大和朝倉駅
北口(2009年4月)
やまと あさくら
Yamato-Asakura
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大和朝倉駅(やまとあさくらえき)は、奈良県桜井市大字慈恩寺にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線の駅である。駅番号はD43。 島式2面4線のホームを持つ、待避可能な地上駅で橋上駅舎を有する。ホーム有効長は6両。改札口は1ヶ所のみ。出入口は南北双方にあり、南側の出入口は橋上駅舎と同じ高さにある。 のりば路線方向行先備考
歴史
1944年(昭和19年)11月3日:近鉄大阪線の桜井 - 長谷寺間に新設開業[1]。
1996年(平成8年)3月15日:待避線設置。これにより、毎時3本運転でありながら停車駅によっては最大30分の開きとなっていた昼間時の下り準急の運転間隔が20分間隔に均等化されるなど、弾力的なダイヤ設定が可能になった。
2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[2]。
2010年(平成22年)10月10日:天皇・皇后の奈良視察に伴うお召し列車が、当駅から大阪上本町駅間に運転される[3][4]。車両は21020系(アーバンライナーnext)の第1編成を充当[3][4]。
2018年(平成30年)3月17日:急行の停車駅に追加される[5]。このダイヤ改正からそれまで榛原駅・名張駅発着だった準急・区間準急の大半が当駅折り返しとなる。
駅構造
のりば
1・2D 大阪線下り名張方面[6]
3・4上り大阪上本町方面[6]当駅始発は1番線
付記事項
内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。
1番線は大阪方の渡り線を用いて列車の折り返しが可能な構造となっている。
改札口
ホーム
橋上から
停車列車
急行以下の一般列車が停車する[7]。
ほぼ終日にわたって当駅折り返しの準急・区間準急・普通列車が設定されており[7]、車両基地がある高安・五位堂方面からの試運転列車も当駅で折り返している。2018年3月17日のダイヤ変更で長谷寺駅と共に急行停車駅となる以前も、ダイヤ乱れの際に定期列車が臨時で折り返し運転を実施していた。
日中は急行(桜井駅 - 榊原温泉口駅間各駅停車)が毎時3本、大阪方面から当駅終着の区間準急(近鉄八尾駅 - 名張駅間各駅停車)が毎時2本、普通列車が毎時1本ずつ設定されており、普通列車は区間準急として折り返す。朝と夕方以降には一部の準急以下の電車が榛原、名張駅まで走行する電車もあるが、それ以降も毎時2本 - 3本の列車が当駅で折り返しており、早朝と夜間には当駅始発の五位堂行き普通列車や平日には深夜に高安行きも設定されている[7]。
準急以下の一部列車は当駅で特急や快速急行を待避しており、一部の急行が当駅で特急待避が行われている[7]。