大和西大寺駅
大和西大寺駅北口(2024年5月)
やまと さいだいじ
Yamato-Saidaiji
所在地奈良県奈良市西大寺国見町一丁目1-1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度41分37.62秒 東経135度46分57.84秒 / 北緯34.6937833度 東経135.7827333度 / 34.6937833; 135.7827333
大和西大寺駅(やまとさいだいじえき)は、奈良県奈良市西大寺国見町一丁目にある近畿日本鉄道(近鉄)の駅。駅長配置駅である。 大阪、京都、橿原、奈良の4方面が交わる近鉄有数のジャンクションである。観光特急「しまかぜ」を含む全ての列車が当駅に停車する(ただし、上り大阪難波発京都行き及び下り京都発大阪難波行きの観光特急「あをによし」は当駅2度停車を防ぐため運転停車もしくは通過する)。 近鉄の駅ナンバリングは、京都駅 - 吉野駅・近鉄奈良駅・賢島駅のルートを基準に付番されるため、当駅を通る各路線の駅番号は京都駅からの通し番号になっており、奈良線はA22 - A25が欠番となっている。 1980年代頃から1990年代にかけての駅舎改築により、広い連絡橋コンコースを持つ利便性が高い駅となった。
概要
乗り入れ路線
近畿日本鉄道
奈良線 - 駅番号はA26
京都線 - 駅番号はB26
橿原線 - 駅番号はB26
歴史
年表
1914年(大正3年)
4月30日:大阪電気軌道上本町駅(現・大阪上本町駅) - 奈良駅(現・近鉄奈良駅)間が開通し、西大寺駅として開業[1]。開業当初は短い編成の小型車が止まる小さな中間駅に過ぎなかった[2][3]。
10月26日:貨物取扱い開始[1]。
1920年(大正9年)10月:畝傍線(現在の橿原線)一部開通前に新造された車両を収容するため造られた西大寺車庫が竣工[4][5]。
1921年(大正10年)4月:畝傍線開業に伴い、開業時より約150メートル (m) 西へ移転[4]。移設・分岐設備の設置、車庫の新設によって主要な駅のひとつとなる[3]。
1926年(大正15年)3月:西大寺変電所が竣工[5][6]。
1928年(昭和3年)
5月:奈良電気鉄道との連絡設備の建設が着手[4]。
11月:奈良電気鉄道との連絡設備が完成[4]。
11月5日:奈良電気鉄道桃山御陵前駅-西大寺駅間が開通し、各路線が十字に平面交差する駅となる[2]。
1932年(昭和7年)12月:大軌西大寺駅に改称[1][7]。
1940年(昭和15年)3月24日:西大寺変電所設置[1]。
1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、大和西大寺駅に改称[1]。
1963年(昭和38年)
6月:変電所を300 m北西へ移設する工事が着手[6]。
8月10日:新西大寺変電所設置[1]。
1964年(昭和39年)
5月2日:新車庫使用開始[6]。旧車庫より南東約600 mに移設、敷地面積を約2.3倍の53,000 m2に広げ、検査線6線と留置線16線[注 1]を設置[1][6]。移転先は当初駅東方1 kmの奈良線沿い南側が予定されていたが、平城宮跡域の一部に重なるため、遺跡保存の世論を尊重した近畿日本鉄道が計画を変更した[6]。
9月8日:近鉄橿原線の分岐位置が240 m東にずれたのに伴って新車庫の西側に沿って尼ヶ辻駅手前まで新たに敷設された近鉄橿原線の新線1.08 kmの使用開始[1][2][6]。
1965年(昭和40年)
3月16日:駅舎が旧駅より東方140 mの橿原線の分岐点になっていた開業時の位置に戻り、4線と島式2ホーム・橿原線発着専用ホームからなる駅となる[1][2][6]。