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大化改新
ジャンルテレビドラマ
作池端俊策
演出片岡敬司
出演者岡田准一
渡部篤郎
木村佳乃
山口祐一郎
小栗旬
伊武雅刀
大杉漣
吹越満
高島礼子
原田芳雄
仲代達矢
ナレーター窪田等
音楽大島ミチル
国・地域 日本
言語日本語
製作
制作統括一井久司
片岡敬司
撮影監督佐々木達之介
編集平川正治
製作NHK大阪放送局
放送
放送国・地域 日本
⇒公式ウェブサイト
NHK BShi
放送チャンネルNHK BShi
放送期間2005年1月1日 - 1月2日
放送時間土 - 日曜 22:00 - 23:14
各話の長さ74
回数2
NHK総合
放送チャンネルNHK総合
放送期間2005年1月3日
放送時間月曜 19:00 - 20:44(前編)
月曜 21:00 - 22:14(後編)
放送枠正月時代劇
各話の長さ74
回数2
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『大化改新』(たいかのかいしん)は、NHK大阪放送局制作により、「古代史ドラマスペシャル」としてNHK BShiにて2005年1月1日と1月2日の22時から23時14分に前後編で、NHK総合にて1月3日の19時から20時44分(前編)と21時から22時14分(後編)に放送された日本のテレビドラマ。「大化改新」の中核を担い荒々しく生きた青年・中臣鎌足の姿を通じ、日本という国家の原点を壮大に描く。池端俊策作。
大化の改新前後の時代を舞台として、V6の岡田准一演じる中臣鎌足(のちの藤原鎌足)を主人公に、敵対する蘇我入鹿とは、学僧・旻の元で共に学んだ親友であったという設定で描く。皇極天皇を山背大兄王暗殺の黒幕としたり、鎌足の出身地については常陸国説を採用したりと、学界の定説に拘らない展開となっている。 西暦636年。中臣鎌足と蘇我入鹿は同じ私塾に学ぶ親友である。神事を司る弱小豪族の息子・鎌足と、時の権力者、蘇我毛人の跡継ぎ・入鹿は対照的ではあるが深い友情で結ばれていた。聖徳太子に憧れ十七条憲法の理想に共鳴する鎌足は、家を継がず、幼馴染の与志古とともに摂津の三嶋へ移り住む。 入鹿は皇位に就いた宝皇女に重用され、疎んじられた毛人は聖徳太子の息子・山背大兄王に接近。混沌とする唐と朝鮮半島の情勢を背景として、朝廷内の対立は悪化。宝皇女に唆された入鹿は、山背の討伐を計画する。鎌足は体を張って止めようとするが、山背一族は滅ぼされてしまう。二人の生きる道は分かれた。 鎌足は、南淵請安の草庵で中大兄皇子と知己となる。一方、入鹿は、高句麗を侵攻した唐に対抗するための兵力として農民たちを強引に徴用するなど、独裁者の道を歩んでいく。徴用に反対した鎌足は請安とともに捕らえられ、入鹿の策略により請安を処刑させられる。 請安から生きるよう諭された鎌足は、飛鳥寺での蹴鞠の会で中大兄皇子と再会。共に入鹿討伐を決意する。 西暦645年6月12日。飛鳥板蓋宮で行われた「三韓の儀式」の場で、鎌足は入鹿へ矢を向ける。鎌足の一矢をきっかけに中大兄皇子たちが入鹿を斬り伏せ、クーデターは成功した(乙巳の変)。鎌足は、死の直前の入鹿から「この国を守れ」と託される。
あらすじ
前編
後編
登場人物
主要人物
中臣鎌足
演 - 岡田准一(少年時代:中村陽介
蘇我入鹿
演 - 渡部篤郎鎌足の親友。独裁権力を握ると鎌足と敵対するようになる。
車持与志古(くるまもちのよしこ)
演 - 木村佳乃鎌足と入鹿の幼馴染。入鹿に想われるが、鎌足の妻となる。
中大兄皇子
演 - 小栗旬宝皇女の息子。後の天智天皇。
山背大兄王
演 - 山口祐一郎聖徳太子の息子。政治傾向として外国と手を結ぼうとする宝皇女・入鹿一派の政策に反対し、日本独自の路線でいくべきだと主張している。入鹿により滅ぼされる。
石川麻呂
演 - 伊武雅刀入鹿の叔父で蘇我分家の当主。野心家で鎌足と手を組む。
中臣国子(なかとみのくにこ)
演 - 大杉漣神官。鎌足の叔父で育ての親。
軽皇子
演 - 吹越満宝皇女の弟。野心家の風見鶏。後の孝徳天皇。
宝皇女
演 - 高島礼子女帝。中大兄皇子の母。入鹿をはじめとする臣下を巧みに利用し実権を握る。
蘇我毛人
演 - 原田芳雄入鹿の父。蘇我本宗家の当主。入鹿と手を組んだ宝皇女に実権を奪われる。
南淵請安
演 - 仲代達矢鎌足・中大兄皇子の師。大陸の知識を民に施し、民に慕われている。入鹿により処刑される。
その他の人物
蘇我日向
演 - 山口馬木也石川臣麻呂の弟。
舒明帝
演 - 螢雪次朗宝皇女の夫。
旻
演 - 国田栄弥鎌足・入鹿の師。
中臣真人
演 - 森島響己
弥気
演 - 平澤洋爾鎌足の父。
土師娑婆連
演 - 稲森誠
海犬養勝麻呂
演 - 長田融季
佐伯子麻呂
演 - 小谷幸弘
葛城稚犬養網田