大型ゾイド
[Wikipedia|▼Menu]

大型ゾイド(おおがたゾイド)は、トミー(現タカラトミー)より発売されている『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器のカテゴリー。主に大型の電動モーター駆動キットのもの、およびこれに類する大きさのものを指す。
呼称

1983年に始まった「メカ生体ゾイド」の初期ラインナップでは、ゼンマイ駆動のキットが8種類と電動モーター駆動のビガザウロで全9種類であった。このころのキットに同封されていた商品カタログは、電動モーター駆動かどうか(電池の必要の有無)などが記載してあるのみで、ゾイドのサイズ(大型・中型・小型)の区別は付けられていない[1]。その後の商品カタログには「ゾイド大型メカ(B/O)シリーズ」や「ビッグ・バトラーズ」という表記でカテゴライズされているのが確認できる[2]

ゾイドバトルストーリー』1巻に掲載された「全63点ゾイドメカ完全カタログ」では、電動モーター駆動のゾイドを「大型電動タイプ」に分類している[3]。これ以降、『ゾイドバトルストーリー2』『ゾイドバトルストーリー3』『ゾイドバトルストーリー4』および『新ゾイドバトルストーリー』のカタログでは全て電動モーター駆動のゾイドは「大型電動タイプ」で統一された表記となっている(24ゾイドを除く)。ただし、カタログ以外のページでは表記揺れがあり、同1巻の「巨大ゾイド徹底図解」と「巨大ゾイド戦力比較表」、同2巻の「巨大ゾイド完全図解」と称する図表で、電動モーター駆動のゾイドを「巨大ゾイド」と表記している[4][5]。一方で、3巻では「大型ゾイド戦力比較表」において「大型ゾイド」で統一された[6]

第2期ゾイドシリーズに発刊された『ゾイド公式ファンブック』では、旧1期に発売されたゾイドを紹介する「全軍ゾイド名鑑」で、モーター駆動のゾイドを「大型ZOIDS」と「中型ZOIDS[7][注 1]」に分けているほか、『公式ファンブック2』では新シリーズで発売された電動モーター駆動のゾイドを全て「大型ゾイド戦力比較表」にまとめて記載している。ただし、『公式ファンブック3』『公式ファンブック4』ではゾイドをサイズ別にカテゴライズしたリストなどは掲載されていない。また、公式ファンブック全4巻の個別のゾイド解説ページでは「大型」「巨大」などの文言が混在しており、統一的に使用されていない[注 2]

ゲーム作品においては、『ゾイド -ZOIDS- 邪神復活!?ジェノブレイカー編?』『ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子』『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』ではユニットサイズが設定されており、「おおがた」「L」などのゾイドのサイズがプレイヤーの部隊(パーティ)編成に影響する。『ゾイドバトルカードゲーム』では、ゴジュラスなどが「L型」に分類されているが、一方でシールドライガーやセイバータイガー、ディバイソンは「M型」であり、モーター駆動ゾイドでも扱いが分かれる。また、スマートフォン向けに配信されていた『ZOIDS FIELD OF REBELLION』では、対戦プレイの切り札として「大型ゾイド」が登場する[9]。ただし同作の仕様では、アイアンコングなどプレイヤーが操作できるプレイアブルゾイドが一律で中型ゾイド、ゴジュラスなど直接操作できないノンプレイアブルゾイドが大型ゾイドとなっている[注 3]

なお、ゾイド第3期シリーズのゾイドワイルドでは、商品説明で「L型 モーター動力」という表記がある[10]が、記事や公式動画では「大型ゾイド」と紹介している[11][12]。ただし、同シリーズでは従来の1/72スケールでは無く、1/35スケールを採用しているため設定上のサイズ感は本項で扱うゾイドより小型である。
エレファンダー

エレファンダー
ELEPHANDER
[13]
番号EZ-038[13]
所属ガイロス帝国軍・強襲戦闘隊[14][15]
分類エレファント型[13]
全長21.6m[13]
全高10.8m[13]
重量180.0t[13]
最高速度130.0km/h[13]
乗員人数1名
主な搭乗者ヒンター・ハルトマン大尉
武装ツインクラッシャータスク×2[13]
ストライクアイアンクロー[13]
AZ60mmハイパーレーザーガン×2[13]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:331 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef