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『大友宗麟?心の王国を求めて』(おおともそうりん こころのおうこくをもとめて)は、2004年1月4日にNHK総合テレビにて放送された特別枠の時代劇。地上波では同年1月12日の成人の日に再放送されたのみである。他、CSで再放送されている。
2003年2月に製作発表したときのタイトルは『大友宗麟?平和を求めた戦国大名』だったが、改題された。
視聴率は関東で11.4%、関西は10.8%、地元の大分県では30.8%であった。 原作は、作家・遠藤周作が執筆した小説『王の挽歌
概要
地元・北九州での関心は高く、大友宗麟とは縁の薄い福岡県でも18%に達している。大分県の臼杵磨崖仏や宇佐神宮等の名所がロケ地に使われた。 天正15年(1587年)、大友宗麟は千利休の仲介により、大坂城にて豊臣秀吉に謁見を許された。危険を冒し大坂に来たのは、長年支配していた豊後国を島津氏に攻められ、存亡の危機に立っていたからである。いずれは大友氏の廃絶も目論む秀吉の尊大な態度を前にして、宗麟は、過去の様々なことを思い出し始める…。 豊後国の守護という名家の嫡男・義鎮は、側室との間の子・塩市丸を跡継ぎにしようとする父・義鑑に理不尽な扱いを受け、廃嫡されかかっていた。それを不満に思う家臣が義鑑を暗殺したため、無事当主に擁立された義鎮であったが、戦国乱世の中で次第に心はすさんでいく。その中で、城下を歩く小汚い異人に義鎮は目が止まる。正室・矢乃の方が罵倒したその人物こそ、フランシスコ・ザビエルであった。
あらすじ
スタッフ
原作:遠藤周作『王の挽歌
脚本:古田求
チーフディレクター:望月良雄
チーフプロデューサー:木田幸紀
音楽:千住明
時代考証:鹿毛敏夫
キャスト
大友義鎮→宗麟:松平健
矢乃の方:財前直見
露(矢乃の方の侍女→宗麟正室):宮本真希
楓の方(服部右京亮正室→宗麟側室):麻生祐未
臼杵鑑速:田村亮
田原親賢(矢乃の方の兄):村井国夫
入田親誠:阿藤快
仲屋宗悦(宗麟の御用商人):大鶴義丹
大友晴英→大内晴英:坂上忍
一万田鑑相(鑑実の父):石田太郎
吉岡長増:塩野谷正幸
吉弘鑑理:壌晴彦
服部右京亮:河西健司
大友義統:仁科克基
フランシスコ・ザビエル:ラス・ブレザー
たに:占部房子
臼杵治元:竹田寿郎
市川兵庫:大和屋疎石
高橋鑑理:佐和タカシ
小少将:北川えり
豊臣秀吉:片岡鶴太郎
千利休:林与一
大友義鑑:細川俊之
戸次鑑連:佐藤慶
外部リンク
正月時代劇 大友宗麟 心の王国を求めて - NHK放送史
1990年代
1995 清左衛門残日録 仇討ち!播磨屋の決闘
1996 命捧げ候?夢追い坂の決闘?
1997 風光る剣?八嶽党秘聞
1998 上杉鷹山-二百年前の行政改革-
1999 加賀百万石?母と子の戦国サバイバル
2000年代
2000 蒼天の夢 松陰と晋作・新世紀への挑戦
2001 四千万歩の男・伊能忠敬
2002 おらが春
2003 またも辞めたか亭主殿?幕末の名奉行・小栗上野介?
2004 大友宗麟?心の王国を求めて
2005 大化改新
2006 新選組!! 土方歳三 最期の一日
2007 堀部安兵衛?愛が剣豪を育てた、勇気と感動の青春記
2008 雪之丞変化
2009 陽炎の辻?居眠り磐音 江戸双紙? 夢の通い路
2010年代
2010 陽炎の辻?居眠り磐音 江戸双紙? 海の母
2011 隠密秘帖
2012 無
2013 御鑓拝借?酔いどれ小籐次留書?
2014 桜ほうさら
2015 無
2016 吉原裏同心?新春吉原の大火?
2017 陽炎の辻 完結編?居眠り磐音 江戸双紙?