大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
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大乱闘スマッシュブラザーズ
スマッシュブラザーズのシンボルマーク。
2本の線は「クロスオーバー作品であること」、4分割の描写は「(初代が)最大4人の対戦ゲームであること」を示している[1]
X』以降の作品ではアイテム「スマッシュボール」としても登場している。
ジャンル対戦アクションゲーム
開発元ハル研究所
ソラ
ゲームアーツ
バンダイナムコエンターテインメント
バンダイナムコスタジオ
発売元任天堂
主な製作者桜井政博
岩田聡
宮本茂
安藤浩和
酒井省吾
ほか
1作目ニンテンドウオールスター!
大乱闘スマッシュブラザーズ

1999年1月21日
最新作大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
2018年12月7日
公式サイトスマブラ拳!!
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大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ(だいらんとうスマッシュブラザーズシリーズ、英題:Super Smash Bros. series)は、ハル研究所が開発して任天堂が発売した対戦アクションゲームのシリーズ名である。公式略称は「スマブラ」。ディレクターは第1作より一貫して『星のカービィ』の生みの親でもある桜井政博が担当している。
概要

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スーパーマリオ』シリーズのマリオ、『ゼルダの伝説』シリーズのリンク、『星のカービィ』シリーズのカービィ、『ポケットモンスター』シリーズのピカチュウなど、任天堂が過去に発売したコンピュータゲームシリーズの代表的な人気キャラクター、加えて3作目『X』以降はサードパーティーのゲーム作品のキャラクターもが一堂に会して、彼らの登場するゲームの世界観をモチーフにしたステージ上で戦う対戦アクションゲームである。コンピュータによる自動操作も含め、1人から4人(『Wii U』、『SPECIAL』の一部ルールでは最大8人)がゲームに参加できる。

対戦型格闘ゲーム的な性格を持つこのシリーズを一際特徴づけているのは、ゲームの勝利条件である。従来の格闘ゲームの様に体力を奪い合うのではなく、いわば、おはじきベーゴマのように、ゲームの舞台から場外へ落下した(させられた)者が敗れ、最後まで舞台に残っていた者が勝者となる。格闘ゲーム的性質を持ち、その影響を制作者も認めているが、第1作目は当時コア向けが著しくなった格闘ゲームへのアンチテーゼとして生み出したとしており[2]、「格闘ゲーム」という表現は適切でなく「対戦アクションゲーム」がジャンルとして正しいとしている[3]。一方で、Evolution Championship Seriesなどの格闘ゲーム大会で種目として採用されたりと、格闘ゲームユーザーからも支持を得ている。なお、ディレクターの桜井政博は格闘ゲームが「間合いのゲーム」なのに対して、『スマブラ』は「座標のゲーム」と違いを定義している[4]

後述の「対戦ルール」での説明にもあるように、多人数プレイやアイテム、ステージギミック(「やくもの」と呼ばれる)といったアドリブ性の高いデフォルトの対戦ルールなど、対戦ゲームであると同時にパーティーゲーム性を強く持たされており[5]、開発者は「スポーツ的なノリのもの」とも称している[6]。また、『X』と『SP』では作品の軸として「対戦・共有・共闘」の3つの柱を上げており、実際にも対戦以外にもユーザー間で楽しめる要素が盛り込まれたりとバラエティー性を持った作品コンセプトとなっている[7][8]

任天堂のゲームから人気キャラクターが各作品の枠を超えて登場することにより、さまざまなコラボレーションクロスオーバー)が実現しており、それらのゲームのファンの心も掴んだ。またそれとは逆に、このシリーズの影響で登場キャラクターおよび原作ゲームの知名度が上昇し、原作のファンを増やす効果も見られた。『スマブラ』シリーズ後に出た『メトロイド』シリーズや『ファイアーエムブレム』シリーズにイージーモードが搭載された理由の一つのは、このことによる新規ユーザー増加を見越しての配慮である。なお『ファイアーエムブレム』に関しては後に原作者の一人であるインテリジェントシステムズの成広通が桜井ディレクターに対して感謝の意を述べている[9]
開発の経緯

本シリーズは元来より「任天堂キャラクターが集結するということを目玉に作ったゲーム」ではなく、オリジナル作品として試作された対戦アクションゲームの企画が原点である。開発段階では『格闘ゲーム竜王』というコードネームで呼ばれていた(ゲーム中に使用される背景として、ハル研究所山梨開発センターの所在地である旧竜王町(現在の甲斐市竜王新町)の風景を用いていたため)[2][3]

プロトタイプである『竜王』は桜井とプログラマーの岩田聡、サウンドクリエイターの3人という極めて少人数で制作された[2]。商品として発売する際に、「家庭用ゲーム機用のオリジナル格闘ゲームだとアーケード用のものと違いユーザーに認知されにくい」といった点を鑑みニュース性を持たせようとし、結果として「任天堂のキャラクターたちが闘う」というアイデアが採用されたと語られている[3]。代案として当初はキャラクターデザインに有名イラストレーターの起用か、アニメ作品などとのタイアップなどが検討されていた。このような経緯から、著作権表記はプログラムとキャラクターとで別表記となっており、シリーズのシステム・プログラムに関する著作権は「Original game:」として一貫して任天堂とハル研究所にある他、キャラクターに関する著作権は「Characters:」より後に一括して記されている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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