大合奏!バンドブラザーズ
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大合奏!バンドブラザーズ
ジャンル
音楽ゲーム
開発元任天堂
インテリジェントシステムズ
発売元任天堂
1作目大合奏!バンドブラザーズ
2004年12月2日
最新作大合奏!バンドブラザーズP
2013年11月14日
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『大合奏!バンドブラザーズ』(だいがっそう!バンドブラザーズ)は、任天堂より2004年12月2日に発売されたニンテンドーDS専用音楽ゲーム、及びシリーズ名。略称は「バンブラ」。

この項目では、2005年9月26日発売の『大合奏!バンドブラザーズ追加曲カートリッジ』(だいがっそう!バンドブラザーズついかきょくカートリッジ)、2008年6月26日発売の『大合奏!バンドブラザーズDX』(だいがっそう!バンドブラザーズデラックス、英題:Jam with the Band)、2013年11月14日発売の『大合奏!バンドブラザーズP』(だいがっそう!バンドブラザーズピー)についても記述する。
大合奏!バンドブラザーズ

大合奏!バンドブラザーズジャンル音楽ゲーム
対応機種ニンテンドーDS[DS]
開発元任天堂
発売元任天堂
人数1人 - 無制限
メディアDSカード
発売日2004年12月2日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
ESRB:RP
売上本数約20万本(2008年8月現在)
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概要

好きなパートを選んで、演奏や合奏ができる音楽ソフト。J-POPやクラシックなど、さまざまなジャンルの楽曲が37曲収録されている。また、オリジナルの楽曲(スコア)を自分で作成することができるモードもあり、自作曲は8曲まで保存可能。約50種類の楽器で演奏をすることができ、人数分のニンテンドーDS本体を持ち寄れば、ソフト1本でセッション(合奏)することも可能。セッションでは、8人まで参加できる「採点プレイ」と、同時参加人数無制限の「大合奏プレイ」が楽しめる。

1999年頃、ゲームボーイカラー用ソフトとして企画。2001年春の東京ゲームショウにはゲームボーイアドバンス用ソフト「ゲームボーイミュージック」[1]として出品された。その後、ゲームボーイアドバンスの音質やボタンの数の少なさなどのスペック上の問題から開発中止となったが、スタッフの直訴により開発が再開し[2]ニンテンドーDSのローンチタイトルのひとつとして復活した。
ゲームモード

