大井記念
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大井記念
開催国
日本
主催者特別区競馬組合南関東公営
競馬場大井競馬場
創設1956年6月27日
2024年の情報
距離ダート2000m
格付けSI
賞金1着賞金3200万円

出走条件サラブレッド系4歳以上オープン・南関東所属
負担重量定量(本文に記載
出典[1]
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大井記念(おおいきねん)は、特別区競馬組合大井競馬場で施行する地方競馬重賞競走である。南関東グレードはSI。正式名称は「デイリー盃 大井記念」、デイリースポーツを発行する神戸新聞社が優勝杯を提供している。
概要

1956年(昭和31年)6月27日創設。大井競馬場で施行される重賞のうち、創設以来半世紀経つのは他に羽田盃東京ダービー東京大賞典金盃の4競走である。創設以来金盃報知オールスターカップと並んで、上半期の南関東サラブレッド古馬の目標となるロングディスタンス戦であった。1996年に「帝王賞」が4月開催から6月開催に変更してからは、同競走の前哨戦として位置付けられている。なお2014年以降は上位2着までに帝王賞の優先出走権が付与されている[2]

2018年からはSI競走に格上げされる[3]

第1回から第17回までは2400m、第23回から第39回までは2500m、第40回から第58回までは2600mで実施された。2014年の第59回からは金盃と施行距離を交換する形で、2000mで実施されている。なお、東京大賞典が距離を短縮した1998年から2013年までは大井競馬場の競走の中で最長距離であると同時に、ホッカイドウ競馬王冠賞ステイヤーズカップ金沢競馬場北國王冠とともに国内最長のダート重賞でもあった。

負担重量は2002年まではハンデキャップだったが、2003年からはクラス別定となり、2018年にSIへの格上げとともに定量となった。
条件・賞金等(2024年)
出走資格
サラブレッド系4歳以上、南関東所属。

ブリリアントカップで上位2着までに入った馬に優先出走権が付与されている[1]

負担重量
定量57kg、牝馬55kg(南半球産4歳1kg減)
[1]
賞金額
1着3200万円、2着1120万円、3着640万円、4着320万円、5着160万円[1]、着外手当20万円[4]
副賞
特別区競馬組合管理者賞[5]
優先出走権付与
本競走で上位2着までに入った馬には、帝王賞の優先出走権が付与される。
歴代優勝馬

全て大井競馬場ダートコースで施行。

回数施行年月日距離優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師
第1回
1956年6月27日2400mブゼントシユキ牡5大井2:35 0/5荒山徳一森田正一
第2回1957年6月20日2400mケンチカラ牡5大井2:35 3/5小筆昌伊藤正美
第3回1958年6月25日2400mオートネ牡5大井2:35 0/5須田茂栗田金吾
第4回1959年6月17日2400mユウセイ牡5大井2:37 3/5鈴木冨士雄栗田金吾
第5回1960年6月1日2400mエータイム牡5川崎2:37.8佐々木國廣井上宥蔵
第6回1961年6月8日2400mダイニコトブキ牡6船橋2:36.7須田茂出川己代造
第7回1962年6月5日2400mミナトフブキ牡5川崎2:33.4佐々木竹見勝又衛
第8回1963年6月20日2400mユキロウ牡5大井2:33.0宮下哲朗栗田武
第9回1964年6月14日2400mコクユウ牡4大井2:32.9宮下紀英伊藤正美
第10回1965年6月22日2400mオーシヤチ牡5大井2:34.5岡部盛雄栗田金吾
第11回1966年6月19日2400mブラツクメイジ牡5川崎2:32.0高橋三郎八木正雄
第12回1967年6月15日2400mアオイライコー牡7大井2:31.9渥美忠男森田正一
第13回1968年6月27日2400mヤシマナシヨナル牡4大井2:30.5渥美忠男中野要
第14回1969年6月17日2400mヨシミジユニアー牡5大井2:30.3松浦備寺田時次郎
第15回1970年6月7日2400mアポスピード牡4大井2:31.4高橋三郎阪本正太郎
第16回1971年6月24日2400mロイヤルワラビ牡4大井2:32.0佐々木竹見中野要
第17回1972年6月1日2400mフジズイコウ牡5大井2:31.6岡部正道水島角太郎
第18回1973年6月12日2600mマルイチキング牡4船橋2:47.8角田次男宮下仁


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