態を「インターナショナルデザインセンター(International Design Center)」と称し、頭文字を取った「IDC」を商標の一部としている[3]。 小売りだけではなく法人向けのコントラクト事業も手がけており、ホテルや医療施設などの内装のトータルコーディネートなどを行っている[4]。 なお、大塚化学の家具事業部門だった同名の大塚家具[注 1]とは一切の資本・提携関係も存在せず、また、大手事務機器商社の大塚商会とも無関係である。
概要
沿革
1928年(昭和3年) - 創業者大塚勝久の父で桐箪笥職人の大塚千代三が春日部で桐箪笥工房を立ち上げる[5]。11月 - 株式会社不二越銃砲火薬(後の株式会社大塚家具)設立[6]。
1953年(昭和28年)5月 - 大塚千代三の箪笥を専門に扱う合資会社大塚箪笥店を春日部に設立[6]。
大塚勝久社長による独立
1969年(昭和44年)3月 - 大塚勝久が大塚箪笥店から独立し、埼玉県春日部市にて、社員24名の株式会社大塚家具センターを設立、代表取締役社長に就任。4月 - 春日部駅西口に1号店開店。
1971年(昭和46年)7月 - 春日部東口店開設
1972年(昭和47年)8月 - 販売部門を株式会社桔梗として設立し、春日部駅東口で営業を開始。
1978年(昭和53年)2月 - 都内1号店として「東京店」開設。7月 - 休眠会社だった株式会社不二越銃砲火薬店が株式会社大塚家具に商号変更。12月 - 株式会社大塚家具が、株式会社大塚家具センター、株式会社桔梗及び不動産業になっていた合資会社大塚箪笥店の3社を吸収合併。東京都板橋区に本社を移転。
1979年(昭和54年)7月 - 東京都千代田区九段北に本社を移転。
1980年(昭和55年)6月 - 株式を店頭登録。
1984年(昭和59年)6月 - 本社を千代田区有楽町に移転。
1989年(平成元年)9月 - 「横浜サービスセンター」開設。
1992年(平成4年) - 店舗再編成開始。
1993年(平成5年) - 会員制導入。4月の日比谷ショールーム開設を皮切りに、10月までに全店舗を会員制に転換。「IDC大塚家具」の商標の使用を開始。
1994年(平成6年) - 輸入品の大量導入。
1995年(平成7年)6月 - 「大阪ショールーム」開設。
1996年(平成8年)3月 - 本社を所在地である東京都江東区有明の東京ファッションタウンビルに移転。
1997年(平成9年)4月 - 春日部ショールーム開設。
1998年(平成10年)4月 - 「名古屋ショールーム」新装オープン。
1999年(平成11年)6月 - 初の九州区出店となる「小倉ショールーム」開設。
2000年(平成12年)9月 - 「横浜ショールーム」開設。
2006年(平成18年)9月 - 非連結子会社として秋田木工株式会社設立。
2007年(平成19年)5月8日 - 証券取引等監視委員会が、大塚家具が配当予想の修正を行うという重要事実を知りながら公表前の2006年2月10日から22日にかけて自己株7万9000株を買い付けたというインサイダー取引を行ったとして、金融庁に3044万円の課徴金納付命令を出すよう勧告[7][8]。
社長交代による混乱
2009年(平成21年)3月 - 創業者の大塚勝久の娘である大塚久美子が社長に就任。
2014年(平成26年)7月 - 反大塚久美子社長派によって、大塚久美子社長が解任され取締役に、父の勝久会長が社長を兼任。
2015年(平成27年)1月 - 大塚久美子取締役が社長に復帰。3月 - 株主総会での決議を経て大塚勝久会長が退任[9]。7月1日 - 新たなブランドビジョンを発表。「幸せをレイアウトしよう。」をスローガンとし、企業ロゴも「IDC OTSUKA」とする[10]。
ヤマダグループへ
2019年(令和元年)12月30日 - ヤマダ電機(現・ヤマダホールディングス)の子会社となる[11][12]。