タイトル画面で遊びたいモードを選ぶ。本作には以下のようなモードが収録されている。
ソロプレイ
ひとりで演奏するモード。好きな楽曲を演奏したり練習ができる「貸しスタジオ」、指定された条件で演奏する「レコーディング」の2つのモードがある。「レコーディング」ではバーバラが出した条件をクリアすると、「貸しスタジオ」でプレイできる楽曲のパートが増えていく。
バンドプレイ
ふたり以上で合奏できるモード。ソフト1本と人数分の本体で最大8人で合奏できる「採点プレイ」と、人数無制限で合奏できる「大合奏プレイ」の2つのモードがある。「大合奏プレイ」で遊ぶには、人数分のソフトが必要となる。
エディットモード
オリジナルのバンブラ楽譜を作成できるモード。マイクに向かって歌うことで作曲できる「ハナウタde作曲」と、楽譜に音符を手打ちで入力して作曲できる「スコアメイク☆PRO」の2つのモードがある。ただし「スコアメイク☆PRO」はある条件をクリアしないと使用できない。ここで作った楽譜は演奏で遊べるほか、他のプレイヤーと通信交換することも可能である。
演奏ルール
基本ルール
はじめに演奏したい楽曲とパートをえらぶ。演奏がはじまると、上画面に楽譜が下から上にスクロールしながら表示され、楽譜に表示されている三角のマークと音符が重なるタイミングで対応するボタンを押すと演奏ができる。使用するボタンは演奏レベルによってことなっており、演奏レベルは「ビギナー」「アマ」「プロ」の3つが用意されている。なお、自分の選んだパート(楽器)や、ほかのプレイヤーが選んだパート以外は全て自動で演奏される。演奏中はボタンを押したタイミングが合っているかどうかによって「BEST」「GOOD」「BAD」「MISS」のように判定される。また、楽譜上の音符が横にのびているあいだは、対応するボタンを押し続けなければならず、途中でボタンを離してしまうと「MISS」判定となる(これを「TAIL MISS」という)。なお、必要以上に長くボタンを押し続けたり、音符が無いところでボタンを押したりしても「MISS」判定などになることはないため、アドリブ演奏を入れて楽しむことも出来る。演奏終了時には、どれだけうまく演奏できていたかが、100点満点で採点される。そのパートの合計音数に、1音ごとに、BEST=100%、GOOD=85%、BAD=65%、MISS=0%をかけて計算し、その合計が得点となる。なお、「TAIL MISS」のあったところはBEST=50%、GOOD=35%、BAD=15%、MISS=0%の値になる。小数点以下は切り捨てであり、100点満点を取るには全ての音符を、「TAIL MISS」をせずに、「BEST」判定で演奏する必要がある。
演奏レベル
演奏レベルは以下の3つがあり、使用するボタンや機能がことなる。
ビギナー
十字ボタンの4方向のうちいずれか1つと、ABXYボタンのうちいずれか1つだけで演奏する。楽譜に表示される音符は2種類のみ。ゲーム開始時はこのモードで演奏することとなる。
アマ
十字ボタンと、ABXYボタンの8つのボタン(ドラムのパートはL、Rボタンも使用する)を使い分けて演奏する。楽譜に表示される音符は8種類、ドラムのパートでは10種類。ドラムのパートは各ボタンに楽器の音が割り当てられており、それ以外のパートでは、十字ボタンの下、左、上、右、Y、B、A、Xの順で鳴る音が高くなっていく。なお、曲のテンポは通常より遅くなっており、(テンポの設定を1.1倍にすると下記の「プロ」モードと同じテンポになる)、下画面をタイミングよくタッチするだけで自動で演奏される「お助けタッチ音符」も存在する。
プロ
条件を満たすとプレイできるようになる。上記の「アマ」と基本的には同様の演奏方法だが、「プロ」ではL、Rボタンを同時に押して、オクターブを切り替えながら演奏する。Rボタンを同時に押すと1オクターブ高い音が、Lボタンを同時に押すと半音高い音が出る。この仕様により、同じ音が出せるボタンの操作方法が複数存在する音階もあるが(例:XボタンとRボタン+十字ボタン下)、その場合は、どの押し方であっても正しく入力されたと判定される。また、各種ドラムのパートの場合は同時にボタンを2つ押すこともある。なお、「お助けタッチ音符」はない。
エディットモード

2種類あり、それぞれオリジナルの楽譜を作成することができる。詳細は以下の通り。
ハナウタde楽譜
DS本体のマイクに向かって鼻歌を歌い、メロディーを作成するモード。マイクの感度は3段階から選択可能。但しメロディー以外のパートは、あらかじめ用意された喜・怒・哀・楽の4種類の伴奏イメージから選択することしかできない。
スコアメイク☆PRO
条件を満たすと使用可能となる。五線譜に音符を置く方法で、全8パートの楽譜を作成できるモード。伴奏パートは自動生成も可能(パート4?8を消費する)。曲の途中で音色や音量を変更するといった、高度な打ち込み機能はない。なお、サンプルとして「だい9かんきのうた(
歓喜の歌)」と「ひょうしょうしき(勝利をたたえる歌)」が収録されている。
仕様

パート数は最大8(スコアメイク☆PRO)

楽譜は最長120小節

最小音符は16分音符

拍子は4/4のみ

収録曲

(隠し曲)と表記された楽曲は、特に注記がない限り、主に通信の採点プレイをすることによってもらえる。

J-POP

SEASONS浜崎あゆみ

Point of No ReturnCHEMISTRY

名もなき詩Mr.Children

空も飛べるはずスピッツ

上海ハニーORANGE RANGE

全部抱きしめてKinKi Kids

Choo Choo TRAINZOOEXILE

さくらんぼ大塚愛

恋愛レボリューション21モーニング娘。

Yeah! めっちゃホリディ松浦亜弥


ワールドミュージック

フォスターメドレー(おおスザンナ草競馬ケンタッキーの我が家故郷の人々夢路より

クリスマスメドレー(きよしこの夜ジングルベルもみの木荒野の果てにもろびとこぞりて

ロシアンメドレー(カリンカ剣の舞トロイカ白鳥の湖展覧会の絵コロブチカ

チャイルドソングメドレー(森のくまさん幸せなら手をたたこうピクニックきらきら星モルダウおお牧場はみどり埴生の宿


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